細々と更新しています
今月は手抜きなプロ野球観戦報告も含めて10回の更新となった拙ブログ。月12回更 新していたのも随分むかしのことになりました。更新回数が減ったのは、同居している 占い師(自称)が更新するなと仰っておりまして・・・と、言い訳の理由がヒドすぎです。 それはさておき、バス関連書籍購入にあたり小生的に重宝していた新宿のジュンク堂 書店が3月31日で閉店することになりました。バス関連書籍も充実した巨大書店の閉 店は残念でなりません。重宝していたといえばコンパクトな店舗ながら、かなり絞り込ん だ(偏った)品揃えのオリオン書房立川第一デパート店もデパート自体がまもなく閉店。 いよいよバス関連書籍を求めて彷徨することになりそうです。ということで、月末恒例バ ス雑誌の感想と題した神保町の書泉グランデに行けばいいんじゃね。奇数月はバスマ ガこと『バスマガジン 52号』です。 巻頭は三菱ふそうエアロミディの試乗記事。バスラマ同様のインプレッション記事ですが、 バスマガはバスファン視点からの印象中心となっています。 社番:KS-7315. 三菱ふそうエアロミディは現在のところノンステップ仕様のみの販売で今後の車種展開 が小生的に気になっていました。記事よれば、「ニーズが増えていけば検討しなければ ならないと思っていますが、具体的な計画はありません。市場をウォッチして、いつでも 対応できるように準備はしています 」とのこと。人口減少まっしぐらの日本ですから、バ スのニーズが増えることは考えにくく、事実上9mノンステップ仕様オンリーと判断して良 さそうです。 今号のバスマガでは記事に特集と銘打っていませんが、ページ数を多く割いているもの が2つ。まずは「城下町観光周遊バス」の紹介記事。記事では熊本県人吉市の「じゅぐ りっと号」、島根県松江市の「ぐるっと松江レイクラインバス」、山口県萩市の「萩循環まぁ ーるバス」、長野県松本市の「松本周遊バス タウンスニーカー」、 鹿児島200か1143.2011年に記録。 そして、鹿児島県鹿児島市の「まち巡りバス」を紹介。 鹿児島200か357.2011年に記録。 鹿児島市の周遊バスといえば、鹿児島市交通局の「カゴシマシティビュー」です。 思わずこっちかよ!とツッコミを入れたくなります。いちおう写真は掲載しているんですけ どね。なお、まち巡りバスは「4月1日からは20分間隔になる予定 」とのこと。便利になる のは良いのですが、どこかモヤモヤとした気持ちです。 続いては「微妙にレアなバス群・・・つい2度見しちゃいました!! 仙台市営バス注目車両」。 前号予告の「各地で活躍する希少車・・・・メモリアルバス図鑑」を、こう変えてきたかと思 わず唸ってしまう内容。掲載されている車両の多くはけして希少な車種ではありませんが、 ポイントはタイトルにもあるように「微妙にレア」というところ。掲載されている初期HIMRも 自動車NOx・PM法の対策地域内に営業所を持つ公営バスなど、台数は少ないながら導 入されておりそれほど珍しい存在ではありませんでした。しかし多くの車両が代替された 結果、今ではレアな存在となっています。また、意外に少ないCNGワンステップ車に関し ては、小生的に盲点で目からウロコが落ちました。 宮城22か6315.U-UA460LAN改(94年車)。2010年に記録したものを再掲。 前中扉車で前扉にリフトを装備した車両は全国的に見ても希少。仙台市交通局にはU D車と三菱ふそう車の2台在籍。 宮城200か205.KC-LV280N(00年車)。2010年に記録したものを再掲。 エルガ販売前の99~00年のごく短い間に製造されたフロント2枚ガラスのキュービック。 マニアの一部からは「伊丹顔」「東武顔」とも呼ばれていますが、これからは現存台数的 に「仙台顔」の表現となるかもしれません。 白黒ページでは「復活希望!実に素晴らしいシステムだった蓄圧式ディーゼルハイブリ ッドバス」とかなりマニアックな記事。1990年代に登場した過渡的なシステムについて かなり詳しく紹介しています。タイトルに「実に素晴らしい」とずいぶん大げさに持ち上げ ていますが、ハイブリッド機構に少々手間やトラブルがあったことは事実。事業者によっ ては早々にハイブリッド機構を撤去した車両も少なくありません。 局番:0-2622.2008年に記録。 画像の横浜市交通局のMBECS-Ⅲも既に代替完了され、北海道中央バスなどに移 籍しています。なお、移籍に際してハイブリッド機構は撤去されている模様。蓄圧式ディ ーゼルハイブリッド車が記事になるのですから、次は機械式AT車特集に期待したい所。 このほか、バス子さん以来となる?女性モデルも出ているジェイ・バス宇都宮工場の バス製造現場見学記事や東京スカイツリー開業に関連したバス路線ガイドやバスとス カイツリーのベスト撮影地紹介などのも掲載されています。 バス会社潜入レポートは福山を中心に広島県東部の広範囲に路線展開する「株式会 社中国バス」。両備バス資本により設立され、2006年12月にこれまでの中国バス株 式会社のバス事業を引き継ぎました。新生中国バスの施策を中心に紹介しています。 歴史編はかなりコンパクトにまとめられており、両備バスが資本参加した経緯などにつ いては「バスマガジン21号」を参照することをお勧めします。 旧中国バス末期は車両代替・整備もままならず悲惨な状況だったようですが、古参車の 代替が進んでいる模様。ただし、塗装は年々簡素化され、定まらない印象。一般乗合車 は両備バスの塗装からさらに手を抜いた感じとなっています。 社番:I 9308.U-LV771R(93年車)。2010年に記録。 ちなみに、中国バスの小生手持ち画像は高速車ばかり。旧中国バスから引き継いだ 富士7SボディのLV。 社番:I 0750.U-LV771R(94年車)。2010年に記録。 こちらはI K純正ボディのLV。両備グループ入り後のボディ再生により、「Chu Bus」 ロゴが両備バス同様の書体に変化しています。 社番:H0705.PKG-RU1ESAA(07年車)。2010年に記録したものを再掲。 07年導入の現行ボディのセレガ。貸切車ですが、高速バス運用に入っていたところを 記録。現在導入している車両は画像にある側面窓下の青帯・赤帯が省略されています。 社番:I 9004.2009年に記録したものを再掲。 「所有車両全データ」よると、中国バスの名物的存在だったUFC高速転用車は姿を消し た模様。年式的に仕方がないとはいえ、少々残念。 続いては連載をいくつか紹介。まずは48号以来の掲載となる「さようなら、エアロキング」 の第6弾。2000年12月から試作車扱いで製造されたエアロキング4型でJRグループ以 外の車両を紹介しています。 社番:29621.2009年に記録したものを再掲。 広島電鉄に在籍するエアロキング。 今回除外されたJRグループは「第7弾で解説予定 」とのこと。画像を集めておかなくて は・・・。 「事業者間移籍車話題の広場」はバラエティ豊かになった南部バスを紹介。 路線バス全方位レポートは「北海道・道東」。十勝地方、釧路地方やオホーツク地方東 部の事業者を紹介。南部バス・道東地域に関する手持ち画像が無いので、今回はスル ーさせていただきます。このほか、「バスのトレーディングを見る」と題したパブ的連載も スタートしています。 今号も相変わらず誤記や型式違いがありますが、様々なバスに関する話題で満載です。 ただ、満載過ぎて「Things happened in a year」「乗降ドアの変遷」「全国バスターミナル 探訪」「西日本車体工業歴代バスボディ徹底解説」「今号の気になりバス事業者」「全国乗 合バス100選」などが休載となっています。ブログをダラダラ更新している小生が言うの もなんですが、休載が多い連載はそろそろ区切りをつけても良いのではないでしょうか。 次号予告は「東日本大震災発生から1年、被災地で活躍するバスを追う!」、「今やコミ ュニティバスのチョー定番、ポンチョカタログ」ほかとのこと。多くのバス車両が被災地に譲 渡されていることから、良い資料になるのかもしれないだけに、最低でもリストの誤植等 無いことを期待しています。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車 両一覧を参照したものになります。 PR |
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Mrジョソ(名前変えたい)
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趣味:
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自己紹介:
野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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