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バスに関する書籍を買ったら、感想めいたものをブログに書かないといけないシリーズ。 今回は2月下旬に刊行された『BJハンドブックシリーズS83 西武バス』です。 社番:A5-46.KL-UA452KAN(05年車)。2013年8月に記録。 BJハンドブックシリーズでは2度目の登場となる西武バス。前作は旧Rシリーズへリニューアルした2004年刊行ですから、ちょうど10年ぶりとなります。このくらいの間隔だと前作で新車だった車両が古参格として在籍しているので、資料的に丁度良いのではないでしょうか。 さて内容についてですが、車両編・歴史編・紀行編という安定感ある3部構成。巻頭カラーグラビアでは路線車・高速車などの一般塗装だけでなく、西武総合企画に在籍する契約先オリジナル塗装デザインの特定車の一部も紹介しています。 歴史編は前作をベースに修正を加え、「近年」項目を大幅に加筆しています。ちなみにRシリーズの歴史編で掲載していた、70~80年代に撮影した写真を1ページにまとめた「筆者のアルバムから」がSシリーズで終了していたことに今更気付きました。「終点の構図」は上赤坂。紀行編は本作も女性の方による執筆で、「武蔵野の秋 秩父の秋」と題した乗り歩きルポとなっています。 本作もハンドブックシリーズらしい安心した内容となっていますので、感想めいたものはこんなところにして、以下、小生手持ちの西武バス及びグループ会社の車両画像を自己満足的に並べていきます。なお、型式・年式は掲載の車両リストを参照しました。 社番:A4-976.KL-UA452MAN(04年車)。2013年12月に記録。 西武バスは1970年代後半から長らくUD車を主力として導入してきました。富士重工のバスボディ製造撤退後は順当に西工ボディが登場。西武バスは路線エリアや営業所毎で異なる仕様を導入しているため、同型式でもバリエーションは豊富。この車両は中扉引戸仕様でデンソーエアコンを採用したM尺ワンステップ車。中乗り仕様のため、中扉上部に車外灯を装備しています。 社番:A4-984.KL-UA452KAN(04年車)。2013年8月に記録。 短いK尺も並行して導入。都区内営業所配置車には中扉4枚折戸仕様を採用した車両も在籍しています。かつてツーステップ車ばかりだった頃の都区内営業所には3扉車も在籍していました。 社番:A8-296.PKG-AP35UM(08年車)。2014年2月に記録。 西工ボディのワンステップ車と並行して08年よりOEM車のAPも導入しています。APの初期導入車はヘッドライト間を黒色に塗装し、ブラックサッシを採用していました。 社番:A2-614.LKG-MP35FM(12年車)。2013年12月に記録。 UDの新車バス販売から撤退で空いた主力メーカーの座を見事射止めたのは、なんと三菱ふそう車。諸事情で1980年代以降、三菱ふそう車は長いこと西武バスで冷遇されてきただけに、この結果は驚きました。11年以降、着々と増備が続いています。この車両は中扉引戸仕様のワンステップ車。 社番:A3-589.QKG-MP35FM(13年車)。2014年2月に記録。 2012年後半導入車から再び黒サッシを採用。画像は中扉4枚折戸仕様のワンステップ車。 社番:A3-664.2014年2月に記録。 いすゞ車は1998年から導入を再開。一時期は都内をUD、埼玉県内をいすゞと言ってもよいくらいまとまった台数が導入されました。2011年に三菱ふそう車が主力の座を射止めてから導入台数は激減。久々に一般乗合車として登場したのがハイブリッド車で、画像の車両は掲載のリスト締切後に登場した模様。 社番:A8-283.PDG-JP820NAN(08年車)。2014年2月に記録。 一時期各社で導入が相次いだ中型幅の10.5m低床車ですが、西武バスではJPを少数導入しています。三菱ふそうの中型車エンジンを搭載したPDG規制車のJPノンステップ車は小平営業所のみに在籍する少数派です。 社番:1644.ADG-RU1ESAJ(06年車)。2013年11月に記録。 続いて高速車の画像。側面固定窓仕様のいすゞガーラハイデッカー。2011年に開業した大宮・池袋・横浜と福岡を結ぶ「ライオンズエクスプレス」で採用された、「レジェンドカラー」デザイン。高速車の標準色となり、車体更生にあわせて既存車の塗り替えも進められている模様。 社番:1103.LKG-RU1ESBJ(11年車)。2013年11月に記録。 とはいえ、まだまだ高速車の多くは西武グループ共通デザインのライオンズカラーとなっています。この車両は側面固定窓仕様で床下仮眠室を装備した3列シート車のいすゞガーラハイデッカー。 社番:1529.KL-RA552RBN(05年車)。2013年11月に記録。 こちらは西工SD-ⅡボディのUDスペースアロー高速車。このあたりの車両の一部も既に代替されているというのだから時がたつのも早いものです。 社番:1184.KL-RA552RBN(02年車)。2013年11月に記録。 時がたつのも早いと言えば、長らく西武バスで顔的存在だった富士ボディの車両も路線・観光含め残すところわずか。観光型最終モデルの1M・1Sボディも西武高原バスへの転籍が進んでいます。そんなグループ転籍車を3台ほど。まずは直結冷房仕様で元々羽田・成田空港リムジンバスとして登場した1Mボディ。 社番:1185.KL-RA552RBN(01年車)。2013年11月に記録。 こちらは床下オートエアコンを装備した1Mボディ。西武バスが導入した富士1Mボディは観光車含め10台のみとなっています。 社番:1294.KL-RA552RBN(02年車)。2013年11月に記録。 スーパーハイデッカーの1S。高速車は側面固定窓の4列シートという仕様を11台導入しましたが、こちらも既に一部が代替済となっています。 社番:1215.QPG-RU1ESBJ(12年車)。2014年1月に記録。 貸切車は特別車を除き、グループ共通のライオンズカラーを採用。画像は西武観光バス在籍のいすゞガーラハイデッカーで、中央トランク部に車椅子用リフトを装備しています。この日は池袋と苗場プリンスホテルを結ぶ期間限定運行の「苗場ホワイトスノーシャトル」運用に入っていました。 社番:S-369.PDG-RM820HAN(09年車)。2014年2月に記録。 学校・企業送迎といった特定バス運行や清掃・警備業務などを行っていた西武総合企画。2012年に会社分割により、設立当初の特定バス専門事業者に戻ったとのこと。在籍車両は各学校・企業向けに新造した車両・自家用からの引継車・西武バスからの古参乗合転籍車などバラエティに富んでいますが、特定バスゆえ部外者が乗車する機会は限られています。そんな西武総合企画の車両の中で比較的容易に乗車出来そうなのがショッピングセンターなどへの送迎バス。画像は「ザ・モールみずほ16」への送迎バス専用車となっている前中扉仕様のRM。前中扉仕様ですが、ホイールベース4400mmの送迎車モデルのためツーステップ車となっており、各扉下には格納ステップを装備。 次回刊行はハンドブックシリーズで3度目の登場となる「京浜急行バス」。 社番:NH4365.2014年2月に記録。 画像は分離子会社の羽田京急バス所属車両ですが、そこはご愛嬌ということで。 とりあえず羽田空港で空港リムジンバス、ターミナル無料バスあたりを記録しに行きますかね。 PR |
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