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先月更新したバスラマ163号の感想めいたものを書くため、熊本で記録した宮崎交通の高速車画像をHDD内から掘り起こしました。せっかく掘り起こしたのだから、もうちょっと活用させようというわけで、2013年以来久々に「熊本で見たバス」シリーズをスタート。とはいえ、県内事業者の車両画像を並べるまでの更新はできそうも無いので、「県外事業者の高速車を中心に」という何だかよく分からない括りで更新していきます。

今回のその1では、バスラマの事業者訪問で取り上げられたばかりの宮崎交通の記録出来た車両画像を再掲も含め並べていきます。2013年編で並べた車両も少なくないですが、それはそれということで。

なお、年式・型式は「宮崎交通 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル163号』(2017),ぽると出版 を参照しました。

 

宮崎22か1109.KC-MS822P(97年車)。
まずは熊本と宮崎市内を結ぶ「なんぷう号」の運用に入っていた車両画像から、三菱ふそうエアロクィーンⅠ高速車。「なんぷう号」は宮崎交通と九州産交バスとの共同運行で、3列シート(独立・偏心あり)車による運用を基本としています。宮崎交通の高速車は側面固定窓を標準仕様としています。
 
 

宮崎22か1109.KC-MS822P(97年車)。
同じく三菱ふそうクィーンⅠの高速車ですが、こちらは側面窓下に大きな行先表示板を使用しています。延岡営業所の配置車両で、通常は「ごかせ号」の運用をメインとしている模様。この日は「なんぷう号」の運用に入っており、イレギュラー運用のためか正面行灯部の行先表示は「宮崎交通」幕でフロントガラス内に置かれた表示板による対応となっていました。



 
宮崎200か64.KL-MS86MP(01年車)。
KL規制車の三菱ふそうエアロクィーンⅠ高速車。画像の車両は宮崎と長崎を結ぶ「ブルーロマン号」運用をメインとしていた時期があった模様。「ブルーロマン号」は九州島内高速バスで数少ない「SUNQパス」非対応の路線のため、「SUNQパス」のステッカーが貼られていません。

 

宮崎230あ135.KL-RU1FSEA(03年車)。
日野セレガRの高速車は宮崎交通で少数派。フロントガラス1枚仕様のスーパーハイデッカーのGD。「なんぷう号」は、稼ぎ頭の「フェニックス号」から押し出された経年車が運用のメインという感。



宮崎200か196.PJ-MS86JP(06年車)。
そんな経年車中心の「なんぷう号」ですが、06年にまとまった台数を導入したPJ規制車の三菱ふそうエアロバスの何台かが新車から「なんぷう号」メインの運用となっています。



宮崎200か223.PJ-MS86JP(07年車)。
こちらは07年に導入した床下仮眠室を装備するPJ規制車の三菱ふそうMSハイデッカー。床下仮眠室は「フェニックス号」の夜行便に対応するためですが、現在宮崎交通は夜行便から撤退しているので持ち腐れ状態。

 


宮崎200か274.KC-RA531RBN(97年車)。
高速道路を走行しないので高速車という括りからは外れるのですが、熊本と延岡を結ぶ特急バスの「あそ号」・「たかちほ号」運用車両もせっかくの機会ですからあわせて並べます。「なんぷう号」同様、九州産交との共同運行で、熊本行きが「あそ号」、延岡行きが「たかちほ号」と上下便で愛称が異なるのが特徴。以前は古参のいすゞスーパークルーザーが専用車となっていましたが、最近はJR九州バスから移籍した富士7HDボディのRAがメインとなっています。
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