熊本で見たバス２０１２（熊本バス編その４）

「熊本で見たバス２０１２」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
今回の熊本バス編その４では、記録出来た熊本２００か４００番台までの一般乗合車両
を並べていきます。新車あり移籍車ありと、バラエティに富んだ在籍車両となっています。

なお、ノンステップ車の型式・年式は『バスラマインターナショナル』，ぽると出版 各号掲
載の「ノンステップバス採用実績」を参照しました。





















熊本２００か１１９．
当時の熊本バスでは北九州市営バスや名鉄からの移籍車導入が続くなか、新車も導入
しています。西工ボディのいすゞＬＲワンステップ車で、中扉折戸のスロープ無しという仕
様はこれまで導入してきた車両と変わらず。

熊本２００か２６２．ＫＫ－ＬＲ２３３Ｊ１改（０３年車）。
０３年に１台導入した純正ボディのいすゞＬＲノンステップ車。「ゆうゆうバス」専用車のＭＪ
に続き登場したノンステップ車です。元「ゆうゆうバス」のＭＪも現在どの路線で使われてい
るのでしょうか。











熊本２００か３２５．ＫＫ－ＨＲ１ＪＫＥＥ（０４年車）。
久しぶりの日野新車、ＨＲの９ｍサイズ。やはり１台のみの導入で、タイミングが合わない
となかなかお目にかかれない車両です。





















熊本２００か３８１．





















熊本２００か３８２．
北九州市営バス、名鉄と微妙なところからの移籍車導入が続いていた熊本バスですが、
ようやく長く使えそうなワンステップの移籍車が登場。京浜急行バスから三菱ふそうの
エアロスターＫワンステップ車で２台在籍。日野のワンステップ車ではなく少数派だった
エアロスターＫのワンステップ車を導入しているところが熊本バスらしさともいえます。





















熊本２００か４０３．
続いて登場したのが、長距離路線に対応した立派なシートの内装で人気となった遠州
鉄道からの三菱ふそうＭＰ移籍車。リヤの行先表示は遠州鉄道時代からありません。
ここでは１台のみ並べていますが、まとまった台数が活躍中です。





















熊本２００か４３４．
熊本市営バスの路線移譲が行われる関係で、県内各社とも積極的に移籍車導入を行い
ました。とりわけ大人気だったのがこのモデル、京浜急行バスからの日野ワンステップ車。
順当に熊本バスにも登場しました。











熊本２００か４３９．
日野ワンステップ移籍車はまとまった台数が在籍。この車両は「ワンマン」行灯を表示中。
運転手さんのカスタマイズでしょうか。











熊本２００か４５７．
せっかくなので日野ワンステップ移籍車をもう１枚。











熊本２００か４７７．
熊本市営バスからの路線移譲の関係で中型車も必要となりましたが、神奈川中央交通・
西武バスなどからの大量廃車のタイミングと合わず。結果、様々なところからかき集めら
れました。画像の車両は阪急バスからのＭＫ短尺車。短尺のため前中扉仕様で、当時の
阪急バスでも少数派だった車両です。





















熊本２００か４９６．
積極的な移籍車導入が続くなか登場した阪東自動車からの日野ＨＴツーステップ車。
塗装はこれまでの赤バスイメージを払拭したさわやかなデザインとなっていますが、阪
東自動車の塗装デザインの影響を受けたことは間違いないでしょう。粒子状物質低減
装置のＤＰＦが付いた移籍車がまだ少なかったことから、さわやかな塗装でアピールし
たという話も聞いたことがありますが実際はどうなんでしょうか。
ちなみに、熊本バスではもともと後部の行先表示を使用せず「熊本バス」幕で固定して
います。この車両も後部は「熊本バス」幕で固定していますが、阪東自動車時代と変わ
らぬ大型サイズの表示機を活用しています。