鹿児島で見たバス２０１２（ジェイアール九州バス・ほか編）

１０月に鹿児島で記録したバス画像のよせ集め「鹿児島で見たバス２０１２」。
今回はジェイアール九州バス編、としたいところですがいささか画像枚数不足。あわせ
て、記録出来た県外高速バス共同運行事業者の車両画像もあわせて並べていきます。
そろそろお気づきだと思いますが、今回の「鹿児島で見たバス２０１２」シリーズはかなり
中途半端な内容になりそうです。

＜ジェイアール九州バス＞










社番：６４４－１１５６６（略称４１６６）．ＬＫＧ－ＭＳ９６ＶＰ（１２年車）※１。
まずはコーポレートカラーの赤一色ボディに「ＨＩＧＨＷＡＹ」表記の高速車。１２年に登場
したＬＫＧ規制車の三菱ふそうＭＳで、鹿児島支店配置車両。博多・天神と鹿児島を結び
ジェイアール九州バスを含む５社で共同運行中の「桜島号」の専用車となっています。
ボディにいくつか数字の表記があり、扉横の４ケタ数字は複雑な社番を略した「ドア番号」
とよばれるもの。さらにボディ後部に大きく書かれた「６６」という２桁の数字は「デザイン数
字」で、型式を参照したバスラマによれば、デザインということで「見た目が良い数字」が
書かれているとのこと。

社番：５２１－０８６０４（略称１８０４）．ＰＫＧ－ＬＶ２３４Ｎ２（０９年車）※２。
続いてＲＥＤＬＩＮＥＲ「ＯＭＮＩ ＢＵＳ」表記の一般乗合車。０９年導入のいすゞエルガで、
Ｎ尺のノンステップ車。デザイン番号は「２６」となっています。











社番：３２１－１０６０９（略称１００９）．ＰＤＧ－ＬＲ２３４Ｊ２（１０年車）※２。
１０年に登場したいすゞエルガミオのノンステップバス。デザイン番号は「３１」です。
前面側は２０１１年に記録したものを参照のこと。











社番：５２８－２４２９（略称８２２９）．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９３年車）※１
古参車両代替のため、西武バスからまとまった台数の移籍車を導入。画像の３扉車も在
籍しています。さすがに後扉部は埋められ、内部にシートを配置しています。





















社番：５２８－３４３４（略称８３３４）．Ｕ－ＵＡ４４０ＨＳＮ（９３年車）※１。
西武バス移籍車は長短それぞれ在籍。画像の車両は短いＨ尺車で、ラッピング広告車と
なっています。











社番：５２８－３４３５（略称８３３５）．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９３年車）※１。
最も多く在籍しているのが、前中扉仕様のＬ尺車です。

＜西日本鉄道＞










社番：３９１３．ＫＬ－ＭＳ８６ＭＰ改（０４年車）※４。
ここから、共同運行事業者の高速車画像になります。西日本鉄道は「桜島号」の共同運
行事業者です。リヤ側のみで失礼。











社番：６０２１．
尿素エンジン搭載のＵＤ車。

＜宮崎交通＞










宮崎２２か１０００．Ｕ－ＭＳ８２６Ｐ（９３年車）※５。











宮崎２２か１０７２．Ｕ－ＭＳ８２６Ｐ（９５年車）※５。
鹿児島と宮崎を結ぶ「はまゆう号」は南国交通と宮崎交通による運行。Ｕ規制車で折戸
仕様の三菱ふそうニューエアロバスが運用に入っていました。
側面の「ＨＩＧＨＷＡＹ ＢＵＳ」表記が元々高速車として導入した車両のあかしです。

＜九州産交バス＞










熊本２００か４９２．ＰＫＧ－ＲＵ１ＥＳＡＡ（０６年車）※６。
鹿児島と熊本を結ぶ「きりしま号」は南国交通・いわさきバスネットワーク・九州産交バス
の３事業者による共同運行。経年車のセレガＦＳが九州産交バス運用車両のメインであっ
たため、鹿児島側事業者運用車両と比べるとだいぶ見劣りする状況でした。２０１２年夏頃
「ひのくに号」へ新車導入を行い、押し出しで初期導入の新型セレガが「きりしま号」運用に
入るようになりました。











熊本２００か５９９．ＰＫＧ－ＲＵ１ＥＳＡＡ（０８年車）※６。
せっかくなのでもう１台。記録場所と時間の関係で、記録できたのはどちらもリヤ側のみ。











２０１２年７月に記録。
ということで熊本で記録した「ひのくに号」運用時代の前面画像を参考までに。

なお、型式・年式は以下を参照しました。
※１）「各地の新車から ＰａｒｔⅡ」『バスラマインターナショナル９９号』（２００７），ぽると出版
※２）「ジェイアール九州バス 所有車両全データ」『バスマガジン４５号』（２０１１），
講談社ビーシー/講談社
※３）「ジェイアール九州バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル９９号』（２００７），
ぽると出版
※４）「西鉄バスグループ 在籍車両一覧」『バスラマスペシャル９ 続・西鉄バスの本』
（２００９），ぽると出版
※５）「宮崎交通所有車両全データ」『バスマガジン１６号』（２００６），三推社/講談社
※６）「九州産業交通グループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル１０７号』
（２００８），ぽると出版