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拙ブログでは、「浜松駅前で見た遠州鉄道のバス2016」と題し、2016年8月に記録したバス画像のよせ集めを更新しました。その後も浜松へは、バスラマの事業者訪問の感想めいたものを書くためや、9月以降に登場した新車の画像確保を目的に何度か足を伸ばしました。記録した画像の何枚かは既にバスラマの感想めいたもので並べましたが、それだけではもったいない。ということで、今回は2016年シリーズの補遺として2016年に登場した車両や、2016シリーズで省略していた空港直行バス「e-wing」専用車などの画像を並べていきます。

なお型式・年式は、「遠州鉄道 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 160号』(2017),ぽると出版 を参照しました。



浜松200か952.QKG-MP35FP(16年車)。2017年3月に記録。
2016年導入車の第一陣となったのが、三菱ふそうMPワンステップ車。3台導入しましたが、2014年にフロントマスクをモデルチェンジした現行MPが遠州鉄道にようやく登場しました。ワンステップ車は収容力を重視しているという遠州鉄道の方針から、長尺車を採用しています。




   
浜松200か990.QKG-MP38FK(16年車)。2017年3月に記録。
三菱ふそう車では久々となるMPノンステップ車も4台導入。MPノンステップ車は短いK尺を採用。側面最後部の窓は、既存のMP同様開閉式となっており遠州鉄道のこだわりを実感。

   

浜松200か986.QDG-KV290N1(16年車)。2017年1月に記録したものを再掲。
モデルチェンジしたLV・KVも登場。日野KVは3台導入。フロントガラス下のメーカーロゴが外観からの判別ポイント。



浜松200か996.QDG-LV290N1(16年車)。2017年3月に記録。
いすゞLVは6台導入。KV・LVともにN尺を採用しています。運転席側の側面窓はメーカー標準の中央固定窓ではなく、これまで同様開閉可能な仕様となっています。
  
<e-wing>


浜松200か610.PJ-MS86JP(07年車)2017年3月に記録。
続いて、中部国際空港の開港に合わせ2005年から運行を開始した空港直行バス「e-wing」の運用車両。既存の貸切車に荷物置き場を設置改造した転用車により運行を開始したところが、遠州鉄道の堅実なところ。専用車両は翌06年より導入を開始し、直結冷房3本トランク仕様の三菱ふそうMSハイデッカーが登場します。画像の車両は07年に登場した増備車です。直結冷房で3本トランクを装備しており、「e-wing」の塗装デザインは従来の貸切車塗装を飛行機風にアレンジしています。



浜松200か715.BKG-MS96JP(10年車)2017年1月に記録。
モデルチェンジしたエアロエースは10年より導入開始。画像の車両は元々「e-wing」塗装の専用車でしたが、現在は塗装を塗り替え、都市間高速バス「e-LineR」との兼用車となっている模様。都市間高速バス車両と同じ塗装ですが、「e-LineR」ではなく「entetsu」のロゴとなっているところがポイント。



浜松200か798.QRG-MS96VP(12年車)2017年1月に記録。
12年は「e-wing」専用車にQRG規制車のエアロエースを5台導入。16年には、いすゞガーラの「e-wing」専用車を導入していますが、こちらの画像は記録できず。これらの導入で貸切車からの転用車は台数を減らしています。
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