熊本で見たバス２０１４（熊本バス編）

「熊本で見たバス２０１４」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
２０１３年から熊本県内各社で中型幅１０．５ｍサイズのノンステップバス移籍車が登場しています。今回は、熊本バスで導入が続くＪＰ移籍車の画像を並べていきます。２０１３年シリーズで更新できなかった部分をようやく補完することが出来ました。
 


熊本２００か１０３５．
画像の車両が２０１３年４月熊本バスに登場した京王電鉄バスグループからのＪＰノンステップ移籍車１号車。屋根上のゼクセルクーラー機器形状から、京王電鉄バスグループで００年に導入したタイプです。
新塗装は「顔」をイメージしたとしか見えないデザインで、熊本バスのアイデンティティともいえる赤色が使われています。外装は広告枠の撤去など最低限の改造しか行われていないようで、京王時代と変わらずフォグランプ無しです。広告枠の撤去は今後のラッピング広告への対応を見越してなのかもしれません。

熊本２００か１０４１．
新塗装車の特徴といえるのが、窓に１枚だけ貼られている後姿の「くまもん」。貼り付け位置は試行錯誤が見られ、この車両はリヤガラス左側に貼られています。



熊本２００か１０４３．
連番（ナンバー末尾４２は欠番）で登場したＪＰ移籍車の後姿「くまもん」貼り付け位置は側面の戸袋窓。



熊本２００か１０５５．



熊本２００か１０５６．
後姿「くまもん」の貼り付け位置は最終的にリヤガラス左側に決定した模様。



熊本２００か１１１３．
こちらのＪＰはゼクセルクーラーの屋根上機器がモデルチェンジし後部配置となったタイプで、燃料タンクの位置などから京王電鉄バスグループでは２００１年に導入した車両です。この車両はフォグランプを後付け改造しています。フォグランプは九州産交バス移籍車と異なり、バンパーのステップとして元々あけられていた部分へ取り付けています。



熊本２００か１１４６．



熊本２００か１１５１．
２０１４年もＪＰ移籍車導入が続いています。熊本バス公式ＨＰで公開している運賃改定申請についての資料によれば、ノンステップバスの比率増加を中古車導入で目指しているとあります。しばらくはＪＰノンステップバス移籍車ばかりとなるのでしょうか。マニア的には熊本バス従来塗装デザインの大型ノンステップバスも見たいところ。リヤ側画像のみで失礼。左斜め前からの画像は記録次第追加いたします。



熊２２か１８４４．
ＪＰ移籍車導入の一方で、熊２２かナンバーの自社発注古参車代替が進みました。２０１４年７月に見たのは画像の元祖１つ目ＲＪのみ。先ほど紹介した運賃改定申請の資料には、車両導入コスト削減のため車齢の高い車両の継続使用を行っていることも書かれていますが、部品調達などがさすがに難しくなっている状況のようです。動態保存車的な扱いにならない限り、そろそろ・・・といったところでしょうか。