鹿児島で見たバス２０１１（鹿児島交通編その１）

１０月に見たバス画像のよせ集め「鹿児島で見たバス２０１１」。
今回は良くも悪くも話題に事欠かないこと、いわさきグループの筆頭バス事業者である
鹿児島交通の移籍車画像を並べていきます。

型式・年式は「いわさきグループ・バス事業 所有車両全データ」『バスマガジン５３号』
（２０１２），講談社ビーシー/講談社 を参照しました（※２０１２．１２．３追記）。











近年は鹿児島市営バスに対して敵意むき出しというか、正直「どうかしている」感のある
いわさきグループ。鹿児島交通の一部の車両にはご覧のように、「官より民です」
とアピールしています。











側面は頑張ることを決意表明。わざわざフォントサイズを小さくしてアピールしている
「赤字補填はありません」のフレーズが「どうかしている」感をアップ。バス事業は頑張
ってほしいと思いますが、鹿児島市内の一部で繰り広げられている不毛な競合を見る
と正直複雑な気分になります。こんな時代もあったねとなれば良いのですが、はたして
どうなることやら。

さて、鹿児島交通の移籍車はここ数年で台数が激増しています。今回のその１では、
鹿児島２００か８０５までの車両を並べていきます。





















鹿児島２００か４０９．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ（９１年車）。

グループ会社の林田バス（当時）に続き、鹿児島交通も移籍車による車両代替を本格
化。京成移籍車に続いて登場したのが東京都交通局からの移籍車。富士ボディのい
すゞＬＶ。２００９年訪問時には無かった、扉の「出入口」表記がいつのまにか貼られて
いることに軽い違和感と驚き。

鹿児島２００か４６２．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９４年車）。
西武バスからＬ尺のＵＡ移籍車がまとまった台数在籍しています。まずは「イオン鹿児島
ショッピングセンター」ラッピング車。











鹿児島２００か４６４．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
西武バス移籍車といえば３扉車も在籍。扉を埋めるなどの改造は特に行われていない
模様。画像の車両は鹿児島交通・いわさきバスネットワーク・南国交通３社で共同運行
している「ドルフィン１５０」専用車として活躍。











鹿児島２００か４６５．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
「イオン鹿児島ショッピングセンター」ラッピングの３扉車。西武バス移籍車導入事業者
の中でも３扉車導入台数はずば抜けて多い印象。





















鹿児島２００か５３５．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
鹿児島交通標準塗装の西武バス移籍車。
現在の鹿児島交通標準カラーは、白地にカラフルなヤシの木マークが散りばめられた
デザインとなっています。





















鹿児島２００か５５０．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
標準塗装の３扉車。











鹿児島２００か５７６．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
西武バス移籍車は記録出来た枚数も多いので、とりたてて代わり映えしませんが並べ
ておきます。





















鹿児島２００か７３４．Ｕ－ＪＰ２１１ＮＴＮ（９５年車）。
京王電鉄バスグループからのＪＰ移籍車。鹿児島交通初のワンステップ車で、富士ボディ
のＵ規制車がそこそこまとまった台数在籍しています。











鹿児島２００か７５０．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９５年車）。
西武バス移籍車と並び、かなりまとまった台数在籍しているのが国際興業バス移籍車。
まずはＵ規制車のキュービックＫ尺。











鹿児島２００か８０３．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９５年車）。
いわさきグループの白露酒造ラッピング広告車となっている国際興業バス移籍車。





















鹿児島２００か８０５．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９５年車）。
同じく国際興業バスからの移籍車ですが、塗装工場の違い？か、前扉・中扉周囲が白塗
りの車両も在籍。