細々と更新しています
今年5月に八戸で記録したバス画像よせ集めシリーズ。今回は市営バスとともに八戸で路線バス網を展開する南部バスこと、岩手県北自動車南部支社の車両画像を並べていきます。 さて、南部バスはもともと現在の八戸駅と五戸を結ぶ南部鉄道を祖とする事業者で、鉄道廃止により社名を南部バスに改称しました。数年前までいわゆるモノコックボディないすゞCJM/CLMが現役で在籍していたことや、2010年に東京と八戸を結ぶ高速バスの共同運行から撤退→WILLER(ウィラー)のツアーバスに鞍替えするなど、バスマニア的に話題の豊富な事業者でしたが、経営状況は非常に苦しかったようです。 南部バスは2016年11月に民事再生法を適用し事実上倒産。バス事業はみちのりHD傘下の岩手県北自動車に譲渡され、2017年3月より岩手県北自動車 南部支社として再出発しています。「南部バス」は愛称として引き続き使用し、塗装の変更も無し。岩手県北バスのロゴ表記が加えられた程度のため、今のところ見た目大きな変化は感じられないのが正直な印象。もっとも、みちのりHD傘下入りした岩手県北自動車の在籍車両の代替状況を見ると、南部バスの陣容も数年のうちに大きく変わっていくことになるのでしょう。 というわけで今回の南部バス編その1では、最古参格の京浜急行移籍車や、いすゞエルガミオ初期導入車の画像を並べていきます。 八戸22か620. いまや最古参格となった京浜急行から移籍した純正キュービックボディのP規制車。シートは薄いパイプシートで、屋根上に換気機器を装備した仕様ですから相当昔の京浜急行の車両ということが分かります。前面は比較的最近補修したようですが、側面の屋根は腐食もありだいぶくたびれた状態。 八戸200か624. 同じく京浜急行からのいすゞLV移籍車。こちらは京浜急行時代の前面行先表示横に運賃支払い方法幕が残っています。側面扉に装備した乗降サボは東武バス発生品の再利用でしょうか。 八戸200か11. 京浜急行移籍車のいすゞLVが続きますが、こちらは屋根上換気機器が無くなった頃の車両。前面。後面の退色がくたびれた印象をアップさせますが、窓に貼られた「冷房車」ステッカーでポイントアップです。 八戸200か58. 古参の移籍車が話題になることの多い南部バスですが、もちろん生え抜きの一般乗合車も在籍。よく見かけるのは、エルガミオないすゞLRでそれなりの台数が在籍しています。 まずはエルガミオにモデルチェンジしたばかりの頃に導入した車両。ワンステップですが車椅子対応のスロープを装備していません。ちなみに南部バスの乗合車塗装はエルガミオから現行デザインを採用しました。 八戸200か61. 同時期に導入したLRをもう1台。こちらの車両は方向幕を装備しています。 八戸200か85. このあたりの導入車から中扉部に車椅子用スロープを装備。画像の車両は三戸町出身の絵本作家馬場のぼる氏の代表作「11ぴきのねこ」をデザインしたラッピングバスとなっています。 八戸200か127. この頃はコンスタントにエルガミオのワンステップ車を導入していたようです。この車両は最近ボディ再生を行ったのか、大きな腐食がありませんでした。 八戸200か128. こちらはボディに腐食が出ているエルガミオ。赤色は退色が目立ちます。正面に広告看板枠を装備している車両も在籍しています。 八戸200か176. こちらはデンソーの直結冷房を装備したエルガミオ。側面の行先表示が前中扉間設置に変更となりました。画像の車両は、八戸市内循環コミュニティバス「るるっぷ八戸」右まわりの運用に入っていました。「るるっぷ八戸」はオリジナル塗装の専用車で運用していたこともあったようですが、現在は正面に看板を掲示した一般乗合車となっているようです。 PR |
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