バスマガジン２９号

毎月恒例、バス雑誌の感想という名の独り言。この枕詞も最早恒例。
ということで今回はバスマガジン２９号です。

主だった特集は三菱中型バスＭＫの紹介と東北地方の都市間高速バス事情の２本立て。
三菱中型バス紹介は短期集中連載と銘打ち、今回はモノコックからＵ－ＭＫ１１７Ｊまでを
紹介。実車の細かいところは福島交通所属のＭＫ１１６とＭＫ１１７を取り上げています。福
島交通の車両をこれだけ取り上げられたことは珍しい気がします。他にも事例紹介で珍し
い写真もあり、個人的には東洋バスＭＫ１１６の新塗装がお宝写真でしょうか。

路線バス全方位レポートは「広島県」の３回目。県東部の中国バス、備北、トモテツなど。











ということで今回の関係ありそうな画像。三菱中型バス特集と全方位レポートにあわせて。
まあ、自己満足ですな。

事業者訪問は「東武バス」。対象はイースト・ウエスト・セントラル・日光の運行会社所属
車両。東武バスといえば同型式ながら多種多様な仕様ですが、ページ数の関係で代表
のみ掲載と若干消化不良気味に感じました。まあ最近バスラマでも取り上げられました
ので、こんなところでしょうか。

移籍車両クイズは函館バスのＵ－ＵＡ４４０ＬＳＮの前事業者を当てるもの。車両を見ずに
予想するのもなんですが、そもそもＵＤの大型路線移籍車両の供出元はほぼ限られてい
ます。Ｈ尺であれば都営か西武で８割と見ても良いと思います。東急もありますが、グルー
プ間移籍以外で登場することは少ない状況です。Ｌ尺は、ワンステなら京急・ツーステな
ら西武移籍車と８割方考えて良いと思います（Ｕ３２あたりまでは神奈中も代替サイクルが
短く、発生元として大きなウエイトを占めましたが）。他に相鉄や新京成もありますが、どち
らも特徴的な形態と台数自体限られているので判断できるかと。少数派な自家用出身や
特定出身などマニアックなものはお手上げです。
ここで実車を見るとツーステップですから西武と見て良いかと。屋根機器も西武ですし。

気になりバス事業者は大新東、ほかエアロキング紹介など今回もそれなりに充実した１冊
となっています。まあ誤植もありますが、許容範囲内かと・・・。

次号でバスマガも５周年とのこと。記念した内容になると恐ろしいアナウンスがされています。
次号こそ熊本バスをと言ってみるテスト。