１日２本（平日）

ＧＷに九州で見たバスの番外編。
コメントにも書きましたが、長崎では１日２本（平日）の終点まで乗車しました。











長崎自動車の「無線中継所前」にて。
無線中継所前は稲佐山から唐八景までの路線のうち、平日２本・日祝日１本のみという
運行本数。本数の少なさや無線中継所がどのような建築物なのか、どのくらいの需要が
あるのか気になり、バスの撮影もそこそこに夕方の最終バスに乗り込みました。

長崎駅から乗車したバスは立客も出るくらいの混み具合。１日２本のみの運行とは思えま
せん。もっとも無線中継所前まで行く本数は少ないですが、単独運行区間は終点付近だ
けなので混雑していても不思議ではないのかもしれません。
思案橋を過ぎ、長崎らしい坂道の住宅街に入ると降車が続きます。田上を過ぎると道はぐ
っと狭くなりますが、まだそこそこの乗客がおり、単独運行区間の星取に到着。ここで全員
が降車、案の定小生が降車しないことへの注意喚起が・・・。住宅街はここまでで、この先
道幅はさらに狭くなり、山道を右へ左へ登っていくと終点無線中継所前。











バスがなんとか走行可能な道路まで運行している感。














無線中継所前の名前の通り、付近は「長崎星取無線中継所」しかありません。
運転手さん曰く、かつてこの無線中継所が有人施設だった頃はここまでの乗車が一応あ
った。無人化された現在では小生のようなマニアが来るくらいしか乗降がないとのこと。
つまり星取停留所至近の通勤通学需要のため、折返し可能な場所（無線中継所前）まで
運行しているということが分かりました。
ちなみに乗降のあった星取停留所は１日２本しかありませんが、唐八景線の途中停留所
から坂はあるものの徒歩圏内のため問題無いようです。