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2013年以来久々となる「熊本で見たバス」画像のよせ集めですが、「県外事業者の高速車を中心に」するということをあらかじめおことわりするシリーズ。今回のその3が早くも最終回となります。

最終回は熊本と鹿児島を結ぶ「きりしま号」を共同運行している、鹿児島交通と南国交通の記録出来た車両画像を並べていきます。※2013年編はこちら

<鹿児島交通>
 

鹿児島200か878.ADG-RD00(09年車)※1。
まずは、鹿児島交通の運用車両から並べていきます。2013年時点では、いわさきバスネットワークが共同運行事業者となっていましたが、2016年3月のグループ事業再編により、鹿児島交通がいわさきバスネットワークのバス事業を引き継ぎました。車両も当然鹿児島交通に転籍し、社名部分を上から貼っただけの車両が多く見られます。それにしても、いわさきグループのバス事業は2000年以降分離・合併を繰り返しすぎです。
そんな鹿児島交通の「きりしま号」専用車となっているのが、いわさきバスネットワーク時代から変わらぬ現代ユニバース。いわさきグループは現代ユニバースの代理店となっていることから、08年以降導入が進んでいます。画像の車両は、扉側のヘッドライト上にドアスイッチがむき出しで取り付けられている、日本輸入初期のモデルです。

 
 
鹿児島200か878.ADG-RD00(09年車)※1。
今回並べた現代ユニバース2台が「きりしま号」専用車となっています。どちらも行先表示はサボによる対応。


 
鹿児島22き684.U-MS826P(94年車)※1。
専用車の現代ユニバースが点検などの際には、様々な車両が運用に入ります。画像の車両は折戸仕様なU規制車の三菱ふそうニューエアロバス。高速車ながら一般乗合車と同様の、側面にヤシの木4本の塗装デザインとなっているのが特徴。型式を参照した『バスマガジン』によれば「高速せんだい号」の運用車両とのこと。このほか鹿児島空港リムジン専用の現代ユニバースが運用に入ることもあるようです。


<南国交通>


鹿児島200か1572.
南国交通の運用車両はここ数年で入れ替わり、現行モデルによる運用がメインとなっている模様。南国交通の4列高速車両は鹿児島空港連絡バス「エアポートシャトル」からの転用がほとんど。どうやら画像の三菱ふそうエアロエースも「エアポートシャトル」からの転用車とのこと。



鹿児島200か1822.
折戸仕様のいすゞガーラも「きりしま号」の運用車両となっています。こちらも「エアポートシャトル」として登場したようですが、随分早くコンバートされたようです。
 


鹿児島200か61.KC-RU3FSCB(00年車)※2。
南国交通も古参格の車両が運用に入ることもあります。折戸仕様の日野セレガはもちろん「エアポートシャトル」からの転用車ですが、赤色塗装部の退色がとくに目立ちます。
 
年式・型式は下記を参照しました。
※1)「いわさきグループ・バス事業 所有車両一覧」『バスマガジン53号』(2012),講談社ビーシー/講談社
※2)「南国交通 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル94号』(2006),ぽると出版
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