細々と更新しています
今日は気が向いたのでブログを2回更新。といっても、速報性の無い12月の某日に立 川競輪場無料送迎で使用されていたバスの記録なんですが。一応前回の続きです。 エアロスターMなどはこちら→mrjohso5003.blog.shinobi.jp/Entry/143/ 型式はBJニューハンドブック「小田急バス・立川バス」を参照させていただきました。 H894、KC-MP317M(96年車)。立川競輪場と専門チャンネルのラッピング車。 競輪送迎に使用するにはもってこいというか、ここで使わずどこで使うといったところ。 PR イベント会場など、人が集中する日だけに、最寄り駅から直行バスが走ることはよくある
東京の関東バスは富士重工ボディ、3扉車、E-MATICとマニア的に興味深い事業者
です。また住宅地を走る路線環境から、多くの路線でラッシュ時はもとより昼間も高頻 度の運行をしています。 また、関東バスの路線には泉麻人風に言えば、「キリキリの狭い道に突っ込む」という ような商店街や住宅地の狭い道を走るものが少なくありません。 牟礼行き廃止跡を見に行った(参考:mrjohso5003.blog.shinobi.jp/Entry/96/) 際に紹介した烏山線(烏01)もそんな狭隘路線の一つです。 烏山線は小田急バスや関東バス(荻58)の千歳烏山駅停留所より東側にある烏山を起 点に久我山病院を経由する循環路線で、沿線に寺が密集しており、寺院通○番といっ た停留所が多いことが特徴です。いささか古い引用になりますが、 「関東バスの知人から送っていただいている社内報「かんとう」によると、この道の幅は 僅か三.七メートルで関東バス随一の狭隘道という」※1 泉麻人(1997)「寺巡りのローカル線」『大東京バス案内』,実業之日本社より※2 とあるように大部分を非常に狭い一方通行路を走っています。 ※1 約10年前の書物からの引用です。拡幅工事などで変わっている可能性があります 烏山線の個人的なハイライトは国学院停留所付近。東八道路に通じる下本宿通りとぶ つかるT字路をタイミングよく右折する様は芸術的です。路線はこのあと久我山病院で 若干時間調整をして烏山に戻ります。 烏山線は基本的に車幅2.3mで長さ9mの中型バスが使用されていますが、wikipedia によれば彼岸時などの多客時は大型車の運用もあるとか。ぜひ一度拝見したいものです。 車内中吊りの新企画として泉麻人氏による関東バス沿線案内エッセーが掲示されています。 第一回の紹介路線は「烏山線」です。バスエッセイスト第一人者というべき泉麻人氏の面目 躍如といった企画です。ある程度まとまったら冊子にしてほしいものです。 <おまけ> 東京では元々少数派の前後扉車ですが、立川バスでも残り1台といよいよ・・・といった感じ。 厳密に言えば伊豆諸島の大島に関東中古がいるようなので絶滅ではないのですが。 ※2 この本は2001年に講談社より文庫化されています 10月の五日市街道営業所路線再編で廃止となった関東バスの烏20「牟礼七丁目」、
10月15日をもって、関東バスでもある種有名な路線の運行が終わります。
その路線とは牟礼行きです。かつては昼に久我山病院からの回送をかねた運行も ありましたが、現在では千歳烏山駅からの最終バスの1日1本となっていました。 長いこと『東京都内乗合バス・ルート案内』※や関東バスの路線図に掲載されていな い幻の路線となっていました。※近年発行のものには掲載あり そんな幻の路線(いわゆる免許維持路線)牟礼行きでしたが、牟礼7丁目を循環する 烏20系統とともに廃止となるようです。 ただ、廃止を知らせる看板が牟礼七丁目付近を循環する烏20系統バス停のみという ことや、車内掲示の「関東バスニュース」・配布チラシ、これまでの免許維持路線とし ての状況から、自分はてっきり牟礼行きは残るものだと思っていました。 しかし、10月10日に公式HPで廃止発表があり(烏20-2という系統ということを初めて 知りました)思い込みだったことが分かりました。 |
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