細々と更新しています
新宿駅西口周辺で記録したバス画像のよせ集め。2011年編の増強版的シリーズで、 主に高速バス車両を中心に並べています。今回から2回にわたり富士急行グループの 事業者を更新していきます。富士急行は1990年代以降、直営バス事業の地域分社・ グループ会社への路線移管を行っています。その6では山梨県内の事業者編として富 士急平和観光と富士急山梨バスの車両画像を並べていきます。 なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズR72 富士急行』(2011),BJエディターズ を参照しました。 <富士急平和観光> 社番:K2103.KL-RU4FSEA(01年車)。 富士急行グループの車両は営業所を表す頭アルファベット+4桁数字の社番を持ち、 4桁の数字部分は、千位がメーカー+百位が導入年(西暦下一桁)+2桁の固有番号と なります。今回並べる富士急平和観光の本社(甲府)営業所の車両は社番頭のアルファ ベット「K」から始まります。さて、富士急平和観光は元々貸切専業のグループ会社でした が、富士急行から甲府エリアの移管を受け、高速路線も受け持つことになりました。 まずはセレガRのFSグレード高速車。この車両は1997年に登場したハイランドドリーム と呼ばれる塗装。描かれているキャラクターは「エディちゃん」という名前で、カナダのクライ ブ・ドブソンによるデザイン。富士急行が2000年頃作成していたパンフレットによれば、 「富士急ハイランドで遊ぶエディとその仲間は旅への期待、ハラハラドキドキ感を表現 」した とのこと。車両の代替・塗り替えが進み、現在は少数派となっています。 社番:K8202.KL-RA552RBN(02年車)。 2000年代前半の富士急グループ各社ではUD車を貸切車・高速車用途として積極導 入。富士重工最後の大型観光バスモデルとなった1Mボディを架装した折戸仕様の高 速車。 社番:K8317.KL-RA552RBN(03年車)。 富士重工のバスボディ製造終了後は西工ボディ架装で導入。 社番:K2905.PKG-RU1ESAA(09年車)。 現行ボディのセレガ高速車。昼行高速車は折戸仕様で導入しています。 <富士急山梨バス> 社番:F2102.KL-RU4FSEA(01年車)。 続いて富士急行の鉄道沿線を中心とした山梨県東部を運行エリアとする富士急山梨バス。 91年に分社した富士急都留中央バスが移管エリアの拡大に伴い改称した事業者です。 今年の4月1日に富士急行河口湖営業所の移管を受け、社番のアルファベットは「Y」から 「F」へ変更。社名表記も富士急山梨バスへと変更しています。この移管で富士急行直営 のバス営業所は御殿場のみとなった模様。 さて、高速車は路線エリアに富士急ハイランドが控えていることから、アトラクションや周 辺施設をPRしたラッピング車が多数在籍しています。 まずはセレガRのFSグレード。富士急ハイランドに登場した実寸大ガンダムラッピング車と なっています。ラッピングが貼られていないリヤスポイラーや目に鮮やかな赤と青の内装シ ートモケットから、ハイランドリゾートカラーの車両です。 社番:F8201.KL-RA552RBN(01年車)。 こちらは富士急ハイランドに隣接した日帰り温泉施設「ふじやま温泉」のラッピング車。 先ほどのセレガRと同様、元々はハイランドドリームカラーの車両です。 社番:F2702.PKG-RU1ESAA(07年車)。 富士急ハイランドといえば絶叫系マシンで有名。ラッピングの「高飛車」は2011年に登 場したジェットコースターです。 社番:F4801.PKG-RU1ESAJ(08年車)。 社番:F4802.PKG-RU1ESAJ(08年車)。 富士急ハイランド内のアトラクション「トーマスランド」のラッピング車。ラッピングのデザ インは2種類あります。2011年編で既に並べていますが、社番の営業所表記が変わ ったということの報告です。 社番:F2902.PKG-RU1ESAA(09年車)。 社番:F1003.PKG-RU1ESAA(10年車)。 もちろんラッピング広告の無い、リゾートカラーの車両の方が多く在籍しています。デイ ライトを標準装備した現行セレガのPKG規制車。 社番:F1810. 富士急グループでは高速車に新車だけでなくジェイアールバス関東からの移籍車も並 行して導入しています。 画像のセレガFSもおそらくジェイアールバス関東からの移籍車だと思いますが、スイン グ扉仕様が在籍していた印象が無いんですが。過去のハンドブックシリーズで調べない と分かりませんね。側面の方向幕は「富士急行」の表示で固定している模様。 社番:F2032.KC-RU4FSCB(00年車)。 続いて貸切車。行楽シーズンなどには貸切車も増便運用に入り、新宿西口の高速バス ターミナルに入りきらず乗客・係員とも右往左往する光景もしばしば見られます。 まずは富士急グループの代表的な貸切車だったセレガGJ。古参車の代替が進み、見か ける機会も少なくなりました。 社番:F8112.KL-RA552RBN(01年車)。 富士1Mボディのハイデッカー貸切車。先ほど並べたF8201と同型車ですが、貸切車は スイング扉仕様となります。 社番:F6332.KL-MS86MP(03年車)。 富士急行グループでは少数派の三菱ふそう車。エアロクィーンⅡも高速増便運用に入 ります。 社番:F8311.KL-RA552RBN(03年車)。 社番:F8319.KL-RA552RBN(03年車)。 スイング扉仕様の西工ボディRA。デイライトは近年の後付け改造で、車両により取り付け 位置にばらつきがあります。 PR
無題
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
JRバス関東からの移籍車のセレガFSはH657-97414ではないでしょうか?基本的に、折戸で導入される中でこれは何故かスイング扉で導入されましたね。97年度末導入の98年式車なので、富士急の車番の百の位が8であることとも一致します。 それにしても、JRバス関東の車両はトイレ・補助席付きで使いやすそうな使用ながら、意外と国内で再就職を果たしていないですね。 Re:F1810
つくば人様、こちらこそはじめまして。
F1810がジェイアールバス関東在籍時の社番H657-97414という有益な情報ありがとうございました。 2002年刊行のニューハンドブックで調べても、セレガFSは折戸仕様のみと書かれており途方に暮れていたところでした。スイング扉仕様のイレギュラー的存在ですから、詳しい方ならすぐ特定出来る車両なんでしょうね。小生がモグリということがバレてしまいました。 JRバス関東はツアーバス対策から、ここ数年の高速バス廃車売却はかなり厳しい制約を設けているようです。それでも最近は会津バスにもまとまった台数移籍しているようですから、今後も思わぬ事業者に移籍事例がみられるかもしれません。 基本内向き志向な拙ブログですが、今後もご贔屓のほど宜しくお願い申し上げます。 |
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