北九州で見たバス（その２）

前回に引き続き、主に４月に記録した北九州市交通局のバス画像よせ集めです。
今回のその２では９６年以降に登場したワンステップ・ノンステップ車両、特定車、貸切車
を並べていきます。

なお、型式・年式は「北九州市交通局 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル７３号』
（２００２），ぽると出版 を参照しました。





















局番：Ｈ８０７．ＫＣ－ＭＫ２１９Ｊ（９６年車）。
９６年に導入したＭＫワンステップ車。くすんだ黄緑色といった印象のこの塗装、公式ＨＰに
よれば９９年に市営バス開業７０周年記念して制定された「若みどり色」カラーとのこと。
「若みどり色」カラーはワンステップ・ノンステップ車をあらわすということで、導入時青白カ
ラーだったＭＫも塗り替えられています。おそらく今後新デザインへ塗り替えられるでしょう
から、この塗装も過渡的な姿となりそうです。

局番：９９０５．ＫＣ－ＵＡ４６０ＮＡＮ改（９９年車）。











局番：９９０９．ＫＣ－ＵＡ４６０ＮＡＮ改（９９年車）。
ＵＤ大型ワンステップ車で、これまでより長いＮ尺を導入。中型車を入れたかと思えば長
尺と節操がありません。
９９年より局番の導入年度が元号から西暦に変更しました。また、局番にあわせた希望番
号でナンバーの取得も行われています。「若みどり色」で初登場したグループですが、更
新時期と重なったのか新デザイン塗装に変更されています。





















局番：０００１．ＫＫ－ＲＭ２５２ＧＡＮ（００年車）。
００年度は中型・大型車を導入。中型車はスペースランナー顔でおなじみのＲＭを導入。
中扉グライドスライド仕様はノンステップ車。
西暦を局番にした関係で、００年は北九州２００ナンバーの若番を取得することに。御存知
のように一部は抽選番号に指定されている関係で、画像の車両は北九州２００あ１となっ
ています。











局番：０００６．ＫＫ－ＲＭ２５２ＧＡＮ（００年車）。
中型車はノンステップ車にまじってワンステップ車も導入。中扉が４枚折戸となっています。





















局番：００１０．ＫＬ－ＭＰ３５ＪＭ（００年車）。
大型車は三菱ふそうのＭＰワンステップ車を導入。これまで通りＭ尺で中扉４枚折戸仕様。





















局番：０１０１．ＫＫ－ＲＭ２５２ＧＡＮ（０１年車）。
０１年度も引き続き中型はＵＤ・大型は三菱ふそう車を導入。ただし中型車はワンステップ
仕様のみの導入。前面デザインはスペースランナー顔からＢ型タイプに変更。











局番：０１０８．ＫＬ－ＭＰ３５ＪＭ（０１年車）。











局番：０１０９．ＫＬ－ＭＰ３５ＪＭ（０１年車）。
大型車はワンステップ・ノンステップ車とも中扉引戸仕様に変更。画像はワンステップ車。





















局番：０２０２．ＫＬ－ＭＰ３７ＪＭ（０２年車）。
０２年度は大型ノンステ２両のみ導入。
北九州市交通局のマスコットキャラクター「キタッピー」が側面にやたら貼られています。











局番：０３０２．











局番：０３０１．
主に日吉台方面の路線で活躍するＭＪワンステップ車。やはり「キタッピー」だらけ。











北九州８００あ１６１５．
特定送迎用途のリフト車。北九州市による白ナンバー車が中心ですが、交通局所属で青
ナンバーにつけかえたと思われる車両も在籍しています。特定車や貸切車は称号を局番
の代わりとしている模様。画像の車両は「こうつうきょく」とそのまま感。











リフト車も西工ボディが中心ですが、少数ながら純正ボディのエアロスターや富士７Ｅボ
ディも在籍。画像は富士ボディの「こうじゃく３」で、こちらも白ナンバーだったものを青ナ
ンバーにつけかえたと推測。隣に並ぶのは競艇送迎専用のエアロスターＫ３扉車。











左ひびき、右：さらくら
公営事業者では縮小傾向にある貸切事業も、北九州市交通局では積極的に営業活動を
行っています。車両はやっぱり西工ボディで揃えられています。