右斜め後からの１枚（その１００）

画像ファイルの容量から、２０１８年から主だった更新を別ブログ（２つ目のブログ）に移しておりますが、残った容量を有効活用すべく「右斜め後からの１枚」シリーズをメインに更新中。

表題通りバス車両を右斜め後から記録した画像を並べるという企画ですが、その月に記録した画像をメインにするというひと手間かけたルールを採用しています。
別ブログで２００９年１１月からスタートしたチンケな企画にも関わらず、今回「その１００」を迎えることが出来ました。過去、同じ車両の画像を並べていたりするので１００回目の更新ではありませんが、まさか１０年以上続くことになろうとは。

 
 
和泉２３０い１６０４．２０２０年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録。
節目の「その１００」ですから、何か記念になるところを。ということで、今回は大阪府南河内地域の富田林市東部から太子町・河南町・千早赤阪村に路線網を展開している金剛バスこと、金剛自動車に在籍する西工ボディな三菱ふそうＭＰを右斜め後から。
何を隠そう、金剛自動車の三菱ふそうＭＰは、この「右斜め後からの１枚」シリーズを始めたきっかけとなった車両となります。
さて、金剛自動車の車両はいろいろと特徴的な装備を施しており、外観的に有名なところといえるのがボディ中央の裾部にわざわざ取り付けた「モール」。ボディの構造と関係なく、いまなお裾部に「モール」を装備しているのは金剛自動車くらいでしょうか。塗装はシックな濃淡グリーンで、中央部に花文字アルファベットで大きく「ＫｏｎｇｏＢｕｓ」というデザイン。

 
 
和泉２３０い１６０４．２０２０年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録。
左斜め前からの画像。
「モール」は前中扉間のボディ裾部に取り付けられています。
金剛自動車では２００３年からワンステップ車の導入を開始し、このときから前後扉仕様から前中扉仕様となりました。扉側の花文字アルファベット「ＫｏｎｇｏＢｕｓ」は前後扉仕様のころはどちらも中央部にありましたが、中扉となってからは中扉後部の位置に変わりました。
内装は中扉より後部の扉側シートが横向きとなっているという、この時代ではかなり珍しいシート配列を採用しています。
 


和泉２３０あ１９０３．２０２０年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録。
２００７年は三菱純正ボディのＭＰワンステップ車を導入。純正ボディでも、もちろん「モール」を装備し、扉側後部は横向きシートの配列、他車に無い前面の視野確認窓は付けないなど、こだわった造りとなっています。

 

和泉２３０あ２１０３．２０２０年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録。
２００８年に導入したノンステップ車から塗りわけデザインを変更し、花文字アルファベット 「ＫｏｎｇｏＢｕｓ」が両側ともボディ中央部となりました。
２００９年導入車はＵＤのＲＡワンステップ車となり、三菱ふそうより西工ボディ架装を選んだ模様。ただし内装はごく普通の前向きシートが並ぶ配列となっています。



和泉２３０あ２１０１．２０２０年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録。
ボディ裾部にわざわざ取り付けている「モール」ですが、画像の車両のように側面ラッピング広告を施した場合は取り外しています。着脱可能だったとは！
   
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せっかくなので、２００８年２月の雪の日に記録した金剛バスの画像の一部を改めて再掲します。
 

 

和泉２２き７６０．２００８年２月大阪府富田林市富田林駅前で記録したものを再掲。
２００８年当時古参格だった５８ＭＣなＭＰ前後扉車。側面行先表示は前面と同じサイズのものを装備し、後部は省略というこだわり。内装はごく普通に前向きシートが並び、床材は通路部のみで座席部は木の床・・・。こだわり重視でお金をかけたいのか、コストカットしたいのか、なかなか謎な造りだった印象。側面の「ＫｏｎｇｏＢｕｓ」表記はなんとも味のあるロゴとなっています。
 


和泉２２き８００．２００８年２月大阪府富田林市喜志駅前で記録したものを再掲。
９６ＭＣ導入時から、花文字アルファベットの「ＫｏｎｇｏＢｕｓ」となります。
ちなみに行先表示の「阪南ネオポリス」は現在「近つ飛鳥博物館」に改称しています。