細々と更新しています
ここ数ヶ月はアクセス数が多い拙ブログ。もちろん数多の有名ブログに比べればへっぽ 特集は「中型10.5m車登場以降、現行車種から姿を消した大型9m路線バス完全ガイド」 各社のいわゆる大型短尺と呼ばれるサイズの乗合車両をメーカー+富士重工ボディの5種 紹介。大型短尺車といえばいすゞ車が得意のサイズで、誌面に書かれているBAには車幅 のみを中型幅とした「ナロー車」などもありました。 社番:C2272.KK-LT233J2(02年車)※。 京浜急行バスはかつて狭隘路線用に「ナロー車」を導入していましたが、ナロー幅の製造 中止後は中型車の導入に変更されました。その後、大型車で運行していた路線も乗客の 減少から一部に大型短尺車を導入。「デブナロ」と呼ばれているとは初めて知りましたが、 中型幅のナローよりも幅広ということをあらわしたうまい言い方です。画像は何故か排ガス 型式がKKで登録されているという珍しい車。 メーカー各社からラインナップされていた大型短尺車も、需要減少で日野・三菱ふそうと相 次いで製造を中止。誌面には書かれていませんが、大型短尺車は大型二種免許の試験 用件に適合していたサイズのため教習車として一定の需要がありました。しかしこれも法 改正で大型車サイズに変更されたことでいすゞも製造撤退しました。 社番:D7640.PK-RP360GAN(06年車)※。 UDの大型短尺車であるRPも2005年に一度ラインナップから外れましたが、競合メーカ ー各社が撤退したことで復活。標準ボディが西工だからこそ出来たともいえます。しかし販 売実績は目標を大幅に下回り、結局製造を中止となりました。 画像は京浜急行バスに在籍するRP、鎌倉・逗子の狭隘路線を中心に活躍。大型車では 厳しい道路環境ながら、中型車では少々足りない旅客需要にマッチした車種ともいえます。 ※型式年式は「京浜急行バスグループ車両一覧」『バスラマインターナショナル118号』 (2010),ぽると出版を参照。 特集後半は導入事業者カタログ。かなりの導入事業者を紹介しており、なかなか力の入っ たボリュームある内容です。せっかくなので小生も大型短尺車画像寄せ集めを少々。 社番:3A104. まずは川崎鶴見臨港バスで活躍するMM。掲載の無いリヤ側はこんな感じということで。 島根22か1638. 未掲載事業者から松江市交通局で活躍するMM。移籍車導入でまだ活躍しているのか 気になるところ。 白黒ページ掲載の特集は「経営体質を抜本的に見直すウルトラCの施策 2009年度の グループ再編レポート」。31号掲載の「バス事業者グループ再編の実態」の続編です。 ちなみに31号の感想では全くふれていません。さすがだな俺。 都市部では分社したものを再統合する流れと、地方ではファンド資本による買収・グルー プ化という流れが見られる傾向と感じました。 社番:22J. 掲載の茨城オートは再編の一環でバス事業を茨城交通に移管。帝産オートの流れを汲む バス事業を無くなるのは残念ですが、パイが縮んでいる状況では致し方ないでしょう。 今号のバス会社潜入レポートはみちのりホールディングス傘下となり、経営再建が進む 「福島交通」。三菱ふそう以外の車両を導入するなど、大きな変化が見られます。 福島200か695.P-MS725S(89年車)。 所有車両データを見る限り、初代エアロバスも県内高速を中心にまだまだ活躍中。しかし 都自動車から貸切車を21台購入したということで、貸切転用車による置き換えが進むも のと推測。それにしてもこのカラーのガーラやキュービックが移籍車導入で見られること になるとは。 そんな移籍車導入で、現在の最古参は87年車。2年前見た画像の85年車は代替された ことがわかりました。 「今号の気になりバス事業者」は東武グループの朝日自動車系列である「日光交通」。20 08年に鬼怒川を運行エリアとするグループ会社の「東武ダイヤルバス」を合併し、路線バ スも運行しています。路線バスは元々東武鉄道が運行していたものを東武ダイヤルバスが 肩代わりしたものですから、朝日自動車系列の再編も活発です。 「いすゞ純正バスボディ大研究」の6回目はU規制車編。マイナーチェンジのため、デザイン 的にはP規制車とほぼ同じになりますが、マイクロバスが製造中止となるなど車種整理が 始まった時期ともいえます。小生的にはU規制車など最近の車と言うイメージですが、既に 初期車は登場から20年経っていることに驚きを感じます。NOx・PM法の対策地域では ほとんど見ることが出来ませんが、全国規模で見ればまだまだ活躍中の現役車種です。 画像はキュービックでは異色のフロントガラスを拡大した車両。誌面掲載の那覇交通時代 の写真と比べると言うことで並べておきます。 事業者別この1年の話題を振り返る「Things happened in a year」。今回は東急バス。 目黒に配属された初代ノンステップバスの引退が個人的には印象的。 社番:KA955.PKG-LV234L2(09年車)。 画像は2009年度に導入された車両ですが、例年と比べて新車導入が少なかったことは 意外。東急バスには詳しくなかったので知りませんでしたが、グリーンライン開業の影響が これほどとは驚きました。 「愛しのバスたちよ」は九州をまとめて紹介、随分と駆け足なまとめ方は最終回の為。単 に古いバス写真を並べるだけなら某誌でもありますが、バスを撮る旅として時に珍道中や 貴重な体験など取り混ぜた内容で面白かっただけに最終回は残念です。ぜひとも同様の 企画を続けて欲しいものです。 「全国バスターミナル探訪」は広島県の「広島バスセンター」。市内中心部に位置し、国内 でも有数のバスターミナルと言えるところです。 「乗降ドアの変遷」は「グライドスライドドアPart2」。リフト付バスやノンステップバスでの採 用事例を紹介。 社番:J908. ほんの少し前のノンステップバスでは、中扉のスロープ板が電動スロープ板を装備してい たため前扉・中扉両方ともグライドスライドドア仕様の車両が標準的でした。画像は立川バ スで活躍するそんな1台。結局このタイプも過渡的な仕様となりました。 移籍車クイズは南海バスの判別法を紹介。鳳シャトルで活躍していたワンステップ車と南 海バスでも少数派車両を出題するのは正直どうよと前号の感想で書きましたが、きちんと 一般的な仕様もフォローしており一安心。次号へのクイズは八戸市交通部で活躍するキ ュービックボディのU-LV324K。 こんな画像しかないならわざわざ並べる必要も無いでしょうが、確か国際興業バスから の移籍車だったかと。そういえば正面行先表示部の板が紺色以外の国際興業バスの判 別ポイントはどこなんでしょうか。 路線バス全方位レポートは「京都府」。 今号の大型短尺車特集にあわせて、京都バスに在籍するトップドアのLT特定車。2007 年に記録したものの再掲です。京都急行バスなど気になる事業者が多いので再訪したい ところ。 このほか、洋泉社MOOK『バス移籍車両最新情報ガイド』にも掲載された、ボルボ連接バ スオーナー訪問など新旧様々なバス記事満載の1冊です。 次号予告は「続々登場!ポスト新長期排出ガス規制適合車」のみ。このほか「我が愛する バス事業者の異端車大図鑑」、「昔はよくあった!バス事業者が行なった大胆な改造車両」 「世の中に1台しかない!希少車両」など写真募集があり、これらの集まり次第で特集が 組まれるものと推測。冒頭にも書きましたが、自分のためにバスを撮影することの無い様、 マナーを考えて撮影してほしいものです。 PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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