細々と更新しています
2015年も残りわずか。結局今年もあわててブログの更新を行う年の瀬となりました。というわけで、月末恒例のバス雑誌の感想という名の反省を生かさないオ・ト・コ(←なんじゃそりゃ)。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル 153号』です。 特集と銘打たれたものは無い今号。比較的頁数を割いているのが、「バスラマ創刊25周年記念イベント報告」と、「日本バス協会 第64回中央技術委員会全国大会開催」記事となっています。 また、「東武バスのいすゞ新型エルガが超長期モニター車に加入」した報告記事も掲載。記事によれば、「東武バスグループの大型路線車は12月導入車から新型に切り替わり、年度内に新型車を計16台(いすゞエルガ7台、日野ブルーリボン9台)採用する 」とのこと。年明け以降、新型LV・KVを見かける機会が増えていきそうです。「今回からフロントの“Non Step Bus”“One Step Bus”などの表示はなくなり、サイドに控えめに表示されるのみ 」となったため、前面は非常にすっきりしています。スッキリしすぎなので、「後のり」や広告看板を復活してほしいものです。 事業者訪問は「会津乗合自動車」。福島県会津地方をメインに展開する事業者で、「2010年10月に企業再生支援機構の支援で経営再建を進め 」、「その再生に一定の目途がたった後、企業再生支援機構による支援は終了し、2013年3月にみちのりホールディングスが全株式を取得して子会社 」となっています。 記事では、みちのりホールディングス傘下となってからの接遇や路線見直しについてなど、取り組み事例を中心にまとめています。 福島200か224.KK-RJ1JJHK改(02年車)。2014年9月に記録したものを再掲。 路線の見直しの例として挙げられているのが、「市内3・4コース松長線」の再編。中心市街地の循環路線と郊外の住宅地の循環路線が1本となっており、沿線住民的には乗り換えなしで中心市街地へ行くことが出来る路線でしたが、「初めてのお客様には路線図を見てもどう走るかわからず、時にはドライバーでさえ道を間違えそうになる路線 」でもありました。この路線を「市街地循環路線、鉄道駅から病院や大学に行く路線など、シンプルな3路線に分割 」しました。「それぞれにイメージカラーを付けてバスにも掲示 」し、「お客様にとってのわかりやすさを演出 」しているというのだから、会津バスもずいぶん変わったものです。画像は路線再編前の3コースの方向幕を出した日野RJワンステップ車。 さて、2014年に小生が会津若松に出かけた際、会津バスの車両がだいぶ変わったように思いましたが、事実「みちのりグループになって最初の1年で車両の1割を入れ替え 」たとの事。 福島22か2030.U-RR3HGAA(91年車)。2014年9月に記録したものを再掲。 1割入れ替わったとはいえ、「1992~1994年当時は年間10台程度の新車が購入されていた 」頃から一転して「厳しい経営状態が続いたため、定期的な車両更新が滞りがち 」の時期が長く続いていたので、バスラマ的には「経年車はまだしばらく稼働を続けると思われる 」という見方をしています。 在籍車両一覧から、現在の会津バスの最古参格となるのが91年車で、画像の車両は日野RRの短尺車。 福島22か2223.U-LR232J(93年車)。2012年9月に記録したものを再掲。 富士6EボディのいすゞLRは、若松営業所の在籍車両が無くなりましたが、坂下や湖南にまだ複数台在籍しているようです。 会津200か210.KK-LR233J1改(01年車)。2014年9月に記録したものを再掲。 「みちのりグループになって最初の1年で車両の1割を入れ替え 」た会津バスですが、もちろん全車新車とはいかず。乗合車に結構な台数の移籍車が登場しています。画像のいすゞLRワンステップ車は京浜急行バスからの移籍車。 会津200か145.KC-RU3FPCB(98年車)。2014年9月に記録。 高速車にも移籍車を導入し、富士ボディの貸切転用古参車代替が急ピッチで進んでいます。画像は日野セレガFSの短尺車で、こちらは企業再生支援機構の支援時代に登場しました。前面の行先表示は車内に設置し、行灯部は「会津バス」となっています。 会津200か226.KL-MS86MP(01年車)。2014年9月に記録。 京王電鉄バスグループからの移籍車をまとめ買いしている、みちのりホールディングス。会津バスにも三菱ふそうMSを導入し、県内・県外路線の高速車で運行中です。 会津200か244.KL-LV774R2(02年車)。2014年9月に記録。 直結冷房+3本トランク仕様のいすゞガーラ移籍車。 会津230あ2001.KK-BE63EG(01年車)。2014年9月に記録したものを再掲。 まちなか周遊バス「ハイカラさん」専用車の三菱ふそうローザレトロ調ボンネットバス。「そろそろ更新時期なのでもう少し定員が多い車両にしたいのですが、途中で道路幅が狭いところがあるため大型化が出来ません。街の顔としての役目と輸送の効率化をどう両立していくかが今後の課題 」とのこと。 連載は、「新 バスドライバーのひとりごと」と海外記事となっています。今号は、事業者訪問が会津バスという個人の趣味的な理由で読み甲斐がありました。 次号予告は、日野ブルーリボンハイブリッドに乗る、事業者訪問、バステクin首都圏開催、バスワールド②、二次架装メーカー・中京車体工業訪問、ほかとのこと。事業者訪問は、また秘密ですか。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。 PR |
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