福島で見たバス（福島交通編）

福島バスまつりを見に行くため福島へ出かけたことは以前書きました。今回はその際に
見た福島交通の車両画像を並べていきます。出かけてから２週間以上経ってますが、タ
イムリーさを売るブログではないので悪しからず。

なお、型式・年式は「福島交通 所有車両全データ」『バスマガジン４１号』（２０１０），講談
社ビーシー/講談社　を参照しました。

福島交通は保有株式の関係で長らく三菱ふそうオンリーとなっていました。しかし２００８
年に会社更生法申請により、みちのりＨＤ傘下となったことで、いすゞエルガミオ、日野レ
インボーⅡを新車導入し、移籍車でＵＤ導入と４メーカー揃うことになりました。数年前の
福島交通では想像出来ない大変化です。ということで、まずは三菱ふそう車以外の見た
車両から。











福島２００か１０８０．ＫＣ－ＪＰ２５０ＮＴＮ改（９６年車）。
リヤからの画像だけですが、ＵＤのＪＰ富士ボディ。関東バスからの移籍車。











福島２００か１０９４．ＫＣ－ＬＶ３８０Ｌ（９６年車）。
続いて東急バスからのいすゞキュービック。画像は記録できませんでしたが、東急バス
からは日野ブルーリボンも移籍しています。修理コストを考えると車種・メーカーは出来
るだけ少ない方が良いと思うのですが・・・。

福島２２あ２１４８．Ｕ－ＭＰ２１８Ｋ（９２年車）。
新車や移籍車で４メーカー揃ったとはいえ、一般乗合車の大部分はもちろん三菱ふそう
車。エアロスターＭは大型乗合車の多数派です。時期的に、国勢調査ＰＲの涎掛けを装
着していますが、５年に一度のものですので、珍しいときに記録できたということで。











福島２２あ２３３６．Ｕ－ＭＰ２１８Ｋ（９４年車）。
せっかくなのでもう１台。











福島２２あ２４６６．ＫＣ－ＭＰ２１７Ｋ（９６年車）。
製造期間の関係でエアロスターＭボディのＫＣ規制車は少数。











福島２２あ２５８７．ＫＣ－ＭＰ３１７Ｋ（９８年車）。
ニューエアロスターのツーステップ車。自社発注の大型ツーステップ車の導入は９８年
まで。以後自社発注車は中型低床車がメインとなります。











福島２００か４８５．Ｕ－ＭＰ２１８Ｋ改（９１年車）。
大型車は移籍車でまかなうことに。都営バス移籍車を一時期まとまった台数が導入され
ました。画像のエアロスターＭとエアロスターＫが在籍。都営バスが車両売却を中止する
と移籍車導入は無く、路線縮小もあり乗合車自体の導入がありませんでした。

＜中型車＞










福島２２あ２０９７．Ｕ－ＭＫ５１７Ｊ（９１年車）。











福島２２あ２０９３．Ｕ－ＭＫ５１７Ｊ（９１年車）。
登録番号が前後していますが、逆Ｔ字窓仕様のエアサス中型車。この窓仕様は福島のみ
の在籍で、循環路線を中心に活躍しています。











福島２２あ２５４７．ＫＣ－ＭＫ２１９Ｊ（９８年車）。
モデルチェンジ後の中型車。サッシ窓仕様は福島交通各営業所に在籍しています。
こちらのボディでも逆Ｔ字窓でエアサス仕様の車両が福島で活躍していますが、結局見
られず。

＜高速車＞










福島２２あ２１３４．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９２年車）。
みちのりＨＤでは都自動車から日の丸自動車興業に引き継がれなかったいすゞ車を大量
導入。福島交通に配属された車両の一部は高速車となっているとのことで、会津若松駅
前で待ち構えてみたものの、やってきたのは旧型エアロバスのみでした。





















福島２２あ２１４０．Ｕ－ＭＳ７２６Ｓ（９２年車）。
せっかくなのでもう１台。旧型エアロバスといっても９２年車ですから、担当車両は一応
新しくなっている模様。
それにしても会津若松へ勇んで出かけたものの、ひまわりくんは中型車代走と当てが
はずれっぱなしでした。こんなことなら福島でもう少し粘れば良かった、と思っても後の
祭でした。