名古屋で見たバス２０１１（抄）

２０１２年も２月を過ぎようとしているなか、今さら２０１１年３・４月に名古屋の名鉄バス
センター周辺で記録したバス画像のよせ集め。ネタが無いなら更新しないという考えも
あるのですが、なかなか踏ん切りがつきません。大したアクセス数も無いのに自意識
だけは過剰です。ちなみにタイトルの（抄）は、名古屋市営・名鉄バス・三重交通グル
ープの車両は除いているため。「抄」の用法が間違っていることをお詫びいたします。

＜京王バス東＞










社番：Ｋ５０９０５．
まずは関東甲信越地方の事業者から並べていきます。名古屋と東京の新宿を結ぶ高
速バスは名鉄バスと京王バス東の共同運行。昼行便・夜行便どちらも４列シート車両を
使用しています。この日記録出来た車両はエアロエースでした。

＜信南交通＞










松本２００か５５８．

名古屋と飯田・昼神温泉を結ぶ高速バスは名鉄バスと信南交通の共同運行。信南交
通のＨＰによれば超特急・特急・各停の３種別がある模様。

＜北陸鉄道＞










社番：３６－６８０．ＰＪ－ＭＳ８６ＪＰ（０６年車）※１。
名古屋と金沢を結ぶ高速バスは名鉄バス・ジェイアール東海バス・西日本ジェイアール
バス・北陸鉄道の４社共同運行。画像の三菱ふそうＭＳは長らく北陸鉄道の路線バス・
高速バス標準塗装デザインを採用した末期頃の車両と推測。

＜富山地方鉄道＞




















富山２３０あ７３１．ＫＬ－ＲＡ５５２ＲＢＮ（０４年車）※２。
名古屋と富山を結ぶ高速バスは名鉄バスと富山地方鉄道の共同運行。西工Ｃ－Ⅰボディ
のＫＬ規制車。

＜岐阜乗合自動車グループ＞










岐阜２００か６２９．ＫＬ－ＭＳ８５ＫＳ（０５年車）※３。
続いては名古屋と美濃・関を結ぶ近距離高速バスを運行する岐阜乗合自動車の車両。
側面に行先をアピールしたスタンダードデッカーのエアロバス。











岐阜２００か９６２．ＰＪ－ＭＰ３５ＪＰ（０７年車）※３。
美濃・関への路線にはこんな車両も運用に入っています。フロント１枚ガラスとそれなりに
見栄えのする仕様となっているエアロスター。











岐阜２００か７２９．ＫＬ－ＭＳ８５ＫＳ（０５年車）※３。
名古屋と世界遺産で知られる白川郷を結ぶ路線は分離子会社の岐阜バスコミュニティ
八幡による運行。２０１１年１２月より季節運行から通年運行となりました。
岐阜バスコミュニティ八幡は郡上八幡・白鳥への路線も運行しており、こちらのほうが
メイン路線となっています。

＜東濃鉄道＞




















岐阜２２き１００９．
名古屋と可児を結ぶ近距離高速バスは、とうてつこと東濃鉄道による運行。富士重工
ボディを長らく愛用してきた事業者ということで、富士７ＨＤボディの貸切転用車も運用
に入っています。











岐阜２００か４６０．
こちらは西工Ｓ型ボディの高速車。土岐プレミアムアウトレットの広告車となっていました。











岐阜２００か５０１．
同じく西工ボディですがこちらは路線シャーシに架装したＥ型ボディ。東濃鉄道では三菱
ふそう純正車体のエアロスター高速車も在籍しています。

＜四国高速バス＞










香川２００か３１０．
名古屋と香川の高松・丸亀を結ぶ「さぬきエクスプレス名古屋号」。名鉄バスと四国高速
バスの共同運行で、この日は四国高速バス所属の車両が昼行便で名古屋入りでした。

＜徳島バス＞










徳島２００か１９１．
「ＥＤＤＹ」でおなじみの徳島バスですが、名古屋への路線を名鉄バスと曜日限定で共同
運行しています。画像はＰＪ規制車のエアロバス。ちなみにジェイアール東海バスとジェ
イアール四国バス運行の夜行高速バス「オリーブ松山号」が徳島駅を経由し毎日運行中。

＜西日本鉄道＞










社番：４３０１．ＢＫＧ－ＭＳ９６ＪＰ（０８年車）※４。
名古屋と博多・福岡天神を結ぶ「どんたく号」。「はかた号」でおなじみ白夜行カラーの
現行ボディエアロクイーンが運用に入っていました。

＜大分交通＞










大分２００か１０６．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ（０２年車）※５。
名古屋と大分を結ぶ「ぶんご号」は大分交通・大分バス・亀の井バスの３社による共同
運行。この日名古屋入りした運用車両は西工ＳＤ－Ⅰボディの三菱ふそうＭＳでした。

＜西肥自動車＞










社番：Ｆ４８６．

「ぶんご号」とほぼ同時刻に西肥自動車のエアロクィーンⅠも記録出来ました。名古屋と
佐世保を結んでいた路線は２０１１年１０月いっぱいで運行を終了。現在は福岡で西鉄運
行の「どんたく号」へ乗り継ぐ割引乗車券を発売し、名古屋への足を確保しています。


型式・年式は以下の文献を参照しました。
※１）「北陸鉄道グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１１７号』（２００９），
ぽると出版
※２）「富山地方鉄道 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１０４号』（２００７），
ぽると出版
※３）「岐阜バスグループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１２３号』（２０１０），
ぽると出版
※４）「バス在籍車両一覧」『バスラマスペシャル９ 続・西鉄バスの本』（２００９），ぽると出版
※５）「大分交通グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル９４号』（２００６），
ぽると出版