細々と更新しています
まるか食品のぺヤングソース焼きそばがメーカーによる商品回収で店頭から姿を消してしばらく経ちました。騒動の発端となった経緯からネットを中心に色々と話題となりました。商品回収の理由が理由だけに厳しい意見もありましたが、一方で根強いぺヤングファンの多さに感慨深いものがあります。というわけで、12月の半ば過ぎてやっと更新、バス雑誌の感想と題した「もう一丁いく~」「オーッス」(古すぎ)。奇数月の発売はバスマガこと『バスマガジン 68号』です。 巻頭の特集は「乗りバス・撮りバス必見!賢いバスウォッチング」。 今回バスマガジンが提唱する「乗りバス・撮りバス5か条」のもと、広島と札幌の路線バス事情や乗りバス記録等を紹介。フィールドワークの成果報告というような内容です。 撮りバスでは、短時間で効率よくバスを撮影できる有名ポイントでの成果を紹介しています。画像は広島編で紹介している「稲荷町」交差点で2009年10月に記録したもの。 なかなか読み応え・見応えがある内容ですので、他都市での続編展開も期待したいところです。 続いての特集は「来年3月末にてバス事業を終了!小松島市運輸部完全ガイド」。バスマガジンではおなじみとなった、事業を終了する市営バスのお名残紹介特集。前号の予告に掲載が無かったのが不思議です。沿線風景写真や在籍車両の紹介、これまでの歴史などをまとめています。 徳島200か311.PDG-LR234J2(10年車)。2012年8月に記録したものを再掲。 2012年8月に小生が小松島を訪れた際は、この年6月に発表した「小松島市運輸事業基本計画」に基づく路線再編前でした。この基本計画には、25年度中に市営バスを継続するかどうかを決定することが盛り込まれていました。路線再編の効果は薄く、結果的に「14年1月21日には、翌15年3月末をもって小松島市運輸部によるバス事業を終了し、徳島バスへ路線の移譲を行うこと 」となりました。 画像は小松島市営バス最後の新車となった、いすゞLRノンステップ車。 徳島22き203.U-MK117J(92年車)。 リヤ側画像だけで申し訳ないのですが、画像の車両は現在前面周りをMK218Jタイプに改造しているとのこと。なかなか手の込んだ改造ですが、年式的に徳島バスには引き継がれないものと推測。 このほか、全国のバス祭りの紹介や、埼玉県飯能市を舞台にしたアニメ「ヤマノススメ」の聖地巡礼記事、白黒ページに「とさでん交通」発足記事。そしてゴールの余韻ゼロでおなじみ「ローカル路線バス 乗り継ぎの旅」のリーダー太川陽介さんのインタビュー記事の掲載もあります。 バス会社潜入レポートはバスマガジン創刊以来の長期連載ですが、目次には最終回の文字。小生的に「バス会社潜入レポート」はバスマガジンの肝と思っているのですが、終わりとは。取り上げる事業者は小田急バスグループの「立川バス」。近年はイベントの開催やグッズ販売など、ファン向けのPRも熱心な事業者ということもあってか、主要な趣味誌にたて続けで取り上げられている印象。多摩モノレール開業で大打撃を受け、経営を揺るがす事態にもなりましたが、現在は「モノレールとの共存体制が確立されている 」とのこと。近年の施策などカラー写真をふんだんに掲載してまとめています。 社番:J778.QKG-LV234L3(13年車)。 立川バスの人気車両といえば2007年に運行を開始した「リラックマバス」。「現在では5台の車両が在籍しており、地域住民に親しまれるだけでなく、全国的にも人気を博す車両となっている 」とのこと。画像の車両はスカイブルー色基調のリラックマバス2号車。 社番:J770.QKG-LV234L3(12年車)。 キャラクターラッピングのバスはリラックマだけではありません。立川市公認なりそこねキャラクターという設定の「ウドラ」ラッピングバス。「ウドラ」の今後の人気が気になるところ。ちなみにこの車両のナンバー23を希望番号で取得していますが、かつて「聖☆おにいさん」ラッピング車だった頃の名残です。 社番:J961.PJ-MP35JK(07年車)。 近年の新車はノンステップ車をメインに導入していますが、時たまワンステップ車も導入しています。三菱ふそうMPのワンステップ車は曙営業所配置の長尺車と画像のK尺車が在籍しています。 社番:J916.KL-MP37JM(01年車)。 立川バスは富士ボディのいすゞLVツーステップ車が今なお現役で運行中ですが、交通バリアフリー法適合の低床車となると、このあたりの車両が古参格となるようです。中扉グライドスライド仕様の三菱ふそうMPノンステップ車。同型車のJ915は教習車に転用されたので、M尺のMPノンステップ車は1台のみ。 社番:H406.PK-HR7JPAC(05年車)。 希少車種のいすゞエルガJですが、瑞穂営業所配置車両は代替対象となっています。随分と早い代替ですが、いろいろと理由があるのでしょう。 社番:J360.KK-LR233J1(03年車)。 中型車はいすゞLRがメイン。 続いて連載をいくつか。「バス社会経済学」は今回で最終回。「終点までのバス散歩」も今回で最終回で、長野県の「高坪」を掲載。「1980年代 思い出のモノコックバスたち」もやはり最終回、富士重工業のR13型傾斜を愛用した事業者を紹介。「変わり種バスカタログ」も最終回で、厳密にはバスではない馬匹車とポンチョベースのH.I.S.旅行移動相談車を紹介。 この連載でやっと画像を持っている車両が取り上げられた感。白ナンバーですが、本誌にそのまま掲載されているので画像ナンバー修正はしていません。 事業者別におおむね1年の話題を振り返る「Things happened in a year」は、2012年刊行の56号以来、通算3度目の登場となる北海道中央バスの2012年11月~2014年9月まで約2年間の動きをまとめています。 「事業者間移籍車話題の広場」はいすゞエルガ・エルガミオ移籍車を取り上げています。これは続くのかな。今号は休載のおことわりはありませんが、「さようならエアロキング総力特集」はもちろん掲載なし。これは知らぬ間に終わっていたパターンになるのでしょうか。と、今号はおなじみの特集が吹っ飛ぶ最終回のオンパレードに困惑する内容となっています。 次号予告は「2015年、バスマガジンがパワーアップします!」と大仰しい煽り。パワーアップって、すき家じゃないんだから・・・。と、嘲笑気味に見ていましたが、なんと次号から編集・制作の担当が変わる模様。連載の最終回だらけの理由が判明!無念さ漂う編集後記が少々気になりますが、はたしてどのような内容に生まれ変わるのでしょうか。廃刊の危機を迎えるのか、それとも誤字脱字がない誌面へと成長するのか?とりあえず「事業者紹介連載」を全く無くす事は再考してほしいところです。あと東京の城南地域に偏りすぎる内容になることもノーサンキューです。 なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照したものになります。 PR |
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野球や乗り物の思い出など
ひっそりと更新の予定でしたが、 現在はバスがメイン。 覗いている方は少ない辺境ブログ。
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