細々と更新しています
バスマガジンの感想めいたものを発売月内に更新することをあきらめ、ゆるゆると書い ては直しを繰り返してきましたが、まさかのエラーで本文消失。さらに中国からのアクセ スによるクソスパムコメントが更新モチベーションをさらに低下させます。それはともかく、 月内更新をあきらめたら、そこで終わりですよというわけで、バス雑誌の感想と題した 「更新がしたいです」。奇数月の発売はバスマガこと『バスマガジン 55号』です。 巻頭は「いすゞ自動車がハイブリッドバスを新発売!」と題し、販売を開始したいすゞ エルガハイブリッドを紹介。記事の内容はバスラマとほぼ同じですが、カラー写真の 掲載枚数が多いので読みやすい印象。 画像は第42回東京モーターショー2011で記録したもの。もう何回目の再掲になるのか というくらい使いまわしています。市販第一号車が阪急バスに登場したことから、今後乗 車する機会も増えていくことになりそうです。 ハイブリッドバスに続いては、「沖縄と秋田で始まった電気バスの実証実験」の話題を紹 介しています。秋田に登場した電気バスはいすゞエルガミオの新車。一方、沖縄に登場し た電気バスは、「導入コストを抑えるため、移籍車両(中古導入車)をベースに改造 」した 車両で、「ガージュ号」と名付けられました。 第1号車となった車両はもともと「沖縄200か743」として登場したいすゞLRワンステップ 車。画像は電気バス改造前の2011年に記録したものを再掲。沖縄県では「14年度まで に12台のEVバスの製造、運行を目標としている 」とのことですから、ゆくゆくは大型車も 登場するのかもしれません。 特集は「ネオクラシックバス特集 第5弾」。ネオクラシックバスとはバスマガジン創刊号で 独自に定義した「懐かしいがクラッシックというほど古くないバス 」、具体的に1980年代 前半まで製造されていたリベットの多いモノコックバスを指します。バスマガジンでは数年 おきに特集が組まれていますが、過去の特集で掲載された車両もだいぶ引退している ことが分かりました。 沖22か906.RE101(78年車)。2010年に記録したものを再掲。 バスに詳しくない人からすれば、ボンネットバスに比べると箱型バスのノスタルジーさは いまひとつ。それでも近年では、歴史的な意義などから動態保存車として活用されている 事例も見られます。画像の車両もそんな1台、東陽バスの日野RE730車。 また今回は保存車も掲載し、小生的に気になっていた芦別に保管している北海道中央バ ス保存車の現況を紹介しています。 白黒頁には「バス輸送の安全性を考える第3弾」。Part1では「新高速乗合バス制度」に ついての概要を説明したうえで、Part2で高速ツアーバス側を代表しウィラートラベルの 村瀬茂高社長へ「高速ツアーバスの時代は終わった!」と、なかなか刺激的なタイトル のインタビュー記事を掲載。新高速乗合バスは関越道での事故を風化させることなく、責 任の所在を明らかにした仕組みを維持してほしいものです。 バス会社潜入レポートは「道北バス」。前号の防長交通に続き、なかなかマニアックな 事業者を取り上げています。道北バスといえば、マニア的にはなんといっても移籍車。 前事業者ほぼそのままな塗装で運用中の車両が有名ですが、移籍車市場を賑わす車 種・車両を割と早い段階で導入している目の肥えた事業者ともいえます。 旭川200か741.KC-MP717M(97年車)。2011年に記録したものを再掲。 例えば神奈川中央交通が97~98年に貸切兼用車としてまとまった台数導入した「ブルー イエロー」&「スヌーピーバス」をいち早く導入。長距離路線車として適材適所の活躍を見せ ています。 旭川200か411.2010年に記録したものを再掲。 市内線運用車両はここ数年の中型車導入や低床車導入で変わりつつあります。画像の 川崎市交通局エアロスターKボディ移籍車は、バスコレクション13弾でモデルにもなりま したが、今や旧塗装の1台のみが残るだけ。代替は単に年式だけでなく、車両状態なども 考慮しているのでしょう。 都市間高速車は「全車両が他事業者からの移籍車で構成されているのも大きな特徴 」。 旭川200か737.KCーRA531RBN(98年車)。 かつては西武バスからの移籍車が中心でしたが、近年は関西地方の事業者からの車両 も導入しバリエーションが豊富となっています。 続いては連載をいくつか紹介。まずは事業者別におおむね1年の話題を振り返る 「Things happened in a year」は国際興業バス。2011年から12年前半にかけての トピックスを紹介。「廃車対象車が少なかったこともあって、新車導入数も抑えられた 」とは いえ、CNG車の大量廃車が特筆されます。 社番:1510.KK-LR233E1(99年車)。2010年に記録。 7mのエルガミオも代替が進みました。収容力の関係で運用路線は限定されており、 池袋営業所配属車両は江古田二又行路線専属となっていました。 「全国バスターミナル探訪」は兵庫県神戸市の三宮駅周辺。都市間高速バスの乗り場 はミント神戸と神姫バスターミナルの2か所に分かれています。知らないと戸惑うかもし れませんが、新宿駅や大阪駅・梅田駅などに比べれば2か所のターミナルは隣接して おり、まだ分かりやすいかもしれません。 神姫バスの三ノ宮バスターミナルはJRの高架線下のスペースに設置されています。 けして広いといえない高架下の間口へ大きなバスがバックで進入するさまはなかなか 壮観です。画像は2009年に記録したもの。 短期集中連載「東日本大震災の被災地で活躍するバスを追う」の第3回は宮城交通・ 仙台市交通局・岩手県北自動車の3事業者の震災発生から現在までの動きを「各社 担当者のライブ感あふれる言葉を交え 」紹介しています。 「事業者間移籍車話題の広場」は前号に続き、各地で登場しているノンステップバス移 籍車事例について。 路線バス全方位レポートは「長崎県」の1回目。今号は長崎自動車グループ、長崎県交 通局、島原鉄道など県南地域の事業者を取り上げています。 長崎200か644.2012年に記録。 ここでは、リヤ側のみですが島原鉄道の車両画像を並べておきます。在籍車両は日野車 で統一されていましたが、現在は4メーカー在籍。特に画像のUD車を導入するとは予想 できませんでした。 今号も新旧取り混ぜた読みごたえのある1冊となっています。なお、「さようなら、エアロ キング」「西日本車体工業歴代バスボディ徹底解説」「今号の気になりバス事業者」「乗降 ドアの変遷」「全国乗合バス100選」などが休載となっています。そろそろ連載に一区切り 付けた方が良いような気も・・・。 次号予告は「2013年 バスの遊び方・楽しみ方A to Z」ほかとのこと。一般の利用者や 運転士さんなどに迷惑をかけるような遊び方は論外ですが、まったく想像がつきません。 とりあえずバスを自家用で所有しよう!など実現が難しいような内容もご勘弁願います。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照したものになります PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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