細々と更新しています
今年も熊本へ出かける機会がありましたので、「熊本で見たバス2014」シリーズを更新していきます。なお、2013年シリーズは熊本バスの移籍車を並べていたところで中断していますが、未完のまま終了とさせていただきます。2014年シリーズの初回は熊本バスの続きではなく、確保した画像の関係で熊本電鉄編からスタートします。 さて、熊本電鉄の一般乗合車は大型車中心となっていますが、少数ながら中型車も在籍しています。少数ゆえバラエティに富んだ陣容となっていますが、中型車の運用路線は限られており、熊本交通センター周辺で見かける機会は狭隘路線の高平団地線と、たまに北4立石・外沖線という程度。このため熊本に出かけても交通センター周辺ばかりという小生では、神戸市交通局移籍車のLRなどほぼ決まった車両しか記録出来ませんでした。 2014年に北4立石・外沖線が本格的に中型車の運用へ変更されたようで、見かける車両が一気に増えることに。というわけで、今回は記録出来た熊本電鉄の中型乗合車を並べていきます。 熊本22か2831. まずは自社発注の日野中型車。当時の大型自社発注車同様、乗降口表示は行灯式で丸型ベンチレーター1個という仕様。中型車は前後扉仕様となるところは、県内大手の九州産交に合わせたのかもしれません。数年前に行先表示をLED式に改造していますが、前面・側面のみ。後面は「熊本電鉄」幕で固定となっています。テールライトはバス協タイプを装備。 熊本22か2832. 同時期にはいすゞLRも導入。こちらは大型のテールライトを装備しています。リヤ側画像のみで失礼。 熊本22か2738. 熊本22か2925. 登録番号が前後しますが、中扉4枚折戸仕様の三菱ふそうMK。JR九州が撤退することになった山鹿地区の路線を熊本電鉄が引き継いだ際、画像の2台があわせて転籍してきました。熊本22かナンバーはJR九州時代と変わらず、名義変更で対応しています。どちらも高平団地線の運用に比較的入ることが多く、熊本で見たバスシリーズでは何度か並べている車両です。 熊本22か3061. 大型のテールライトを装備した日野中型車。自社発注車なので、これまで同様の前後扉車です。数年前に前面・側面・後面すべてをLED行先表示に改造しています。 熊本200か326.KK-RM252GAN改(04年車)※。 熊本電鉄初導入の9mノンステップ車となったRM。当然前中扉仕様となりました。塗装デザインは当時の低床車でおなじみ黄色1色のアイミーくんカラーで登場。一時期「桜の馬場 城彩苑」と熊本城入園口の頬当御門を結ぶ無料シャトルバス専用車となっていましたが、契約先変更により2014年から路線車に復帰。アイミーくんラッピングの上にシャトルバスPRラッピングを重ねるという雑な感じも過去帳入りしました。 熊本200か458. 移籍車は在籍車両の陣容から大型車中心となっていますが、必要に応じて時折中型車も導入しています。三菱ふそうMK前後扉車は阪急田園バスからの移籍車。上部開閉の逆T字側面窓仕様はこの型のボディでは珍しい存在です。 熊本200か459. こちらの日野中型車は一見すると自社発注車のナンバー変更車と思ってしまいますが、屋根上ベンチレーターの有無や車内シート仕様から移籍車と分かります。ただ、移籍車と分かるだけで、元事業者のヒントが3連テールくらいしかありません。汎用的なシート柄やあっさりした内装など特徴の無さがヒントになるのかもしれません。 熊本200か520.PB-RM360GAN(07年車)※。 熊本市営バスから高平団地線の移譲にあわせて登場したPB規制車のRMノンステップ。この車両から黄一色のアイミーくん塗装をやめ、標準塗装で登場することになりました。 熊本200か547. 西工ボディのいすゞLRワンステップ車は神戸市交通局からの移籍車で2台在籍。中扉4枚折戸のワンステップ車ですが、残念ながら車椅子用のスロープはありません。車内は注意喚起のプレートやテープで隠した「みなと銀行」広告など、神戸市交通局時代の名残がいたるところにあります。高平団地線の運用に入る機会が非常に多く、このシリーズでは何度も並べている車両です。 ちなみに神戸市交通局移籍車のもう1台、熊本200か548は2013年に菊陽町巡回バス「キャロッピー号」専用車となっているようです。熊本電鉄担当の「キャロッピー号」は月・水・金のみの運行となっており、小生が画像を記録するにはハードル高すぎです。 熊本200か1062. 中型移籍車の導入はしばらく無く、久々に登場したのが横浜市営バスからの三菱ふそうMKワンステップ移籍車。トルコンAT車で、同時期に熊本都市バスにも同型移籍車が登場しています。車椅子用スロープを装備しているはずですが、ボディ外観に車椅子マークの表示は見当たりません。 熊本200か1097. こちらは京浜急行バスグループから移籍のいすゞLRノンステップ車。やはり同時期に熊本都市バスに同型の移籍車が登場しており、熊本の移籍車導入トレンドが似ていることを実感。中扉部に車椅子用スロープを装備していますが、やはり車椅子マークの表示はありません。あえて車椅子マークを表示しないのが熊本電鉄の移籍車の特徴でしょうか? ※型式・年式は『年鑑バスラマ』掲載の「ノンステップバス導入一覧表」を参照しました。 PR |
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