沼津駅南口で見た東海バスオレンジシャトル（その１）

２０１６年に記録した手持ち画像を有効活用していくシリーズ。ＢＪハンドブックシリーズの感想めいたものをブログで書くため２０１６年１０月に沼津で記録した東海バスオレンジシャトルの画像のよせ集めです。１０～１１月に更新していた「沼津駅南口で見たバス」シリーズの続きともいえます。今回は記録出来た東海バスオレンジシャトル（旧社名：沼津登山東海バス）の自社発注一般乗合車画像をまとめて並べていきます。一部に再掲の画像が含まれていることをあらかじめおことわりしておきます。
 
なお、型式・年式は、『ＢＪハンドブックシリーズ Ｓ９４ 箱根登山バス 東海バス』（２０１６），ＢＪエディターズ を参照しました。



社番：６１８．沼津２００か１１６．ＫＫ－ＬＲ２３３Ｊ１（９９年車）。
かつては一般乗合車をトップドア仕様で導入していた東海自動車。交通バリアフリー法律施行により前中扉の低床車が導入される状況となった今も、乗降は前乗り・前降り方式を採用しています。そんな低床車のなかで、９９年に１台のみ導入した画像のいすゞエルガミオは、トップドア仕様のワンステップ車となっています。
ちなみに東海自動車では「３桁の通し番号 」による社番を制定していますが、見たところ外観に表記はありません。後年ナンバーを社番にあわせた希望番号とするまで、型式等を参照したＢＪハンドブックが無ければ分かりません。

社番：７５９．沼津２００か４６５．ＫＫ－ＬＲ２３４Ｊ１（０３年車）。
東海自動車は経営再建の一環として、統括会社と地域毎の運行会社の体制へかわりました。沼津・三島地区では箱根登山鉄道から分離した沼津箱根登山自動車の乗合バス事業を譲受し、沼津登山東海バスとなりました。
沼津登山東海バスは０３～０５年導入の新車に箱根登山の帯デザインをベースに東海バスのオレンジを加えた画像の塗装を採用しました。箱根登山・東海バスそれぞれに配慮したようなデザインが特徴です。沼津登山東海バスは２０１６年４月に現社名の東海バスオレンジシャトルに改称され、社名表記は上からステッカーを貼って対応しています。



社番：７６８．沼津２００か５２８．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０３年車）。
沼津登山東海バス塗装で導入したのは、いすゞＬＲと日野ＨＲのみ。非常口が側面中央部にあるＫＫ規制車の日野ＨＲ。



社番：８０２．沼津２００か６２４．ＫＫ－ＬＲ２３４Ｊ１（０４年車）。
全面ラッピング広告車も在籍しています。画像のラッピング広告車のスポンサーとなっている遊技場は他社にも全面ラッピング車を走らせています。



社番：８３０．沼津２００か７０７．ＰＢ－ＨＲ７ＪＨＡＥ（０５年車）。
ＰＢ規制車の日野ＨＲは今のところ沼津登山東海バスが０５年に導入した２台のみの在籍。うち１台はアニメとタイアップした「ラブライブ！サンシャイン！！」ラッピングバスとなっています。なんでもアニメの舞台が沿線の沼津市内浦地区とのこと。



社番：９５５．沼津２３０あ９５５．ＰＤＧ－ＬＲ２３４Ｊ２（１１年車）。
ナンバーを社番に合わせた希望番号で登録するようになった頃から、塗装は東海バス標準デザインで登場しています。ＰＤＧ規制車のいすゞＬＲはワンステップ車を導入。
 


社番：９８５．沼津２３０あ９８５．ＳＫＧ－ＬＲ２９０Ｊ１（１２年車）。
東海自動車は２０１７年の創立１００周年に向け、様々な１００周年記念事業を行っており、その１つとなるのが１００周年記念ラッピングバス「ゆめちゃんバス」。「ゆめちゃん」とは東海バスのオリジナルキャラクターで、これも１００周年記念事業のひとつとして制定されたもにです。

 

社番：１５１１．ＳＫＧ－ＫＲ２９０Ｊ１（１４年車）。
一般乗合車の新車はここ数年いすゞ車が中心となっていますが、たまに日野ＫＲも少数導入しています。ＳＫＧ規制車の日野ＫＲはワンステップ車のみの導入。



社番：１５３６．沼津２３０あ１５３６．ＳＫＧ－ＬＲ２９０Ｊ１（１５年車）。
同じくＳＫＧ規制車のワンステップ車ですが、こちらはいすゞＬＲ。ちなみに社番は新車・移籍車関係なく登場した順に付番するため、近年の移籍車導入で９００番台もいっぱいに。型式を参照したＢＪハンドブックによれば「一時期、新東海バスの貸切車に１０００番台が付されたため 」一気に１５００番台となっています。