呉で見たバス（呉市交通局編その２）

呉市交通局のバス画像よせ集め。その２では多数在籍する三菱ふそう車の画像を並べ
ていきます。今回は「くれたん」専用車や「準専車」、個人的に思い入れがあるエアロスタ
ーＫなどになります。

なお、型式・年式は「呉市交通局 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル６２号』
（２０００），ぽると出版を参照しました。

＜くれたん＞





















局番：Ｆ９２１．Ｕ－ＭＪ５２７Ｆ（９２年車）。
土日祝日に運行している呉探訪ループバス「くれたん」。黄色と赤色のラッピングをした専
用車２台で運行しています。２００９年１０月３１日より運行ルートを変更し、１周３５分とコン
パクトにして毎時２０分毎に増便しました。
まずは黄色の「くれたん」、側面固定ガラスにスイング扉と一目で貸切転用車と分かるＭＪ。











局番：Ｆｓｏ ９６１０．ＫＣ－ＭＫ６１９Ｆ改（９６年車）。
赤色の「くれたん」はＭＫ短尺車。見ての通りごく普通の乗合車にラッピングした車両です。
使用車両の仕様に随分と差があります。

＜準専車＞





















局番：Ｆｏ ９０１．Ｐ－ＭＰ６１８Ｍ（９０年車）。
呉市交通局で「準専車」と呼ばれる観光マスクの貸切兼用車。
まずはフロントマスクが妙に剥げてみすぼらしさ感漂うＭＰ。もともと銀メッキだったものを
無理矢理黒色に塗った関係でしょうか。ちなみに今回見た呉市交通局の車両では唯一の
Ｐ規制車。車両の代替は着実に進んでいるようです。





















局番：Ｆｏ ９２２．Ｕ－ＭＰ６１８Ｍ（９２年車）。
マスクが変わった９２年導入車。豚鼻行先表示機が良い味出しています。

＜一般乗合車＞





















局番：Ｆｏ ９１１．Ｕ－ＭＰ６１８Ｍ（９１年車）。
呉市交通局の三菱ふそう車は西工ボディの導入が続いていましたが、Ｕ規制車となり新呉
羽ボディのエアロスターＫでの導入となりました。
まずは側面が全引窓仕様の車両。セーフティウィンドが無く、側面の行先表示も窓下に配
置するなど手の込んだ仕様です。呉市交通局では「流用車」と呼ばれる一般乗合車マスク
の貸切兼用車も在籍しており、この車両が流用車になるなのでしょうか。





















局番：Ｆｏ ９１１２．Ｕ－ＭＰ６１８Ｍ（９１年車）。
こちらはセーフティウィンド有でサッシ窓仕様、エアロスターＫではこちらの仕様の方が多数
派です。
呉市交通局では見た目での判別が難しいのですが、使用路線にあわせてツーステップ低
床車と標準床車を導入しています。この車両は標準床車。





















局番：Ｆｏ ９２１２．Ｕ－ＭＰ６１８Ｍ（９２年車）。
こちらはツーステップ低床車のエアロスターＫ。
ボディ下部のパネルにサビが目立つのもエアロスターＫの特徴？で、呉市交通局の車両も
他社同様にサビが目立つ車両もちらほら。
あくまでも小生の感覚ですが、呉市交通局の古参車はボディだけでなく内装も薄汚れており
もう少し手入れをしても・・・と思う状態でした。

＜高速車＞










局番：Ｆ９１２２．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９１年車）。
リヤからの画像だけですが、広島空港線で活躍するエアロバスの移籍車。リヤガラスはいわ
ゆるパンダマスクでよく見られる小さいタイプです。ちなみに正面からの画像は人と自転車丸
被りと路上でのバス撮影の難しさを実感する結果となりました。ただこれは相当の運とタイミン
グの悪さです。呉駅前はバスを撮影するにはなかなかの好立地、よって今回並べている画像
の多くは他所様のＨＰやブログなどとほぼ同一構図となっています。