バスマガジン ３３号

ネタが無いときは「雑記」を更新することの多い拙ブログ。丁度月末ということで、今月も
誰に頼まれたわけでもなく勝手にやらせていただきます、毎月恒例バス雑誌の感想と称
する妄言。奇数月はバスマガこと、バスマガジンの３３号の私的感想です

なお、「雑記」の感想で取り上げるのはあくまでも小生が購入したものとなっています。
あたりまえですが「自腹で買っているんだから感想くらい書かせてほしいもの」というスタ
ンスですので、異論反論あるでしょうがそこは大目にひとつ宜しくお願いします。。

今号はなんといっても事業者訪問でしょう。日本最大規模のバス事業者「西日本鉄道」
がバスマガに登場。事業者訪問史上最多ページと思われる分量で紹介しています。バス
ラマでも近日中に「続・西鉄バスの本」（仮）の発刊が予告されており、西鉄内部の担当が
変わったのか１００周年記念なのか？取材協力を再開した感。











社番：１４０９．
掲載されている写真を見る限り、「ＳＭＡＲＴ ＲＯＯＰ」塗装の車両が思っていた以上に
活躍しているということと行先表示機のＬＥＤ化が進んでいることを感じました。











社番：６８３９．
ちなみに小生が福岡を訪問したのは、ぎりぎり「宮地岳線」が運行していた頃になります。
ラッピング広告にあわせて帯色を変えてしまうところや、天神周辺と博多駅前での西鉄
バスによる渋滞を見てカルチャーショックを受けたものです。「ＳＭＡＲＴ ＲＯＯＰ」もラッピ
ング時は帯色を変えてしまうのか気になるところ。

特集は「稀少型式バス徹底チェック！」。稀少型式のバスとして、今回は先行導入車を取
り上げています。現在見られる先行導入車を紹介しているので、初期型ノンステップバス
などの低床車が中心の内容です。











局番：７－１４７０．ＬＶ８３２Ｎ。
今となっては当時最先端のトルコンＡＴがネックとなり、アレなノンステの代名詞。
小生的に稀少型式というと、「カタログ等にも掲載し販売する気満々だったものの、結果的
に台数が出なかった車両」をイメージします（例：ＲＹやＲＡのＵＦＣ、ＰＢ規制のＲＰ）。不定
期連載ということなので、これらは次号以降で取り上げられることを期待。

「日産ディーゼル中型バスオールガイド」の２回目は西工ボディの実車紹介。











Ｅ３３４．
東京周辺では中型ノンステで見かけることが多くなった（Ｙループは別にして）、いわゆる
「スペースランナー」顔のＪＭ・ＲＭボディや、ある意味希少型式なＪＭ観光車。そして現在
販売中のＲＭ８２０まで掲載。ＲＢ８０の実車紹介が無かったのは残念ですが、さすがに残
っている台数は少ないのかもしれません。

「いまなお現役で活躍するネオクラシックバスを追う！」は残り３台となった土佐電のモノコッ
ク車を紹介。前号の予告では熊本バスのＭＰだったはずでしたが、諸般の事情というやつで
しょうか・・・。廃車になったのか何なのか、気になるところです。

路線バス全方位レポートは「千葉県」の２回目。千葉中央バスや日東交通グループなど掲載。
写真の選定がマニアックな事業者と適当と思える事業者があるのはいつものことです。











社番：７３０５．
何故か千葉中央バスのデータに「三菱ふそう」の高速車が見当たらず、カピーナ・・・。

移籍車クイズは関東自動車で活躍する立川バスからの移籍車。丸型ファン２機の取り付け
位置や３分割されたエンジンルームの通気口形状、２段になった巻き込み防止ガードと判
別ポイントがマニアックです。バス仕様は奥が深いです。

次号はまたも関東自動車で活躍するＵ－ＬＶ３２４Ｌ。先号に引き続き、実際に写真を撮った
車両が出題されるとは。











これも拙ブログで取り上げましたが、東武バスからの移籍車。











社番：３３０５．群馬バス。画像が無いなら無いで他にやりようが・・・。
判別ポイントは黒サッシと前と中扉両方の上部にある照射灯でしょうか。リヤのバス協テー
ルもポイントなんですが。それにしても移籍事例が多い事業者が出題されたのは久々の気
がします。あとは大阪市営ですな。

バス子記事は・・・。まあこれはこれでいいんじゃね、と超甘めな感想。小生のバスマガに対
する今年のモットーは「甘く」です。とはいえ、前号の訂正に千葉シーサイドバスの写真が
異なっていたことや「ニュー豊栄」の記載が無いのはどうかと思いますが。

事業者訪問「西鉄バス」の増ページ余波で「今号の気になりバス事業者」、「愛しのバスたち
よ」は休載。前号予告にあった移籍車両クイズの拡大版も次号に延期されたようです。
次号予告にはこのほか、「関西と四国を淡路海峡大橋で結ぶ高速バスネットワーク」これは
高速道路別時刻表の第２回目でしょうか。ＣＮＧバス進化の歴史も地味に楽しみですが、ガ
ス容器の使用期限（１５年）などきちんと掲載されていなければさすがに「甘く」できないかも
しれません。

と、バスマガの感想を１年近くやっていますが、検索もたいして引っかかりませんし、どうなん
でしょうか。そう思ったのは「バス新型車両コレクション」の記事に、交通新聞社からのアクセス
が見受けられるためなんですが・・・。続刊のための情報収集でしょうか？。販売妨害だ削除し
ろ！等の批判は無い様なのでホッとしていますが、反応も無いのは残念です。まあ小生自身
もＲＯＭ専ですし、このブログ自体、大多数（といっても総数自体少ないですが）の誤って覗い
ていただいた方と少数のＲＯＭ専の方に支えられていますから仕方がありません。