細々と更新しています
ひっそりと低空飛行続ける拙ブログですが、午後からのアクセス数が急増。 「会津乗合自動車が自主再建を断念し、株式会社企業再生支援機構による支援が決定」 この発表を受けて検索した結果、誤って覗いてしまった方が多かったようです。 ダイヤ改正毎に激減する運行本数から、会津乗合自動車の業績が好調とは到底考え られませんでしたが、ここまで深刻な状況になっていたとは驚きました。これで福島県の 浜通り・中通り・会津の主要路線バス事業者3社全てが、何らかの再生支援を受けたこと になりました。拙ブログは能力の無さから、タイムリーな話題を極力排除するという方針で 更新していますが、今回は少し取り上げたいと思います。 会津乗合自動車は大規模な路線廃止などのリストラを進めてきましたが、結果的に事業 を再構築するところまでは出来ませんでした。バス事業で収入の期待出来る高速路線が ツアーバスとの競合で低価格とせざるを得なかったことも大きな痛手だったことも推測出 来ます。このような事態を目の当たりにすると、やはり地域の足を守ることの難しさを感じ ずにはいられません。そもそも会津バスの一般路線が既に地域の足となりえていないと いう問題もありますが、黒字にならないのであれば廃止して良いというわけでもありません。 そうは言っても再建するには方法も限られます。 株式会社企業再生支援機構によれば、 路線別収支の改善を中心とした、事業の収益改善と効率化(短期的施策) 地域住民の交通インフラという役割を念頭に置いたうえで、地方自治体等との協議を 踏まえ、経済合理性に鑑みた路線収支の改善を行っていく。 具体的には、市内自主運行路線のうち、採算性が見込めない路線の統廃合、及び地方 補助金路線の必要に応じた見直しを主たる施策とする。そのうえで削減路線に見合った 車輛除却、人員のスリム化、拠点の見直し等を行なっていく。 加えて、需要に応じた既存老朽車輛の除却、処遇体系の非合理的な部分の適正化、 グループ内の重複機能の統合等を随時進める。 株式会社企業再生支援機構「会津乗合自動車株式会社等に対する支援決定について」 より転載。 福島22か2036. ということで路線の縮小と、古参車両が姿を消していくことは避けられない模様。 まだ支援が決定した段階に過ぎませんから、あれこれ邪推するのは無意味 です。まずは今後の事業展開の推移を見守っていきたいと思います。 こんなことを書きながらなんですが、企業再生支援機構による支援終了後、どのような ファンドが引き続き後ろ盾となるのかも注目したいところです。 せっかくの機会ですので、会津若松で記録した貸切車の画像を少々並べていきます。 福島22か2372. のっけからリヤ側の画像のみで失礼。既に貸切転用車が中心の高速車を並べているので お分かりいただけるかと思いますが、貸切車も富士重の7HDボディが中心となっています。 福島22か2403. UDのRA貸切車。フロントライト周りが変更されたタイプです。 貸切車の多くは一時期会津タクシーに移管し、会津若松駅近くにあるダイユー8駐車場の 一角にも車庫を設けていました。会津タクシーとの合併により、現在は再び会津乗合自動 車で運行しています。 福島22か2404. 中型貸切車。鍍金バンパーが眩しい日野RR。折戸というのがまた微妙。 福島22か2405. こちらも日野です。やはり富士7HDボディ。 福島22か2569. UDの大型貸切車。こうして並べてみると、連番で導入した車両の多くが高速車に転用され ていることが分かります。貸切事業の縮小も自主再建の一環でしたが、規模縮小はプラス へと働かなかったようです。 PR |
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ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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