沖縄で見たバス２０１０改（貸切車編その２）

２０１０年４月に沖縄本島へ出かけた際に見たバス画像よせ集め「沖縄で見たバス２０１０
改」。今回は那覇バスと琉球バス交通の２月編で並べていない車両、リヤ側の画像になり
ます。これだけでは枚数が少ないので、２月・４月に見た貸切メインの事業者の車両もあ
わせて並べていきます。

なお、型式・年式は「琉球バス車両表４」、「那覇交通車両表２」、「沖縄県のバス２００１年
夏車両アルバム」『バスラマインターナショナル６７号』（２００１），ぽると出版 を参照してお
ります。

＜那覇バス＞










沖縄２２き５１７．ＫＣ－ＲＵ３ＦＳＣＢ（９６年車）。
折戸仕様のセレガ。那覇交通時代からの生え抜き車と判断してしまいますが、実は新型ガ
ーラとトレードで琉球バス交通からやってきた車両とか。参考文献のバスラマを活用するこ
とで、分かることが本当に多くあります。つくづくバスラマ１２０号の巻頭文の通りですな。











沖縄２２き６３１．ＫＣ－ＲＵ３ＦＳＣＢ（９８年車）。
スイング扉仕様のセレガ。こちらは那覇交通時代からの生え抜き車です。











沖縄２３０あ５１７．
前回記録できなかった新型ガーラのリヤ側。











沖縄２３０あ７１３．
リヤ側の画像が続きますが、こちらはセレガ。比べてみるとオーナメントやリヤガラス形状
で違いも分かります。で、正面側の画像は無いと言う結果。











沖縄２００か２０１．ＫＫ－ＲＲ１ＪＪＦＡ（０１年車）。
那覇交通時代に導入した中型幅貸切車も見ることが出来ました。参考資料のバスラマによ
れば、沖縄本島初のメルファ９とのこと。このサイズの貸切車は少数派の模様。

＜琉球バス交通＞










沖縄２３０あ７０２．
ここから琉球バス交通の車両。前回記録できなかったエアロエースのリヤ側画像。











沖縄２２き５０４．ＫＣ－ＲＰ２５０ＦＢＮ（９６年車）。
琉球バス貸切カラーで残るＲＰ中型貸切車。４月に新たに見た琉球バス交通の車両は
これくらいでした。いつになったらボルボを見られるのでしょうか。

＜中部観光バス＞










沖縄２２き４６１．
沖縄市に本社のある中部観光バス。車体に描かれたヤンバルクイナがポイント。
在籍車両はＵＤ中心の模様、まずは前期型マスクのマキシオン。











沖縄２２き６１９．
こちらはライト周りをモデルチェンジした後期型。

＜ダイトウ＞










沖縄２００か５１０．
ダイトウは県内最大のタクシー事業者である沖東交通グループの事業者。画像のセ
レガは登録番号から移籍車でしょうか。
沖東交通は２００６年に琉球バスが経営破たんした際、県外資本に対抗することもあり
営業譲渡に向けて名乗りを上げたことでも知られています。

＜北部観光バス＞










沖縄２００か６６３．ＫＣ－ＲＵ３ＦＳＣＢ（９８年車）。２月に記録。
名護市に本社のある北部観光バス。まずはエージェントカラーのセレガ。











沖縄２２き６６６．２月に記録。
標準カラーはイルカ２頭をデザインしたもの。











沖縄２００か１７９．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＭ（００年車）。２月に記録。
こちらは短尺のエアロバス。

＜ゆいバス＞










沖縄２００か６７２．
糸満市に本社のある結（ゆいバス）。青色一色で目立ちます。在籍車両は日野車メイン。











沖縄２００あ３７．２月に記録。
小型車も在籍しているようです。日野ＣＨ。

沖縄で見たバス２０１０、２０１０改と名を変え長々と続けたシリーズも今回で終了です。直
リンされたり、コメントもいただいたりと多少なりとも反響があったことはうれしい限りです。
色々と間違いや勘違いなどもあるかと思いますの、引き続き御指摘いただければ幸い。
那覇バスと琉球バス交通の統合も発表されており、今後さらなる変化をしていく沖縄のバ
スの風景を見ることが出来たのは有意義でした。次の沖縄訪問では、１０５番豊見城市内
一周線や那覇バスの大阪市交通局機械式ＡＴ移籍車の稼動確認など開南ばかりにいな
いでもう少し行動範囲を広げたいものです。