細々と更新しています
いよいよGW突入、小生の昨年は九州に出かけていましたね。遠出をしようにも、今頃考 えているようでは、たかがしれています。それなら会津若松に行けよと思う方もいるんで しょうが、運良く高速バスのチケットがとれたとしても、1000円高速渋滞にはまるのがオ チ(これを目的にするのもネタにはなりますが)。まあ、おとなしくブログの更新をしている ことになりそうです。ということで月末恒例、バス雑誌の感想という名のひきこもり。 偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル 119号』です。 今号の特集は無く、「はとバスの歌う東京バスツアー」、「東京・港区の「ちぃバス」が運行 規模を拡大」など4つのレポートを掲載。ここでは気になった残り2つについて少々書きま す。 まずは「さようなら姫路市営バス」、市営バスとして最終日となった2010年3月26日の 様子をレポートしています。 画像は2009年に記録した日出車庫入口風景。移管が進み、広大な敷地と立派な施設を 持て余しているような印象でしたが、神姫バスの姫路営業所東出張所として引き継がれた とのこと。一夜の間に神姫バスカラーの車両へ入れ替わる様はドラスティックなものを感じ ます。 レポートの残り1つは「ヒュンダイ&デーウ、韓国製バス最新情報」、広告の関係か毎号 取り上げられる現代ユニバースの新規導入事業者の話題と、大宇改めデーウのまさか の販売再開についての話題です。デーウとはあくまでも車検証の記載で、平成17年排出 ガス規制に適合させADG-BX212として販売を再開し、まずサンデン観光バスで2台登 場したとのこと。 記事にもあるように、「不具合の発生や部品供給のフォローが追いつかず、BX212に対 するネガティブなイメージ 」が定着してしまった車両ですが、サンデンが総代理店として 輸入販売の体制を整えたとのこと。国内メーカーの車両に比べ、デーウの販売金額は破 格の安さですが、はたしてどれだけのユーザーが再び購入するのか?気になります。 大宇のバスといえば、ウィラートラベル。今号も裏表紙の裏に「WILLER NEWS」と題した 広告が掲載。「おもてなし宣言」のレベルの低さに驚きますが、この程度のことすら宣言する まで出来ていないのがいわゆる「ツアーバス」だったんですけどね。もちろん「高速バス」側 が完全に出来ているのかといえば確証は出来ませんが。 4月5日に営業を開始した「Willerバスターミナル新宿西口」についても紹介。こちらに関し ては広告だけでなく本文記事にも取り上げられ、「国際感覚の都市間バスサービスが登場 した 」という記載。持ち上げているのか何なのか、海外未体験の小生では理解できない表現 です。 事業者訪問は「富士急グループ」、巻頭言によれば社長の鶴の一声で実現したとか。富 士急らしいエピソードというかなんというか。 それはともかく、一大観光地である富士山をエリアにひかえる富士急グループにあって、 乗合バス・高速バス・貸切バスのグループ全体を通じての状況や具体的な事例などを紹 介しています。バス事業の動きとして、乗合事業は地域分社・統合、貸切事業は専業事業 者の解散や統合と再編が進み、コミュニティバスの受注などバス事業で利益を出すために 様々な取り組みを行っていることが分かります。 社番:H2773.PB-HR7JHAE(07年車)※。 元々は富士急横浜観光と貸切専業の営業所だったところが、横浜市交通局の路線引継ぎ に手を挙げたことも驚きました。グループの再編による変化事例の1つでしょう。 社番:T2881.PDG-HR7JPBE(08年車)※。 車両アルバムにも掲載されていますが、特定車としてノンステップのこんな車両も在籍。 社番:Y6332.KL-MS86MP(03年車)※。 多客時の増車に貸切車で対応できることも富士急グループの強みです。 富士急と言えばグリーンベルトと呼ばれるカラーを並べるべきなんですが、貸切車や高速 車で見かける機会が本当に少なくなりました。 ※印の型式・年式は掲載の「富士急グループ 在籍車両一覧」を参照。 高速バスについては、ツアーバスに関しての記載もありますが、高速バス側としても対抗 策を考えている風な随分前向きなもの。中央高速バスなど競争が厳しいにも関わらず、こ の記述のみとは。以前に比べるとなんだかマイルドな感じです。 連載はバスのカタログが「日産ディーゼルの3軸大型観光バスDA・RD」の後編。 P-DA67UEから、わずか3台のみというKC-RD630UBNまでを紹介しています。 2005年に伊勢崎駅前で見た東京福祉大学送迎で活躍する車両。ブルを見に行ったときに あわてて記録したのでひどい画像。小生のUDの3軸車画像はこれしかないので失礼します。 リペアサービスの現場からは西日本車体工業の子会社「共栄車体工業」。ここ数年の作業 台数は約1400台と、西工・西鉄というお得意さんの存在があるとはいえ、これまで取り上げ られた事業者の中では飛びぬけた台数です。近年では「移籍車のリニューアル工事」の台 数が増加しているということで、掲載写真にもリニューアル作業中の相鉄ニューエアロスタ ーも見られます。移籍車ファンとしては今からどの事業者に登場するのか気になります。 また4月発行号恒例のスーパーハイデッカー・低公害バスと下半期ノンステップバスの採用 実績リストも掲載。スーパーハイデッカーは本当に少なくなりました。 と、今号もなかなか面白い1冊です。特に事業者訪問のボリュームがあり、車両アルバムも かなりの台数が掲載されています。さすが社長の一声で決まっただけはあります(しつこい)。 バスラマ創刊20周年記念号となる次号予告、事業者訪問は久々の登場となる京阪バス グループ。このほか20周年記年イベントなどの模様が掲載されるようです。バスラマの見 てきたバス事業の20年とはどのようなものなのか等楽しみです。 なお、「斜字 」部分は同誌からの引用部分になります。 PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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