細々と更新しています
都議会選挙が終わり、駅前など多少静かになった今日この頃。ただ、すぐに参議院選 挙ですから「嵐の前の静けさ」なのかもしれません。というわけで、月末恒例のバス雑 誌の感想という名の地盤・看板・カバン。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナ ショナル138号』です。 巻頭は「2013バステクフォーラム開催」。5月31日に開催したイベントの内容を紹介。 特集は「改めてバスの安全を問う Ⅴ」。バスラマで度々取り上げている特集で、今回は 「ドライバーの健康管理の重要さ 」についてを取り上げています。バス事業者への行政 処分などを見ると、健康管理項目についての不備が指摘されていることも少なくないこと から、注目すべき内容です。ただ、マニア的には正直地味な特集です。 レポートでは、名古屋ガイドウェイバスに登場した日野ブルーリボンシティハイブリッドに ついてや、小田急バス登戸営業所の概要、「AT搭載の最新シティバスの実力を探る」は 箱根登山バスとなっています。 タイムリーな話題を中心に取り上げたトピックス。バスラマ版移籍車情報コーナーとなっ ている「こんなところにこんなバス」で、ようやく小生の手持ち画像を並べることが出来ます。 熊本200か1035.KL-JP250NAN改。 熊本バスに登場した京王電鉄バスグループからのJPノンステップ移籍車。掲載写真は、 窓に「くまもん」の後姿が貼られているリヤ側だけなので、左斜め前からの画像を並べて
おきます。正面・側面に「くまもん」がいっこうに貼られないことから、この姿が完成型の
模様。ということは、正面・側面の顔のようなデザインがまさか「くまもん」のデフォルメ? 塗装の由来を御教示いただきたいものです。 事業者訪問は「西東京バス」。1963年に京王グループ傘下の3社が合併して誕生し、 今年がちょうど50周年となります。「秋に迎える50周年では、お客様や地域への感謝を 込めてイベントを計画していますが、併せてオリジナルグッズの発売や、キャラクターの 発表、またそれに先駆けたネーミングの公募なども予定 」しているとのこと。これは見逃 せない情報です。そういえば、40周年では2枚組みのオリジナルバスカードを販売しまし たが、売れ残ったようで最後はバラ売りしていました。 「1999年まで8年連続の赤字 」のため「不採算路線の廃止やダイヤ削減など収支改善 策ばかりが優先され、サービス改善は後回し 」となっていましたが、近年は「厳しい時代 の経験を踏まえて企業の体質が強化された成果 」もあり積極的な営業展開を行っていま す。記事も近年の様々な施策についての紹介がメインとなっています。 社番:D20391.KL-HR1JNEE(03年車)。 施策というにはオーバーですが、2013年のゴールデンウィーク期間中には京王電鉄との コラボ企画として、一部車両に「陣馬」のヘッドマークを模した涎掛けを装備しました。 基本は陣馬高原下への運用車両に装備していましたが・・・。 社番:D10618.PJ-LV234L1(06年車)。 ゴールデンウィーク中は道路渋滞などで定時運行もままなりません。運用の都合で陣馬 高原以外への路線にも入っていました。 社番:C20209.KL-HR1JNEE(02年車)。 小生的に、カラー方向幕や系統番号変更についての記述が無かったのが残念なところ。 八王子駅周辺で見られるカラー方向幕は五日市営業所の車両のみとなっています。ちな みに、カラー方向幕とひきかえに誕生した「暁」や「16号」といった系統番号への変更作業 は楢原・恩方と進んだ段階で中断しています。方向幕車の代替次第ということでしょうか。 社番:D50007.KL-JP252NAN改(00年車)。 西東京バスはコスト削減などを目的に分離子会社の多摩バスを設立しました。西東京バス とは全く異なる青系の塗装デザインを採用し、大きな「Tama」ロゴで別会社をアピール。 2008年に西東京バス統合後はデザイン上のポイントだった「Tama」ロゴを剥がし、画像の ようになんか物足りない姿となっています。 社番:A11058.PDG-LR234J2(10年車)。 西東京バスは京王グループということから車両導入面など影響を受けているようですが、 京王電鉄バスグループで御法度状態のいすゞ車を継続して導入しています。一方で、三 菱ふそう車はお付き合い程度の採用となっています。 社番:DK21280.QRG-RU1ASCA(12年車)。 こちらも京王電鉄バスグループで今のところまだ採用の無い現行セレガ。社番のKは 貸切車をあらわします。「貸切バスはかつて観光貸切が主体 」で、八王子市旭が丘に 貸切車専門の営業所を擁していました。「現在は送迎に特化 」し、この車両は中央道を 経由する「新宿ー八王子間の大学送迎に使用 」しています。さらに新高速バス制度から、 「週末や夏休み期間などは京王電鉄バスグループから受託する新宿ー松本間の増発便 などに使用するため、後部トイレ付、乗客定員49人という高速車に準じた仕様 」となって います。画像は増発便運用に入っていたところを記録したもの。 社番:M11371. 明大中野八王子スクールバス特定車。学校自家用時代からの付き合いから、長らくUD 車の独壇場となっていました。 2008年以降は日野車の採用にシフトし、2013年はいすゞ車が登場。掲載の在籍車両 一覧は2013年3月31日現在ということで、画像の車両の掲載は間に合わなかった模様。 今号用に記録した西東京バスの画像は、八王子で見たバス画像のよせ集めで更新予定。 「西東京バスアーカイブス」では主に70~80年代の懐かしい写真を掲載。ここでは、ほん とうに少し前の画像を2枚ほど並べてみます。 TD10808.PKG-LV234L2(08年車)。2008年4月に記録したものを再掲。 多摩バス最終導入車となったいすゞLVノンステップ車。統合を見越して西東京バス塗装 で登場しましたが、正面のロゴなど無く、どこか締まらない印象。 社番:D578. 京王電鉄バスの影響か、7mサイズのRNも導入しました。最後は西八王子駅発着路線で 主に運用していました。ちなみに現行の5桁社番は2010年より採用。旧社番は4桁数字 でしたが、RNの社番は3桁数字でした。 今号から新連載として「日本のバス輸出はいま」と「新 バスドライバーのひとりごと」の2本 がスタート。バスの輸出というと、ミャンマーやフィリピンで活躍する路線中古車をイメージ しますが、今回の「日本のバス輸出はいま」連載ではあくまでも国内メーカーへの取材によ るものとなっています。第1回目はいすゞ自動車のバス輸出についてを紹介。輸出のメイン は「大・中型バスは自走可能なシャーシー(ベアシャーシー)での販売が主流 」とのこと。 「新 バスドライバーのひとりごと」はバスドライバーの誇りや厳しさを綴ったリポートです。 今号も事業者訪問を柱に様々な記事をまとめた1冊となっています。以前に比べると読者か らの投稿情報の掲載が増えており、無理矢理空けたと思われるようなスペースにも詰め込 まれています。バスファン向けの雑誌を意識しているのかもしれません。 次号予告は、事業者訪問が十勝バス、お伊勢詣にレトロバス、クラブバスラマ・バスツアー レポート、日本のバス輸出はいま②、ほかとのこと。事業者訪問は十勝バス!久しぶりの道 内事業者の紹介は楽しみですが、手持ち画像は1枚しかない事業者。お手上げですね。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照しています。 PR |
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ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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