細々と更新しています
バスに関する書籍を買ったらブログに書くシリーズ、今回は5月に刊行された『BJハン ドブックシリーズR77 茨城交通』です。今さらの更新となったは、夏休みにようやく水戸 へ出かけたというだけの理由です。 水戸200か1102.PKG-LV234N2(10年車)。 さて、本書の内容はこれまで同様、紀行編・歴史編・車両編の3部構成。終点の風景は 「蛇穴(じゃけつ)」です。趣味誌で茨城交通が取り上げられたのは2012年1月刊行のバ スマガジン51号以来となります。かなり短いインターバルでの刊行ですから、掲載車両に 12年導入車とその代替廃車が少々あったくらいで大きな変化はありません。しかし、茨城 交通のみで丸々1冊ですから、ページの都合上やや物足りない内容だったバスマガジンと 比べ、バス黄金時代から経営危機といった波乱万丈な歴史編や車両紹介ではバリエーシ ョン豊かな移籍車をそれぞれ掲載しており読み応えがあります。 画像は茨城交通で久々の自社発注大型車となった、いすゞLVノンステップ車です。 感想はこのくらいにして、以降はいつものように水戸や都内で記録した画像を自己満足的 に並べていきます。今回はいつもにも増してボリュームのある、画像よせ集めとなっており ます。なお、型式・年式は掲載の車両リストを参照しました。 <一般乗合車> 水戸22か1383.P-RM81G(90年車)。 茨城交通の自社発注一般乗合車は大型・中型とも長らく前後扉仕様を採用。まずは富 士6EボディのRM。 水戸22か1471.U-UA440LSN(91年車)。 富士7EボディのUA自社発注車。画像の車両は茨城新聞と地元感あふれるラッピング 広告車となっています。ちなみにフロントの「うしろのり」表示が光りそうな感じですが、 どうなんでしょう。 水戸22か1989.KC-MK219J(96年車)。 茨城交通は4メーカー在籍していますが、台数にバラツキがあります。三菱ふそう車は 他メーカーに比べると少数派。一般乗合車は、96年導入の中型2台・大型2台を最後に 新車導入が行われていません。画像の車両はそのうちの1台。 水戸22か2108.P-U33L(89年車)。 92年から移籍車導入を開始した茨城交通。当時早い年数で代替を行っていた西武バス からの移籍車が導入の中心となりました。一般乗合車の代替は移籍車のみという時期 がしばらく続いたことから、数年前の茨城交通と言えば西武バス移籍車ばかりという印象。 西武バスからの移籍車で一大勢力を誇った富士5EボディのU32グループの代替は完了 し、現在在籍する大型車は富士7EボディのU33以降となっています。 水戸200か36.P-LV314K(88年車)。 茨城交通では残り2台となった富士5Eボディですが、そのうちの1台を記録することが 出来ました。東京都交通局移籍車のいすゞLV。東京都交通局移籍車も西武バス移籍 車につぐ勢力となっていましたが、移籍車としての売却が行われていないことから減る 一方という状況。 水戸200か267.P-RJ172BA(88年車)。 1つ目ヘッドライトの日野レインボーは、茨城交通最古参となる84年車をはじめ、茨城オ ート引継車など複数台が在籍しています。画像の車両は東京都交通局からの移籍車。 水戸200か786.U-LR332J(92年車)。 中型移籍車は弾不足ということもあり、前中扉・前後扉どちらも導入しています。画像の いすゞLRは立川バスからの移籍車。現在全国各地で移籍事例が見られる立川バス移 籍車ですが、当時は大型車・中型車とも前後扉仕様の廃車だったことから、まだ珍しい 存在でした。 水戸200か1017.KC-LV380N(97年車)。 東急バスからN尺キュービック移籍車。近年グループ外への売却事例が見られる東急 バスですが、まさか茨城交通にもやってくるとは思いもよらず。 水戸200か1182.KC-LR333J(98年車)。 茨城交通では近年京成グループからの移籍車も多く、画像のいすゞLRは千葉中央バス からの移籍車。 水戸200か1215.KC-UA460LSN(98年車)。 西武バスからの移籍車導入は現在も続いており、KC規制の3扉車も登場。ちなみにこ の車両は西武バス→西武総合企画の特定車を経て茨城交通入り。 水戸200か1259. 掲載の車両リストは2012年4月1日現在。刊行後しばらく経っていることもあり、既に新 たな移籍車が登場しています。 三菱ふそうのMPノンステップ車が茨城交通に初登場。後部に向かい合わせとなるシー ト配置の初期型モデルで銀サッシ+デンソーエアコン装備という仕様から出自は絞れる かと。 <高速車> 水戸22か1931.KC-LV781R(96年車)。 なんともいえない迫力のあるデザインの旧高速車塗装。まずは、いすゞ純正ボディのスー パークルーザー高速車。茨城交通の高速車は一時期立派なヘッドレストを装備していま した。 水戸200か80.JA530RAN(00年車)。 00年はユーロツアーを3台導入。シート仕様などは簡素化され、コストを抑えた導入と なっていきました。 水戸200か158.KL-RA552RBN(00年車)。 00年はさらに西工S型ボディの高速車も1台導入。コスト削減も、ここまで来ました。 水戸200か216.KL-RA552RBN(01年車)。 翌01年に登場した富士1Mボディの高速車。西工S型ボディ同様、こちらも高速車では 1台のみというレア車。笠間~秋葉原駅間の高速バス運用に入っていたところを記録。 水戸200か472.KL-LV781R2(03年車)。 いすゞガーラの高速車。 水戸200か556.KL-RA552RBN(04年車)。 富士重工のバスボディ製造撤退後に登場した西工ボディ高速車。S型リピートオーダー とはならず、ヘッドライト周りをモデルチェンジしたC型ボディで導入。 水戸200か826.PJ-MS86JP(07年車)。 水戸200か830.PJ-MS86JP(07年車)。 07年導入の三菱ふそうエアロバス高速車から、現行の塗装デザインに変更。茨城交通が 新たに制定した「 i 」と「 k 」をモチーフとしたマークをアレンジしています。あくまでも模様 ということで、運転席側は鏡文字のような感じになっています。 水戸200か1228.LKG-RU1ESBJ(12年車)。 12年導入のLKG規制車ガーラ高速車。 <貸切車> 水戸22か1560.U-RU3FTAB(92年車)。 在籍する貸切車はスーパーハイデッカー中心とグレード高め。貸切車塗装デザインは もともとダブルデッカー・スーパーハイデッカーに採用されたもので、現在はハイデッカ ーも同一デザインとなっています。画像はフロント上下2段ガラスのセレガGJ。この日は サテライト水戸への無料送迎バスの運用で、なんとも勿体無い使い方をしていました。 <旧茨城オート車> 水戸22か1258.P-RJ172CA(89年車)。 グループ再編により、2011年にバス事業から撤退した茨城オート。路線・車両は茨城交通 に引き継がれました。社名の表記変更と鳩モチーフの社章は消されましたが、旧社番は残 ったまま。ほぼ茨城オート時代と変わらない姿で運用中です。画像の車両は茨城オート社 番「12J」だった日野RJ。 水戸22か1819.U-RU3FSAB(94年車)。 茨城オートの貸切車は茨城交通の貸切車塗装と同じデザインながら白地色で存在感を 示しています。富士7Sボディの日野車は茨城オート出身のこの車両のみというレア車。 たまたまこの車両も、サテライト水戸無料送迎バス運用に入っていたためあっさり記録 できました。 久々に出かけた水戸で、ここに並べた以外にもバラエティ豊かな在籍車両を見ることが 出来ました。みちのりHD傘下となり、車両代替のスピードが上がったように感じました。 さて、 次号の刊行予定事業者は「ジェイ・アール北海道バス」。「ハンドブックR」シリーズ では初となる道内事業者です。 社番:524-4965. 画像は既に確保しているので、近々更新予定。最近はいわゆるブログらしく、感想めいた ものばかり書いていますな。 PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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