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九州ネタが続いている拙ブログ、たまには話題を変えて軽めの更新。バスに関する書
籍を買ったらブログに書くシリーズ、11月に刊行された『BJハンドブックシリーズR75
ジェイアールバス関東』です。

紀行編・歴史編・車両編の3部構成はいつもと同じですので、内容についての詳細は省
略。終点の風景は福島県の「祖父岡」です。

さて、本作がハンドブックシリーズ3冊目となる「ジェイアールバス関東」号。前作はニュ
ーハンドブックシリーズ時代の2002年ですから、本作刊行までの間に事業環境は大き
く変化しました。一般乗合路線は2002年時点も乗客減少で厳しい状況でしたが、比較
的路線は維持されていました。それが約10年の間で大幅に縮小掲載しました。掲載の
路線エリアを見比べると一目瞭然、地域の足を守るという題目だけでは解決できない実
情を目の当たりにした気分です。
収益の柱である高速バスも、路線環境の変化で大きく変わりました。

メガライナー(つくば線時代)










なかでも混雑対策の切り札として、全長15mの「メガライナー」も導入された「つくば線」
がここまで衰退するとは想像できませんでした。ちなみに前作刊行時点でメガライナー
は登録前ということで写真掲載無し。結局歴史編の1枚で紹介されるだけになるとは・・・。

ということで、ここからは小生手持ちのジェイアールバス関東の車両画像をいくつか並
べていきます。なお、画像の型式・年式は掲載の車両編リストを参照しております。

<高速車>
H654-08401









社番:H654-08401.BKG-MS96JP(08年車)。
諏訪支店配置のエアロエース。この車両は側面固定窓・冷房装置仕様となっています。
思いのほかジェイアールバス関東の手持ち画像が無い小生。一時代を築いた感のある
ボルボ高速車も記録出来ないまま全廃されてしまいました。とりあえず早いうちに東京
駅八重洲口&日本橋口周辺に行かないと後々悔いるかもしれません。
PR
忍者ブログの変更で広告が表示されるようになって約1ヶ月。ブログの内容と特に関係
ない広告が表示されるようで、成人女性向け玩具の広告が表示された時はひっくり返り
ました。そして思わず広告をクリック。それにしてもいろんなスポンサーの広告があるよう
で、営業努力に頭が下がります。ダメサラリーマンの小生も見習わなければなりません。
ということで、月末恒例バス雑誌の感想という名の、多少ブログ内容と連動した広告を表
示してほしいよね。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル128号』です。

特集は「ポスト新長期排出ガス規制適合の新型車に乗る」と題したお馴染みのインプレッ
ション記事。今回は日野ポンチョ、三菱ふそうローザ・エアロエース ショートタイプMMの
3車種を紹介しています。
三菱ふそうの2車種は今回のモデルからどちらも尿素SCR方式を採用。自家用ユーザー
も少なくないマイクロバスにも尿素使用という英断が吉と出るかどうか。湿式クラッチを採
用した機械式ATの「DUONIC」仕様も気になるところです。

A29204









社番:A29204.画像は2006年に記録したもの。
湿式クラッチ採用の機械式ATといえば、日野EEドライブ。クラッチの経年変化でガコガコ
とぎこちない動きをしていましたが、「技術革新で克服されており、今では摩耗が少なく安
定した性能維持できる点がメリットとなっている
」とのこと。走行などに関しては、これまで
のインプレッション記事同様問題は特に無さそうな書き方となっていますが、はたしてどう
なんでしょうか。ただ、いつまでもバスに機械式ATはNGという考え方を再考する必要があ
りそうです。

今号ではNewModelsとして、「トヨタコースター/ 日野リエッセⅡ」と「日野セレガハイブリッ
ド」のポスト新長期排出ガス規制適合の新型車も紹介。新長期排出ガス規制適合車でまだ
発表が無いのは中型路線バスモデルのみとなりました。

そして、「ヒュンダイ・ユニバース ゆとりの仕様を追加設定」と題したユニバース記事も掲載。
横1+2列のゆとり仕様はさておき、150台以上を網羅した「ヒュンダイ・ユニバース導入事
業者一覧」に注目。記事にもあるように「最近の販売実績は既納事業者からのリピートオー
ダーが目立つのが特徴
」を実感します。

1056









鹿児島200か1056.ADG-RD00(年車)。
ヒュンダイ・ユニバースの導入事業者といえば、いわさきグループ。グループ会社が販売
代理店となっていることから、まとまった台数が在籍しています。画像の車両はいわさき
バスネットワーク所属で鹿児島空港へのリムジンバスとして活躍しています。

882









熊本200か882.LDG-RD00(11年車)。
正面に行先表示を追加したり、顧客要望を短期間で反映させるのは立派。画像の車両は
九州産交バスに登場したLDG規制車のユニバース。地方主要事業者への導入が加速し
ていくのでしょうか。
さて、画像から推測できるかもしれませんが、「大分で見たバスシリーズ」終了後も引き続
き九州ネタでひっぱっていく予定。
忍者ブログの仕様変更とやらで、無料ユーザーのブログには9月28日から最新エント
リ下部などに広告が掲示されるようになりました。低賃金に悩む小生が、不人気ブログ
で一儲けを企みはじめた訳でないことをあらかじめ御報告いたします(考えすぎ)。
かつては「広告少な目」が売りだった忍者ブログも、変わりつつあるようです。拙ブログ
をマメにご覧の方は、若干読みにくい配置となり申し訳ありません。タダ乗りユーザー
故、この配置でお付き合いいただきますよう、宜しくお願い致します。また、9月30日を
以てトラックバック機能が廃止されます。トラックバックいただいた方々、ありがとうござ
いました。

さて、「電力使用制限令」解除にともない、拙ブログの更新回数制限も解除。楽な方に流
れがちな小生自身にムチをいれていく所存。というわけで、月末恒例バス雑誌の感想とい
う名の直線捲くり。奇数月はバスマガこと、『バスマガジン 49号』です。

巻頭特集は「沖縄のバス Enjoy Guide 2011」。沖縄の路線バスに乗りに行こう!!のサブ
タイトルの通り、運行本数の比較的多い路線バスを利用して行くことが出来る沖縄本島各
地を紹介しています。海の見える場所や観光地はもちろん、

開南交差点









県庁北口交差点や開南といった小生の沖縄定番スポットも紹介、さすがマニア向け雑誌。
画像はバス停位置の関係で、左車線から右折する開南交差点。信号の事情を知らないレ
ンタカーが飛び出してきてヒヤリ・ハットな交差点でもあります。

那覇バスターミナル旭橋









ちなみに、那覇バスターミナルの111番高速バス乗り場や対面にあるバス停は「旭橋」。
那覇バスターミナルは通りますか?と思わず聞いてしまうことが多い、沖縄初心者を悩ま
せるポイント。89番糸満線は那覇バスターミナルを起点に、開南を経由して反対側の旭
橋を通るルートなのでご注意を。

165









沖縄22き165.
特集は車両についても細かく紹介しています。沖縄バス・東陽バスに在籍するナナサン
マル保存車は当然のこと、「引退の続く 沖縄仕様の車両たち」として90年代前半頃まで
に登場したトップドアの自社発注車も紹介。

45









沖縄22き45.
それにしても、ライトベゼルの色が微妙なこの車両を勿論、那覇バス市外線からP規制
車のキュービックが引退したとは驚き。シートだけでも再利用して、東武移籍車のパイプ
椅子を取り替えてほしいものです。

さらに、「沖縄本島4社最新車両ガイド」として、貸切車を含む自社発注の新車はもちろん
スカイマークランプバスで活躍する名古屋市交通局3扉移籍車、京王電鉄バスグループ
からのセレガ移籍車といった比較的最近導入された車両も紹介。移籍車追跡マニアの小
生的に沖縄は来年行けばいいか、と思える充実ぶりです。
移籍車については元事業者毎にまとめて紹介しているので、京浜急行バスグループから
バラエティに富んだ車種が入ってきていることを実感。第一交通産業傘下の那覇バス・琉
球バス交通の2社で大量導入しているだけあって、「すでに100台を超える最大勢力とな
った
」とのこと。

328









沖縄200か328.
この車両が導入された頃、ここまで京浜急行バス移籍車が増えるとは想像出来ず。

775









沖縄200か775.
「最新車両ガイド」はかなり細かくまとめていますが、もちろん全車紹介とはいかず。
そんな未掲載車両から、沖縄バスで活躍する中型車を並べておきます。
更新内容はほぼバスネタオンリーとなっている拙ブログ。やはり9月20日はスルー出来
ない話題になります。そんなこんなで、同名エントリが4年連続することになりましたが。

さて、1903年9月20日に京都で日本最初の乗合バスが運行を開始したことを記念し、
日本バス協会では9月20日を「バスの日」と制定しています。

かよこバス









もっとも、「日本最初」といわれるものに対して異論はつきもの。日本で初めてバスが運行
されたのは京都ではなく広島とも言われています。画像は広島県広島市JR横川駅前に
復元展示されている「かよこバス」。まあ異論の詳細についてはwikipedia等を参照いただ
くことにして、近年はこの時期に集中してバスをPRしたイベントが行われています。
このブログをマメにご覧いただいている方は、既にどこぞのイベントに出かけているかもしれ
ません。

福島バスまつり










もちろん小生も。今年も「福島バスまつり」へ出かけました。
先日、東京空港交通の乗車予約を悪用し、座席の架空予約を繰り返していたという容
疑者が逮捕されました。架空予約を繰り返した理由は「混んでいるバスが嫌だった」とい
うトホホなもの。そこまでして、バスファンではお馴染み「オタ席」と呼ばれる扉側最前列
に座りたかったようです。リムジンバスでテイクオフ気分を味わいたかったのでしょうが、
東京空港交通からしてみれば迷惑千万な話です。なぜ始発バス停から乗らなかったの
かが分かりませんが、そもそもトホホな事件に「なぜ」を求めるほど無意味なことはありま
せん。小生も残り少なくなったJAに乗るために羽田空港で1時間近く待ったことがあるだ
けに、このような事件があると、見た目バスオタが積極的に「オタ席」確保することは控え
ねばと考えたり。ということで、月末恒例バス雑誌の感想という名の自意識過剰。偶数月
はバスラマこと、『バスラマインターナショナル127号』です。

今号の事業者訪問は2社。まず高志観光バス以来18年ぶりの福井県事業者訪問となる
「福井鉄道」。「鉄道・バスの両方の機能を有効に活かすため  」路線バスをフィーダーバス
化しているとのこと。輸送人員が年毎に激減しており、正直厳しい状況であることは間違い
ありません。2008年に名鉄グループを離れ、地元資本による運営となったことで鉄道・バ
スどちらも生き残るための戦略なのでしょう。

1554









1554r









福井22か1554.KC-MS822P(96年車)。
福井鉄道の手持ち画像はこれくらい。増車便で活躍していたエアロクィーンⅡ貸切車。

続いて2社目は「規模は小さくても元気なバス事業者訪問」と題した、富山県の「イルカ交
通」を紹介。1999年に貸切バスへ参入した比較的新しい事業者ですが、2008年に路
線免許を受け、小矢部・高岡と名古屋を結ぶ「きときとライナー」の運行を開始しています。

758









富山230あ758.PKG-RU1ESAJ(08年車)。
専用車両は登録番号を語呂あわせで「758(なごや)」で取得。いまいちな画像ですが、こん
なところで役に立つとは。
2011年4月より金沢から砺波・高岡・富山を経由し東京を結ぶ「ドルフィンライナー」の運行
も開始しています。「金沢-東京間には既存の路線バスが多いこともあり、こちらは自社の
旅行部門が企画販売する都市間ツアーバスの形態をとっている
」とのこと。専用車両は「全
席個室タイプ」と銘打った乗客定員20人のゆったりした仕様、他社との差別化を図っている
ようです。ツアーバス=違法とまでは言いませんが、このあたりをもう少し突っ込んでほしか
ったもの。核心をぼやかした今号のバスラマにはがっかりしました。
定員や特殊な車両を使用する故、ツアーバス形態の方が運賃・運行に優れているのでしょう
が、補助金のあるコミュニティバスとクリームスキミングのツアーバス運行が「元気なバス事業
者」の理由というのであれば残念な話です。

今号にはがっかりしたので、特集などは簡潔にまとめるだけで失礼します。


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