細々と更新しています
ごく当たり前に思えていたことが当たり前でなくなった。2011年3月11日は大きな節 目となりました。今小生のできることは、買占めしない、節電する、そして無駄なブログ 更新をしないことです。拙ブログは今後も計画停電実施時間外の可能な範囲で更新を していきたいと考えています。せっかく更新するのであるから、無駄な内容にならぬよ う心がけていかなければなりません。こんなにハードルを自分で上げて大丈夫なのか? ということで、月末恒例バス雑誌の感想という名の力不足。奇数月はバスマガこと、 『バスマガジン 46号』です。 特集は「突然変異?試作車?いえいえ大人の事情かも!? 世の中に1台しかない!? 希少 車両」。掲載車両はおそらく世界に1台しかないと思しき北海道中央バスに在籍する富士 7Eボディの日野大型9m車RUのほか、仕様が少数な車両、廃車代替によって希少車 両になったものも含まれています。掲載内容に比べると、ちょっと大げさなタイトルという のが正直な感想。 社番:2813.画像は2009円に記録したものを再掲。 長崎自動車のノンステップバスも少数仕様ということで掲載。「車高を200mmアップし て坂の町長崎での走行を可能に 」したとのこと。「タイヤとタイヤアーチの隙間が大き い 」ということですが、この画像ではちょっと分かりにくいかもしれません。 総力特集第3弾の「さようなら、エアロキング」。全製造車両の納入先と1&2型の自家用 登録車を含めた現役車両を紹介しています。地味ながら、資料的価値のある内容です。 白黒ページの特集は2本掲載。「ここまで新しくなった九州のバス網」は九州新幹線全線 開業にともない登場した高速バスの新サービスや路線、新たに開業した一般路線バスや 定期観光バスなどを紹介。 「再編成される名古屋市営バス徹底レポート」は地下鉄桜通線の徳重延伸にともなう路 線再編をまとめています。 社番:S-559. 画像は2011年2月に路線再編前の徳重で記録したツーステップ車。記録した時点で 既に再開発で造られた商業施設はオープンしており、あとは地下鉄延伸を待つばかり といった状況でした。この時に記録した画像はいずれ並べていく予定。 なお、当然ながらどちらも路線開業前に取材した内容ですから、次号以降にフォロー記 事をお願いしたいところです。 また、「みんなが期待する!沖縄らしい風景を満喫!!」と題した53系統志喜屋線乗車記 の掲載もあります。車窓から沖縄らしいサトウキビ畑や青い海を眺めることが出来る南 部路線の魅力を紹介しています。 沖縄200か95.2010年に記録したものを再掲。 掲載された情報によれば、琉球バス交通百名車庫の5Eは画像の1台のみとのこと。 横浜市交通局移籍車5Eがまだ残っていたとは少々意外。 バス会社潜入レポートは「川崎市交通局」。西部の丘陵住宅地から東部の臨海工業地 帯まで市内全域に路線網を持つ公営バス事業者です。2004年に事業再編の一環とし て、アクアライン高速バスからの撤退や菅生車庫を廃止しました。翌年以降も一部競合 路線の移譲や営業所の委託など行い、市営バスとしての存続を目指す取り組みが続け られています。 局番:H2739. 画像は上平間営業所を臨港グリーンバス(当時)に委託を開始した頃に記録した画像。 当初は一部路線のみの委託だったことから、赤い「受」ステッカーで区別されていました。 管理委託は引き続き行われ、2011年度からは菅生車庫を復活させて、相模神奈交バ スに委託するとのこと。委託事業者にかなり違和感があります。 在籍車両は長らくいすゞと三菱ふそうのK尺車中心で揃えられていましたが、入札方式 の変更により現在は4メーカー揃っています。 局番:S4487.PKG-RA274PAN(08年車)。 近年はラッシュ対策で塩浜と鷲ヶ峰営業所に標準尺車や長尺車を導入しています。 交通局HPの入札結果によれば、今年は久々に三菱ふそう車やワンステップ車が導入 されるようです。このほか「シャトルバス型」と称される中型・小型車も導入されることか ら、今後の川崎市交通局の取り組みからも目が離せません。 「西日本車体工業歴代バスボディ徹底解説」の4回目は観光タイプの58MCボディのS型 ・初代C型・SD型を紹介。 大分22か1687.2009年に記録したものを再掲。 掲載写真で大分交通の三菱ふそう車がありましたので、ここでは同じくAPU線に転用さ れた日野車を並べておきます。関東在住者にとっては58MCのB型ボディ以上に馴染み の薄いボディでしたが、近年関東地方でもいわゆる新免事業者に移籍車両で活躍する 姿を見られるようになるとは思いませんでした。 事業者別この1年の話題を振り返る「Things happened in a year」。前号で表紙のみ フライング掲載された京都市交通局が満を持して登場。自動車NOx・PM法対象地域外 ということもあり、代替対象は93~94年度導入車が中心。新車が西工ボディ中心という ことも京都市交通局らしさを感じます。 「全国バスターミナル探訪」は博多バスターミナル。長らく福岡駅交通センターと呼ばれ た博多駅前に隣接するバスターミナルです。 青信号になるたび西鉄バスを中心に次々とターミナル出場口からバスが出て行く光景は 圧巻です。 「乗降ドアの変遷」は3ドア。3扉車の多くはラッシュ時対策として導入され、終点ターミナ ル駅での降車時に威力を発揮してきました。東武バスの3扉車は多区間前後扉、均一 運賃前中扉の原則に対応するためと、やや導入意図が異なっていましたが。 熊本200か483.2009年に記録したものを再掲。 移籍車では画像のように競輪場送迎バスで活躍しているものや、空港ランプバスといっ た限定した用途で3扉を生かしている事例は少数派。本文にもあるように主に後扉を埋 めてしまう事業者、そもそも3扉車の導入を敬遠していた事業者が多かったのも実情。 国内移籍事例は少数にとどまります。 「移籍車両の元事業者判別法」は西東京バスJPの判別法を紹介。次号へのクイズは松 本電気鉄道で活躍するエアロスターMボディのU-MP618Kを出題。前後扉で角目ヘ ッドライト、フォグランプ無し、しかもエアサスとこれだけ特徴的な仕様は大阪市交通局か らの移籍車両と分かります。いつも画像を並べていますが、今回は手持ち無しということ で省略。 路線バス全方位レポートは「埼玉県中央・東部」。 社番:9631. 長らく国際興業バスと東武鉄道が中心となっていたエリアですが、特に東武鉄道の直営 バス事業の再編で様変わりしました。 今号では東武バス各運行会社と朝日自動車グループ、国際興業バス、新規事業者から はジャパンタローズを紹介しています。「代替輸送を担う新規参入事業者 」として大和観 光自動車・マイスカイ交通・メートー観光・埼京タクシーはリストのみの掲載となっていま す。ただ大和をこの3社と一緒の扱いにするのはかなり強引な印象。次号の丸建・協同・ ライフあたりとあわせてしっかり掲載して欲しいものです。 「今号の気になりバス事業者」は2号続けての休載、もはや連載していたことを忘れつつ ある「全国乗合バス100選」も休載です。 今号の内容も過去の車両から乗りバス記まで、本当に様々な「バスが好き」が盛りだくさ んな1冊となっています。「都内限定」というような注釈も無いですし・・・。 次号予告は「ノンステップバスだけじゃない!リフト車の移籍も続出!! 最近の中古車事情」 移籍車ファンとしては楽しみな特集です。 社番:721. 関西系では早い段階で前中扉ワンステップ車を導入した高槻市交通局移籍車が地味に 増殖中。このほか、前中扉車の大量廃車で移籍事例が続出している名古屋市交通局移 籍車などを追いかけるのでしょうか?洋泉社の『僕バス』シリーズの二番煎じにならない ことだけが心配です。連載で移籍車両としているのですから、中古車と題するのはいかが なものかという細かい注文もつけておきます。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照したものになります。 PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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