広島市内で見たバス２０１６（広島バス編その４）

８月に広島市内へ出かけた際に記録したバス画像のよせ集め、「広島市内で見たバス２０１６」シリーズ。今回の広島バス編その４では、記録出来た三菱ふそう車の一般乗合移籍車画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「広島バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル １５７号』（２０１６），ぽると出版 を参照しました。 
  


社番：７２２．ＫＣ－ＭＰ７１７Ｍ（９７年車）。
三菱ふそう車の移籍車は、初期に導入した東京都交通局からの移籍車が既に姿を消し、純正ボディのエアロスターは立川バスからの移籍車が数台残るのみ。メインはニューエアロスターボディの車両となっています。まずは中扉引戸仕様のＭＰエアサスワンステップ車は高槻市営バスからの移籍車。

社番：７２３．ＫＣ－ＭＰ３１７Ｍ（９７年車）。
こちらの中扉４枚折戸仕様の板バネワンステップ車は相鉄バスからの移籍車。丸型の屋根上通風機器を３箇所装備していた最終期の車両です。この頃の相鉄バスは車椅子対応の装備の無い単なるワンステップ車でしたが、低床車塗装となっていることから移籍導入時に改造したようです。
 


社番：７２７．ＫＣ－ＭＰ７１７Ｋ（９８年車）。
中扉４枚折戸仕様で短いＫ尺のエアサスワンステップ車は横浜市交通局からの移籍車。こちらは横浜市交通局時代から車椅子対応のスロープを装備しています。この日は鈴商線の運用に入っていました。
鈴商線は広島バス唯一の中型車専用路線でしたが、中型車が引退し大型車による運行となっています。



社番：７３７．ＫＣ－ＭＰ７１７Ｍ（００年車）。
 こちらは高槻市営バスからの移籍車。ワンステップ車ですが車椅子対応の装備が無いため一般塗装で登場。改造するのが大変だったのでしょうか。
 


社番：７４３．ＫＬ－ＭＰ３５ＪＭ（０１年車）。
 


社番：７４５．ＫＬ－ＭＰ３５ＪＭ（０１年車）。
どちらも相鉄バスからの移籍車ですが、製造時期にズレがあるようで、クーラー機器形状が異なります。 
 


社番：７４７．ＫＣ－ＭＰ７１７Ｍ（００年車）。
一般塗装の西工９６ＭＣボディは阪急バスからの移籍車。広島バスは長らく富士重工ボディを愛用してきたため、一般塗装の西工ボディはレアな存在です。 
 


社番：７６２．ＫＬ－ＭＰ３３７Ｍ（９９年車）。
同じく一般塗装ですが、こちらは純正ボディの蓄圧式ハイブリッド車「ＭＢＥＣＳ」。神奈川中央交通からの移籍車で、方向幕を装備しています。登録番号は先ほど並べた相鉄バス移籍車の７４３よりも若い番号ですが、社番は１０台以上あと。何かしらの事情がありそうです。