細々と更新しています
継続は力なりの意味を勘違いしているとしか思えない月末恒例、バス雑誌の感想と称す る超個人的記録。ですが、今回は月末までに間に合わず。 ということで奇数月発行はバスマガこと、バスマガジンの35号の私的感想です。 特集は3つ。まずは「MFBM製」ノンステップバス販売開始記事。内容はほぼバスラマ同 様です。バスファンからすればボディ高と扉高のアンバランスさや側面窓の大きさなど異 様に映るワンステボディのノンステ車ですが、一般的な利用者目線からすれば後部も余 裕ある室内高は圧迫感を軽減し、メリットととなるのではないでしょうか。 続いては「熊本都市バスの全貌に迫る!」と題したレポート。2009年4月から熊本市交 通局本山営業所を面的移譲を受け運行を開始した「熊本都市バス」、設立の経緯や今後 の目標、運行路線などを紹介しています。 熊本22か2700.U-RJ3HGAA(92年車)。 もちろん所有車両データも掲載。早速参考資料とさせていただきました。 画像はGWに見た熊本都市バスの車両。過渡的存在となるであろう市営色+「都市バス」 表記の車両。車種によっては後部の帯幅と表記のステッカーの大きさが異なり、なんとも 無理やりな感じとなっています。それにしてもGWには熊本にも行ったことをこんなところで こっそりアピールしています。いつになったら更新するのかという話ですが。 3つ目は「稀少型式バス徹底チェック!の第2弾」。稀少型式のバスとして今回取り上げ るのは、三菱ふそうの蓄圧式ハイブリッドバス・MBECSⅡ。1990年代のハイブリッド バスといえばバッテリーによるものと蓄圧式という2種類が各メーカーから販売されてい ました。一般的なディーゼル車に比べるとバカ高の金額がネックで元々販売台数自体が 少なく、稀少な車というのは間違いありません。 MBECSⅡよりもいすゞ「CHASSE」の方が稀少車と思いますが、これは改造型式なの で「希少型式」には当てはまらず。 記事はMBECSⅡでも本当に稀少型式といえる江ノ電バス藤沢所属のKC-MP637M、 長電バスのKC-MP637Mとエアサス車を実車紹介。以前の穴の多かったバスマガでは 考えられないほど、れっきとした稀少型式を紹介していることに脱帽。これならバスマガも もう安心して読めますね←上から目線。 せっかくなので小生もMBECSⅡの画像を並べておきます。横浜市営バスで活躍していた MBECSⅡ。メトロ窓仕様最終期の導入車でした。 バス会社潜入レポートは富士急グループ。バスラマやハンドブックシリーズと妙に重なる ことが多かったバスマガの潜入レポートですが、まさかの新規開拓。ひょっとすると富士 急行はバス趣味誌で特集を組まれるのは初めてかもしれません。小生の中でますます バスマガの評価が上がります。 ということで富士急グループバス画像よせ集め。手近な所で済ませました新宿編。 なお、型式・年式はもちろん潜入レポート掲載の所有車両全データを参照しています。 社番:T5703.KC-MS829P(97年車)。 エディカラーのMS観光車。シートモケットのけばけばしさも、確かこのカラーの車両 特有だったかと。間違っていたらすいません。 社番:K2101.KL-RU4FSEA(01年車)。 エディカラーは高速車にも在籍。富士急本体は分社化や路線移管などで、当初貸切 専業だった富士急平和観光も路線バスを運行しています。相模湖にも営業所を開設 していたとは知りませんでした。 社番:T8204.KL-RA552RBN(02年車)。 旧社紋?の残る1Mボディの高速車。フジエクスプレスも当初貸切専業でしたが、同様に 路線バスを運行しています。 社番:K8315.KL-RA552RBN(03年車)。 新宿では割と見かける西工ボディの高速車。こちらは赤富士にQマークがついています。 社番:T2880.PKG-KR234J2(08年車)。 2008年から新宿西口界隈で見かけるようになった特定車。 「日産ディーゼル中型バスオールガイド」の最終回はマニアックなものから現有車まで幅 広いラインナップの写真集。小生が期待していた4Eボディ東武バスRMも当然掲載。しか も排ガス規制前のRM90Gというところに脱帽&敬礼です。 せっかくなので小生もRM画像を。京王顔のRM。 リヤの写真に拙ブログを覗いていただいている方に大人気なN社の車両も掲載。 「いまなお現役で活躍するネオクラシックバスを追う!」は前々号で予告されていたにも関 わらずなぜか掲載されなかった熊本バスのK-MP118K。都市バスと絡めるためにあえ て順番を変えたのかもしれません。それでなくても車両の手入れは良い熊本バスで、さら に整備士の方が担当者ということ、そして整備部門の理解もあって今も活躍していることが よく分かりました。 せっかくここまで大事にしているのであれば、ぜひともこの車両を残すことで熊本バスとして 商売が出来、さらに存在価値が高まって欲しいものです。 熊本つながりで、産業再生機構支援下の九州産業交通で再生実務に関わった「企業再生 のプロ」秋池玲子氏に聞くバス会社再生の処方箋と題したインタビュー記事も掲載。 なぜバスマガにとも思える硬派な内容ですが、近年バス会社の倒産が相次いでいる理由 や今後のバス事業のあり方など示唆に富んだ内容です。最近では東急グループの地方 バス会社を売却したことも、この記事を読めば成算あってのものであろうことが分かります。 路線バス全方位レポートは「岡山県」の2回目。備北バスや分離子会社、備前バスこと 日生運輸、廃止代替バス運行事業所などが取り上げられています。 移籍車クイズは関東鉄道で活躍する京成バスからの移籍車。判別ポイントは「共通する 特徴が無いのが特徴」と身も蓋も無いですが、やはり京成バスの判別は難しいです。 もっとも10年後など標準仕様が定着したバスばかりになるわけですから、判別法など今 後は無いのかもしれません。 次号へのクイズはいよいよ関西地方のバス事業者出身の車両が登場。群馬中央バスで 活躍するP-HT235BA。前後扉にP規制車にもかかわらず逆T字の側面窓、日野車体 なのに左側セーフティウィンドといえば 京阪バスの特徴的仕様です。画像は中型車ですが・・・。 読者投稿を読む限り、今後は近畿以西の事業者を準備中ということですから、ますます 面白くなりそうです。 もちろん今号もありますバス子記事。今回は山梨交通の車両でエンジン配置等を勉強 とのこと。今では見かけることも少なくなった純正ジャーニー!などバス子さんが言うく らいになるまで続けて欲しいものです。読者投稿に女性からの投稿が増えたとバス子効 果もあるようですし・・・。 「全国バスターミナル探訪」は西鉄天神バスセンターを紹介。久しぶりにバスを自家所有 するバスオーナー訪問記事も掲載と、今号は盛りだくさんな内容で「今号の気になりバス 事業者」、前号からの新連載「乗降ドアの変遷」は休載です。休載の代名詞「愛しのバス たちよ」は掲載あり、今回は徳島県のバスについてです。 次号予告は「9月末に路線バスから撤退するJR東海バスに乗りに行こう」や車両研究 シリーズとして「川崎ボディから始まるいすゞ系ボディメーカー大研究」、そして「2008年 度、廃止された路線のその後」と硬軟取り混ぜた内容。「鉄道新設で再編されたバス路 線網」はまた学生さんのレポート的内容なのかと、これまた気になる内容です。 ということで、もはや昔のバスマガと同じように見てはいけないということを実感した今号の バスマガジン。今号だけなのかどうなのか、ぜひともバスラマとは違った形で充実した内容 を発信し続けて欲しいものです。もちろん小生は買い続け、ヘボいブログで取り上げるてい く所存であります。 PR |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(10/21)
(09/15)
(08/21)
(03/21)
(02/26)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Mrジョソ(名前変えたい)
性別:
男性
趣味:
むかし話
自己紹介:
野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
ブログ内検索
アクセス解析
|