稲毛海岸駅周辺で見たバス（あすか交通編）

先日稲毛海岸駅へ行く機会があり、バスの画像を何枚か記録することが出来ました。拙ブログでは昨年２月に稲毛海岸駅周辺で記録した千葉海浜交通の画像よせ集めを更新したこともありましたので、今回は（だいぶ間が開きましたが）続編となる「あすか交通」編です。２０１６～２０１７年に記録した手持ち画像を有効活用していきます。

 なお、型式・年式は、「バス会社潜入レポート ビィー・トランセグループ 所有車両一覧表」『バスマガジン７４号』，（２０１５），講談社ビーシー/講談社 を参照しました。




千葉２００か６９３．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０２年車）。２０１７年２月に記録。
あすか交通はビィー・トランセグループに属する事業者で、京葉線の稲毛海岸駅北西に位置する幸町団地を中心とした路線網を展開しています。今回記録した稲毛海岸駅から発着する路線は現在幕張ベイタウン循環のみとなっており、路線図的には離れ小島となっています。
あすか交通の一般乗合車といえば、９ｍサイズの日野ＨＲが主力となっています。画像の車両は最初期導入のＫＫ規制車で、「ＴＯＷＮ ＢＵＳ」の愛称が入った現行塗装デザインを始めて採用しました。

 
千葉２００か９９８．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０３年車）。２０１７年２月に記録。
ビィー・トランセグループは企業送迎などの貸切・特定バスも展開しています。あすか交通は企業送迎だけでなく、大規模商業施設への「お買い物バス」といった無料送迎バスも積極的に運行中。なかでも稲毛海岸駅前の「マリンピア」は周辺の団地・住宅地への「お買い物バス」を複数ルート設定しています。このため時間帯によっては稲毛海岸駅で待機中の車両を記録することが出来ます。

 
 
千葉２００か９９９．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０３年車）。２０１６年２月に記録。
マリンピアのラッピングバスをもう１台。
かつては幸町団地と稲毛海岸駅（マリンピア）を結ぶ路線バスも運行していましたが、マリンピアの「お買い物バス」の拡充により、無料の送迎バスに転換しています。
 
 

千葉２００か１２６０．ＫＫ－ＲＪ１ＪＪＨＫ改（０４年車）。２０１７年２月に記録。
ＨＲが主力ですが、ワンステップ車の日野ＲＪも２台在籍しています。ここ数年は幸町団地近傍にあるショッピングモール「ミハマニューポートリゾート」の無料シャトルバスの運用がメインとなっています。「ミハマニューポートリゾート」の無料シャトルバスは３ルート運行しており、稲毛海岸駅を発着するルートは月～金（祝日除く）のみとなっています。

 

千葉２００か１４２０．ＰＢ－ＨＲ７ＪＨＡＥ（０５年車）。２０１６年２月に記録。
ＰＢ規制車の日野ＨＲ。あすか交通は０２～０６年にかけ日野ＨＲ９ｍサイズを集中投入し、当時在籍していたトップドア仕様の中型車を代替しました。

 

千葉２００か１４２１．ＰＢ－ＨＲ７ＪＨＡＥ（０５年車）。２０１６年１１月に記録。
予備車が少ないせいなのか、パネルなどがへこんだままの車両を結構見かけたり。画像の車両は後輪部のパネルをひっかけたようで歪んでいます。
 
 
 
千葉２００か１５７６．ＰＢ－ＨＲ７ＪＨＡＥ（０６年車）。２０１６年２月に記録。
０６年導入の日野ＨＲ。
  
 
 
千葉２００か２４２４．ＰＢ－ＲＲ７ＪＪＡＡ（０６年車）。２０１７年２月に記録。
あすか交通は東京・銀座と千葉市幕張ベイエリアを結ぶ「マイタウンライナー幕張ベイエリア線」や成田空港への「ＴＨＥアクセス成田」を平和交通と共同運行しています。
あすか交通の「マイタウンライナー」は三菱ふそうＭＰのトップドア車をメインにしていますが、一時期閑散時間の運用便に画像の日野メルファを使用していました。非常に珍しい中型車の高速バスでしたが、「マイタウンライナー」の減便により失職。型式を参照した『バスマガジン』によれば、高速車の予備車となっているようです。予備車ということから、画像のように「ミハマニューポートリゾート」の無料シャトルバスに使われることもあるようです。
 


千葉２００か２４５０．ＫＫ－ＬＲ３３３Ｊ１（９９年車）。２０１２年１２月に記録。
画像のいすゞＬＲワンステップ車は京浜急行バスグループからの移籍。マリンピアの「お買い物バス」ルート拡充のため導入しました。特定登録のため路線運用には入りません。
なお、マリンピアの「お買い物バス」にはマイクロバスも運行しています。