細々と更新しています
先日バスの方向幕を盗んだ男が逮捕されたという事件がありました。報道によると、 営業所に駐車中のバスに忍び込んで方向幕を盗んでいたというから随分大胆な犯行 です。しかも不要な方向幕はインターネットのオークションで売っていたとみられるとい うことですから、あいた口がふさがりません。バス事業者主催のイベントが目に見えて 増えたことなどから、バス趣味人口が拡大していることを実感していましたが、ともなっ て困った方々も増えているのかもしれません。容疑者の年齢が小生と同じというところ に、少々ヤバさを感じます。小生はあらためて道を外すことなくバス趣味を続けていく よう誓った次第。というわけで、月末恒例のバス雑誌の感想という名の人のふり見て、 我がふりなおせ。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル139号』です。 今号は特集と銘打ったものはなく、事業者訪問やレポート・トピックスが中心となってい ます。巻頭を飾るのは、従来の高速乗合バスと高速ツアーバスが8月1日に「新高速乗 合バス」へと移行した話題。「新高速バス発車!利用者の利便性は?」とバスラマらしい タイトルで、「新高速バス最初の日の、新宿・横浜・川崎と名古屋の各ターミナルの様子 を紹介 」しています。 東京側の主要ターミナルの一つである新宿駅西口。ツアーバスからの移行組がどこに 停留所を設置するのか?そもそも出来るのか?など「新たな停留所確保には注目が集 まって 」いました。画像の都営バス「新宿郵便局前」停留所のように、「夜間は運行が無 かったり便数の限られる停留所に同居する形 」で確保したところもあれば、新宿駅から だいぶ離れた新宿中央公園沿いの停留所からも発着しています。同じ事業者でも路線・ 便ごとに乗車停留所が異なることから、「新高速バスは待合所での集合・受付が基本と なり、そこから係員が利用者を引率してバスに誘導していく 」方法がとられています。新 宿の高層ビル街をゾロゾロと歩いていく姿を見かけるようになりましたが、雨天時などか なり大変そうです。 ツアーバスから新高速バスへの移行組で最大手となるウィラーは、「Pontaポイント」を 導入しました。PRラッピング車の右斜め後ろ側からの画像を枚数稼ぎに並べておきます。 レポートでは三重交通に登場した「神都バス」、岩手県北自動車の電気バスについてを 紹介。 「AT搭載の最新シティバスの実力を探る」の10回目は小田急バス。「2011年購入車か らAT車への切り替えを進めており、いすゞ・ふそうのどちらも新車はAT 」となり、一気に AT推進事業者へと変化しています。 社番:12-A372. レポート10回目にして、ここまでATを好意的に評価した事業者は初めてです。画像は 12年導入のいすゞLRで、もちろんAT車です。 事業者訪問は北海道内を中心とする2事業者を掲載。 まずはを道東の帯広市をメインとする「十勝バス」。「2011年度には約40年ぶりに増 収を達成した 」ことで話題になりました。本文では増収を達成した施策や取り組みなど を中心に紹介しています。「バスを利用されない方は総じてバスが「不便」というより 「不安」だから使わないのではないかという状況 」に着目したところに凄さを感じます。 帯広22う284.U-RU3FSAB(94年車)。2011年5月に旭川駅前で記録。 さて、いつもは小生手持ちの画像を貼りつけていくのですが、十勝バスの画像は旭川駅 前で記録したこれだけ。フロント1枚ガラスのスーパーハイデッカーなセレガGD。この車 両は現在も帯広と旭川を結ぶ「ノースライナー」で運用中のようです。 そういえば、バスマガジン55号で1981年式のいすゞK-CCM370を車庫で保管して いるという記事がありましたが、今回の事業者訪問でそのような記述は見られず。書くま でもなかったのか、それとも保管を中止したのか。どうなんでしょう。 続いては大阪バスグループの「北海道バス」。「バスラマ123号」の事業者訪問で、大阪 バスグループの1社として既に紹介済み。今回は北海道バスの近況、特に都市間高速バ スを中心にごく簡単にまとめています。インタビューの対象となったのが北海道の現場を 指揮する役員の方ということもあり、大阪営業所に関して全く触れられず、特に書かれてい ないのが残念。車両アルバムでは北海道バス前身の北海観光バス時代の写真も掲載し ています。 札幌230あ932.2012年5月函館駅前で記録。 こちらも小生手持ち画像は1枚のみで、しかもブレブレ。セレガRのFD貸切車ですが、巻 末の在籍車両一覧に掲載がありません。代替済?もしくは大阪営業所在籍?詳細不明。 連載では、バスドライバーの誇りや厳しさを綴った「新 バスドライバーのひとりごと」のほか、 新たに「編集長のひとりごと」もスタート。ひとりごとが多すぎです。久々の掲載となる「バス のカタログ」では三菱ふそうMS5/MS6シリーズを取り上げています。ちなみに前号から新 連載として始まったばかりの「日本のバス輸出はいま」は休載となっています。 今号もタイムリーな話題から事業者の増収にむけた取り組みについてなど、バスラマらしい 手堅い1冊となっています。 次号予告は、事業者訪問がバスラマ初掲載となる相鉄バス、最新バス機器・用品ガイド、 日本のバス輸出はいま②、ほかとのこと。相鉄バスはバスマガジンの後追いとなりますね。 最近の画像を撮りにいかねば・・・。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照しています。 PR |
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ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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