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2018年から主だった更新は別ブログ(2つ目のブログ)で行っています。
こちらのブログは画像ファイルの残量を活用すべく、「右斜め後からの1枚」シリーズを細々と更新中です。

「右斜め後からの1枚」とは、右斜め後から記録したバス車両の画像を並べるだけというお手軽な内容となっています。多少でもお手軽さを減らすべく、その月に記録した画像をメインにするというルールを課しています。



社番:3346.川越230あ7777.2023年7月埼玉県川越市「川越駅西口」で記録。
今回はイーグルバスに在籍し、川越市役所周辺のレトロな町並みが残る旧城下町エリアを循環する「小江戸巡回バス」専用車となっているボンネット型電気バスを右斜め後から。
揚州亜星(ヤーシン)製の電気バスをベースに日本国内への輸入販売を担当するオノエンジニアリングが内外装を手がけたというオリジナルバスです。
テールライトは丸型のものを配し、レトロ感のある塗装デザインとマッチしています。側面窓は上部が大きく開閉するタイプで、後面中央には非常口を装備。後面窓に貼られた「日本初電気ボンネットバス」の標記が誇らしげです。





社番:3346.川越230あ7777.2023年7月埼玉県川越市「川越駅西口」で記録。
左斜め前からの画像。
扉は前方の1ヶ所のみ。車内はワンステップバス構造で、前方が両側とも横向きシート、後方が前向き2人がけシートという配置。シートモケットは刺繍っぽい感じのあるしっかりしたものとなっています。立席用に装備しているつり革は、持ち手部がプラスチックではなく本当に「つり革」。細かいところに日本製車両では見かけないような部品・部材が使われている印象をもちました。



ちなみに前扉のステップ部には車椅子対応のリフトを装備、開口部を確保するため両側が外側に開くタイプの扉を採用しています。



後面に非常口を装備していますが、ベース車が元々装備していた天井部の脱出口も活用できるようになっています。一部の側面ガラスには「EMERGENCY EXIT」の標記がありますが、小型ハンマーは見当たらず。現地向け装備の名残というところでしょうか。

今回画像を並べたボンネット型電気バスは、イーグルバスが「小江戸巡回バス」で使用していた日産シビリアンベースのボンネットバスの代替として、2020年に色違いで2台導入しました。赤色系統塗装の1台と、もう1台は青色系塗装で、どちらの車両もナンバープレートは4桁のゾロ目数字を希望番号で取得しています。
ボンネット型電気バスは現在、どちらか1台が終日運用に入る固定ダイヤで運行しています。導入当初は偶数日・奇数日で運用車両を決めていたようですが、現在はどうなっているのでしょうか。



川越230あ111.2008年4月に記録したものを再掲。
せっかくなので、初代「小江戸巡回バス」専用車だった日産シビリアンベースのボンネットバスの画像も並べておきます。フロントエンジンのマイクロバスをボンネットバスに仕立て上げたので定員が少なく、多客時の使い勝手は正直微妙な感じでした。ボンネット型電気バスは車長・車幅・車高すぺてサイズアップし、定員を10人以上増やすことが出来ました。



第一線から退いた旧型ボンネットバスですが、バス停のポールには「時の鐘」をバックにした写真が現在も使われています。
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