右斜め後からの１枚（その１０１）

２０１８年から主だった更新を別ブログ（２つ目のブログ）に移していますが、残っている画像ファイルの容量を有効活用すべく、「右斜め後からの１枚」シリーズをメインに細々と更新中です。

表題通りバス車両を右斜め後から記録した画像を並べるという企画ですが、その月に記録した画像をメインにするというひと手間かけたルールを採用しています。都道府県をまたぐ移動の自粛が解除となりましたので、シリーズ更新再開です。
とはいえ、いきなり遠出をするのは少々気が引ける・・・、ということで今回は小生居住地周辺の新顔を見に行きました。



社番：Ｔ７２０９１．２０２０年６月東京都八王子市めじろ台駅で記録。
京王バス南の高尾営業所に登場したトヨタハイエースコミューターを右斜め後ろから。トヨタのバスを「右斜め後から見たバス」シリーズで取り上げたのは初めてになります。
画像のハイエースコミューターは今年の２月から運行を開始した「め小０１」系統・「ｎｅａｒくる」専用車として登場。塗装デザインはハイエースコミューターだとメーカー標準カラーや路線限定特別デザインを施すことが多い中、路線車と同じ京王バスカラーを採用。後部に車椅子用のリフトを装備しています。

社番：Ｔ７２０９１．２０２０年６月東京都八王子市めじろ台駅で記録。
左斜め前からの画像。
社番の頭数字は、かつて在籍したＲＮに付けられて以来の「７」。２０２０年に導入したダブルデッカーの社番頭数字も「７」となっていることから、京王電鉄バスグループでは特殊車両をあらわす番号なのかもしれません。



「め小０１」系統・「ｎｅａｒくる」は、ゆりのき台の住宅街エリアを経由して京王高尾線めじろ台駅とを結ぶ路線です。新興住宅地の生活道路を走行するため、小型のハイエースコミューターを使用しています。朝夕のラッシュ時間帯の輸送力が心配になりますが、運行は１０時～１５時台のみということで問題ありません。運賃はＩＣ乗車券やクレジットカードのみの対応で、料金はゆりのき台地区内のみ１５０円、地区を跨ぐと３００円という特別料金を採用しています。既存路線とは異なるシステムを採用した、まさに実験的な路線となっています。 
 


「ｎｅａｒくる」単独の停留所は非常に簡素なものとなっており、邸宅の塀にひっそりと貼られたところも。住宅街の生活道路を右へ左へ走るものの停留所数は正直少なく、なんとか調整がついたところに設置したという印象。今後は、運行データを基にした経路の変更など柔軟に行っていくのでしょう。
 
 


社番：Ｔ７２０９２．２０２０年６月東京都八王子市めじろ台駅で記録。
せっかくなので、トヨタハイエースコミューターをもう１台。
こちらは運行開始後まもなく登場した車両です。