細々と更新しています
気付けば10月も終わり、2010年も2ヶ月を残すのみとなりました。夏の猛暑の影響で、 農作物など不作や品質低下などの被害が出ているようです。例年以上に熊が人里へ現 れることからも、自然界に深刻な影響が出ているものと思われます。暑くてブログの更新 ネタを確保できなかったなんていう話では済まないレベルの影響です。地球温暖化の進 展で今後も猛暑の傾向が続くという予想もあるという話ですから、小生も「何とかせねば」 の思いにかられます。とはいえ小生が出来ることといえば、バスを中心に公共交通機関 を利用することくらいしかないのが残念。というわけで、月末恒例のバス雑誌の感想とい う名のひとりチームマイナス6%。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル 122号』です。 特集は「使いやすさに磨きをかけて いすゞ新型エルガ登場!」。バスマガジン43号で紹 介済みなので、御存知の方も多いでしょう。しかしそこはバスラマ、いすゞ・ジェイバスの 担当者から直々に変更点や影響を紹介しているので、変更のコンセプト等がはっきり分 かるような内容となっています。 「販売の主力はあくまでも需要の大きなMT車です。特に今回の排出ガス規制でMTの 大型路線バスはいすゞエルガ/日野ブルーリボンⅡだけとなりましたので、MTを継続す る私共の責任は大きい 」という記述部分は、先行して発表された三菱ふそうMPを意識し たものなのでしょう。はたしてシェア争いの行方は如何に。 社番:0-1216.LKG-LV234L3。 横浜交通開発に登場したLKGノンステップ車。10穴ホイールや運転席側の中央側面固 定窓など、実際見るとPKG・PDG車と随分違いが分かります。 バスマガ43号の感想めいたものを書いた際、実車登場はしばらくかかるのでは?と適当 なことを書きましたが、割とあっさり、しかも小生居住地から割と近場でお目見えしました。 ちなみに横浜交通開発はバスのカラーから分かるように、横浜市交通局と密接な関係の ある事業者で、元々は不動産管理などを目的に設立された外郭団体です。現在は横浜市 交通局のバス事業再編から一部市営バス営業所の管理受託も行っています。この管理 受託にあたり磯子営業所の2路線を譲受し、直営路線として運行しています。運行車両は 横浜市交通局からの転籍車が活躍してしますが、今回古参(といっても98年車ですが)の HU代替で画像のLKG規制車が登場したという次第。交通局から新たな転籍車登場と思 いきや、まさかの新車導入には少々驚き。横浜交通開発の直営路線は工業地帯を運行す るため、平日朝晩のラッシュ時の運行本数と昼間や土休日との差が極端。運用車両も当 然朝夕メイン。そんな状況でLKGノンステップをタイミングよく記録できたものです。 事業者訪問は栃木県の「関東自動車」。 バスラマの事業者訪問で栃木県は初訪問とのこと。民事再生法以前の関東自動車は 経営状況などから掲載に協力するとは思えませんし、他の栃木県内事業者となると東 野交通、日光交通と東武系の事業者ですから栃木県初訪問が遅れたのも仕方無いこと かもしれません。それにしても創刊20年でまだ1回も取り上げられていない県があると は意外でしたが、バックナンバーから調べると和歌山・滋賀・香川がまだ残っているよう です。 さて、内容は関東自動車の民事再生後の事業展開についてを紹介。マイカー王国の北 関東でどのようにバス事業を維持していくかという取り組みが中心となります。また、コミ ュニティバスやデマンドバスそしてLRTと、どうしても新しいものに目がいく傾向のある行 政・自治体に対してもバス事業者から見た鋭い指摘は的を得ているだけに考えさせられ ます。 宇都宮200か1026.PDG-KR234J2(09年車)。 在籍車両はここ数年の積極的な新車・移籍車導入により、「今年度中に保有台数の30 %超がバリアフリー車両になる 」とのこと。200台以上の台数を所有する地方バス事業 者でバリアフリー車両が30%超という数字は特筆に値します。 栃木22う150. 代替によってP規制車は6Eボディの中型車1台のみとのこと。2009年7月に見た大型 乗合車は画像の自社発注車や横浜市営バス移籍車など過去帳入りしたようです。 宇都宮200か429.U-LV324K改(90年車)。 来年以降も車両代替が行われるでしょうから、このあたりの都営バス移籍車が活躍する 日も長くはないでしょう。ちなみにこの塗装が関東自動車で「三筋カラー」と言われていた とは知りませんでした。せっかくなので「指羽マーク」についても云われを紹介してほしか ったと思うのはマニアの戯言。なお、今回並べた関東自動車の画像は2009年7月記録 したもの。今年は宇都宮に出かけていませんが、また今度の機会にといつまでも先延ば していると「三筋カラー」を見るため苦労することになるのかもしれません。 連載のバスのカタログは「日野スケルトン大型観光バスRS系(後編)」。このほか各地で 開催された「バスの日イベント」や両備バスに登場した「SAIBUS・SOLARVE」の紹介、 JRバス関東にエンジン自動消化装置装着の話題など。さらに「最新バス機器・用品ガイ ド」が豊富な分、今号は増ページとなっています。 また、読者投稿の国内ニュース事業者動向に「呉市交通局の民間移管」の話題。9月に 大枠が発表され、しかも広島出かけていたのに今更知るとはお恥ずかしい限り。こりゃ もう一度広島へ出かけないといけません。※画像は2009年10月に記録したもの。 次号予告はコミュニティバスの話題と連載など書かれているだけで、またも詳細はネット で(発行月の15日頃)ということに。事業者訪問は未訪問県の事業者となるのか再訪問 事業者となるのか楽しみです。12月といえばバスラマの前に「年鑑バスラマ」も刊行され ますので、こちらも忘れないようにしなければ。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照したものになります。 PR |
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ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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