広島市内で見たバス２０１６（広島バス編その３）

８月に広島市内へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め、「広島市内で見たバス２０１６」シリーズ。まだまだ続く広島バス編、今回のその３では、記録出来たＵＤ車の一般乗合移籍車画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「広島バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル １５７号』（２０１６），ぽると出版 を参照しました。



社番：３３５．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９４年車）。
広島バスでは古参車代替のため９０年代から移籍車導入を開始し、東京都交通局からＵＡと三菱ふそうのＭＰがやってきました。東京都交通局の廃車売却が当時の知事の意向により基本解体のみとなってから、首都圏を中心とした様々な事業者からの移籍車が登場するようになりました。まずは西武バスからのＵＡツーステップ移籍車。
  


社番：３４１．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
同じく西武バスからの移籍車ですが、こちらはＬＥＤ式行先表示を装備。このあたりの移籍車からＬＥＤ式行先表示の装備が基本となりますが、導入のタイミングなどで稀に方向幕を装備した車両が登場しています。

社番：３８１．ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＳＮ（９７年車）。
短いＨ尺で側面黒サッシ窓仕様のＵＡは東急バスからの移籍車。東急バスからの移籍車といえば東急グループに関係した事業者中心という流れでしたが、このあたりから変化したようで広島の事業者にもやってくるようになりました。東急バスからの移籍車は側面行先表示位置を中扉後部に移設改造を行っているほか、中扉や非常口窓周りも黒色に塗装しているため一体感が出ています。




社番：３８５．ＫＣ－ＵＡ４６０ＨＳＮ（９６年車）。
同じくＨ尺のＵＡですが、銀サッシの車両は江ノ電バスからの移籍車。広島交通も移籍車導入を開始し、同じ事業者からの移籍車がほぼ同じタイミングで両社に登場するようになります。



社番：６０３．ＫＣ－ＵＡ４６０ＬＳＮ改（９９年車）。
現在の広島バスの移籍車でまとまった台数在籍しているのが、新京成バスから中扉４枚折戸仕様のＵＡワンステップ車。車椅子対応のスロープを装備していることから低床車塗装となっています。



社番：６１６．ＫＬ－ＵＡ４５２ＫＡＮ（０３年車）。
首都圏からの移籍車にも西工ボディ架装車がやってくる時代となりました。短いＫ尺ワンステップ車は西武バスからの移籍車。



社番：６１７．ＫＬ－ＵＡ４５２ＫＡＮ改（０２年車）。
新車にノンステップ車を本格導入するようになった広島バス。ノンステップ車の移籍車も解禁となった模様。富士新７Ｅボディのノンステップ車は東急バスからの移籍車。広島バスに富士ボディのノンステップ車が今頃になって初登場となりました。



社番：６１８．ＫＬ－ＵＡ４５２ＫＡＮ改（０４年車）。
こちらの西工ボディのＵＡノンステップ車は西武バスからの移籍車。西武バスはＵＤ車を早めに代替する方針のようで、広島バスなどＵＤ車愛用事業者に西工ボディの車両がどんどんやってきている状況です。