熊本で見たバス２０１４－１５（熊本都市バス編その１）

２０１４年に記録した画像をメインに、多少２０１５年の画像も混ぜ込んだ「熊本で見たバス２０１４－１５」と題したバス画像のよせ集めシリーズ。
 今回は路線移譲にともない熊本市営バスから熊本都市バスへ転籍した、バラエティ豊かな車両編です。「熊本２２か」ナンバーの車両だけでも結構な分量となるので、画像を２回に分けて並べていきます。その１では、記録出来た８９～９２年車編です。なお、今回並べた画像の車両が既に代替されている可能性もあることをあらかじめお断りしておきます。
 
型式・年式は 「熊本市交通局・熊本都市バス在籍車両一覧表」『バスマガジン６５号』，（２０１４），講談社ビーシー/講談社 を参照しました。

  

熊本２２か２３１５．Ｐ－ＬＶ３１４Ｍ（８９年車）。
まずは最古参格となるＰ規制車のいすゞＬＶ。側面逆Ｔ字窓仕様の西工５８ＭＣボディのため、それほど古さを感じさせませんが、熊本市内一筋２７年目を迎えます。
熊本市営バス塗装で運行している都市バス車両は、動物看板を掲示していた正面部に、「都市バス」の看板を掲示しています。



熊本２２か２３２１．Ｐ－ＬＶ３１４Ｍ（８９年車）。
同じく８９年導入のいすゞＬＶですが、こちらは都市バス塗装に塗り替えられています。早い段階で熊本都市バスに転籍した車両は、古参車も塗り替えの対象となりました。

熊本２２か２４６１．Ｕ－ＭＰ２１８Ｍ（９０年車）。
熊本市交通局が９０年に導入した大型車は、三菱ふそうＭＰの標準尺車と日野ＨＴ短尺車。まずは市営バス塗装で残る三菱ふそうＭＰ。

 

熊本２２か２４９９．Ｕ－ＨＴ２ＭＬＡＡ（９０年車）。
こちらは都市バス塗装に塗り替えられた日野ＨＴ短尺車。
熊本都市バス発足後しばらくして、正面動物看板部分に「都市バス」の看板を掲示するようになりました。当初は塗り替えた車両も「都市バス」看板を掲示していましたが、２０１２年４月から市営バス塗装の車両のみに変更。２０１３年初め頃から看板枠の撤去が始まり、ご覧のようにスッキリとした車両を見かけるようになりました。



熊本２２か２６１７．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９１年車）。



熊本２２か２５９５．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９１年車）。
９１年導入の大型車は、ＵＡ標準尺車といすゞＬＶ短尺車。まずはＵＡ標準尺車。都市バス塗装に塗り替えられています。上下で車両が異なり失礼。

 

熊本２２か２６２１．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ（９１年車）。
こちらはいすゞＬＶ。都市バス塗装に塗り替えられています。

 

熊本２２か２７００．Ｕ－ＲＪ３ＨＧＡＡ（９２年車）。
９２年は大型車と中型車を導入。中型車は中扉折戸仕様で、狭隘路線の高平団地線向けに短尺車も導入していました。９２年導入の中型車は純正ボディの日野ＲＪで、うち２台が短尺車。熊本都市バス運行開始時に転籍していますが、都市バス塗装への塗り替えは行われませんでした。
 


熊本２２か２７０９．Ｕ－ＲＪ３ＨＪＡＡ（９２年車）。
こちらは９ｍサイズの中型車。既に都市バス塗装へ塗り替えられています。



熊本２２か２７１５．Ｕ－ＭＰ２１８Ｋ（９２年車）。
大型車は、三菱ふそうＭＰの短尺車と日野ＨＴ標準尺車を導入。三菱ふそうＭＰの短尺車



熊本２２か２７１９．Ｕ－ＨＴ２ＭＭＡＡ（９２年車）。
こちらは日野ＨＴ標準尺車で、１台が熊本市営バスに残っています。画像の車両は２０１３年度に都市バスに転籍していますが、前扉部に（小峯）と市営バス時代の所属営業所標記が残っています。