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大分駅前の都市間高速バス乗り場といえば大分(トキハ前)ですが、大分駅前広場整備により「要町(大分駅高速バスのりば)」が2015年に完成。要町と別の名称がつけられているのは、駅前の主要バス乗り場から少々離れた場所にあるため。現状では路線バス待機場と貸切バス駐車場の一部を間借りした仮設感極まりない乗り場ですが、今後整備が進められていくのでしょう。マニア的には要町への乗り入れで、県外事業者の高速車を駅前で簡単に撮影できるようになったことがありがたいところ。というわけで、9月に大分駅前で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。今回は記録出来た県外事業者の高速車画像を並べていきます。 <西日本鉄道> 社番:4015.KL-MS86MP(05年車)※1。 まずは福岡と大分を結ぶ「とよのくに号」を共同運行している西日本鉄道の車両から、西工S型ボディの三菱ふそうMS。西工S型ボディの高速車は長らく「とよのくに号」の主力車両となっていましたが、経年車ということもあり代替が進んでいる模様。 社番:4731. UDの国内新車バス販売終了にともない西日本車体工業が解散。西鉄もメーカー純正ボディ車の導入が本格的に進むことになります。画像は三菱ふそうエアロエースの高速車。「とよのくに号」にはヒュンダイユニバースも運用に入っているはずですが、残念ながら見ることは出来ませんでした。 社番:7610. 2015年から本格運行を開始した北九州市小倉と大分を結ぶ「ゆのくに号」。西鉄バス北九州が共同運行事業者となっています。この日運用に入っていたのはイレギュラー的にスイング扉仕様で登場した日野セレガでした。 <九州産交バス> 熊本200か1348. 大分と熊本を結ぶ特急バス「やまびこ号」を共同運行している九州産交バス。九州産交バス運用便は古参車中心という印象でしたが、2017年にテコ入れを行った模様。まずは今年新車導入した4列トイレ無し仕様の日野セレガ。トイレ無し仕様はヒュンダイユニバースを導入していただけに少々驚きの導入。しかも、廉価グレードではないところもポイント。 熊本230あ354. ヒュンダイユニバースといえば、空港リムジンバスカラーの車両が「やまびこ号」の運用に入るようになりました。いちおう阿蘇くまもと空港を経由するとはいえ、これはなかなか・・・。 <宮崎交通> 宮崎200か364.QRG-MS96VP(13年車)※2。 別府・大分と宮崎市内を延岡経由で結ぶ「パシフィックライナー号」。東九州自動車道の整備が進んだことを受け2015年より運行を開始。宮崎側は宮崎交通とジェイアール九州バス、大分側は大分バス・大分交通・亀の井バスと両県主要バス事業者が勢ぞろいした共同運行路線となっています。宮崎交通は比較的新しい車両を運用しているようで、記録できたのは13年導入の三菱ふそうMSエアロエース。宮崎市観光協会による「日本をはじめた神々の国 宮崎」をPRしたラッピング車となっています。 <ジェイアール九州バス> 車号:748-06556(略称8656).PKG-RA274RBN改(06年車)※3。 こちらはジェイアール九州バスの「パシフィックライナー号」運用車両。西工ボディのスーパーハイデッカーで、もともとは宮崎と福岡を結ぶ「フェニックス号」専用車として登場した車両。 <長崎自動車> 社番:1014. 最後に長崎自動車のガーラ高速車を右斜め後から。別府・大分と長崎市内を結ぶ「サンライト号」はこれまで通り「要町(大分駅高速バスのりば)」を経由しないため、正面側からの画像を記録できず。大分に不慣れな観光客も少なくないのですから、経路的な問題はあるにせよせっかく「高速バス」を称したターミナルに乗り入れてほしいものです。 なお、型式・年式は下記文献を参照しました。 ※1)『BJハンドブックシリーズS81 西鉄バス(高速貸切バス編)』(2013), BJエディターズ ※2)「宮崎交通 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル163号』(2017),ぽると出版 ※3)「ジェイアール九州バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル99号』(2006),ぽると出版 PR |
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