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JR高槻駅から南口・北口ともに高槻市営バスが市内くまなく走っているのではないか
と思うくらいの路線と本数が出ています。そんななかで1日数本しか走っていない路線
があります。それが今回乗車した樫田線といわれる路線です。

市営バス樫田線は、もとは京都府から編入された地域を走る、中畑回転場、杉生、二
料への3系統の総称。運行回数は日に2~3回と極めて少ない
。」1)路線図を見てもひ
ときわ長く、本数も少ない、しかも山間運賃を適用とマニア的に興味を惹かれるポイント
がたくさんあります。ということで乗ってみました。

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いすゞPJノンステでした。前後扉の高出力車を期待していたんですが残念。
路線は駅から北上し、かつて新興住宅地だったであろうやや古めかしい丘陵住宅地を
走っていきます。「地形でも人口集積でも市街地の境界にある上の口」2)を過ぎると車
窓に緑が目に付くようになります。割と本数のある原大橋から先はいよいよ山間運賃適
用となり、文字通りの右へ左へカーブする山間路線となります。沿線に採石場があるた
め道路は真っ白、普段はダンプなどが行き交うのでしょう。採石場を過ぎ、これまでの
手入れがあまりされていない林からがらりと変わると森林センター前。キャンプ場?でし
ょうか、紅葉狩りの行楽客が目に付きます。徐々に下り坂となり山を抜けると、樫田校前。
水田が広がり、山間路線を抜けてきたため隠れ里のような雰囲気です。ここから3方向に
路線がわかれます。トンネルを抜け左に大きく下がっていくと終点杉生、民家が数件固ま
った集落の一角に折返所がありました。覚悟はしましたが、降りるときに運転手さんから
も「何も無いで」といわれてしまうような所でした。

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なんとも中途半端な終点ですが、「もともと京都の亀岡まで延びていたものを短縮した
」3)ということで納得。地図で見るとすぐ先が亀岡市でした。市営バスとして維持す
るために末端部分を廃止したのでしょうが、このあたりだと亀岡のほうに行く流れがある
ような気もしないではありません。

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ただこういった路線も曜日に関係なく毎日運行しているのは、さすが市営バスだと思い
ます。本数的に、もはや削れそうなところが無い状況ではありますが、なんとか路線の
維持を願ってなりません。

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なお、1)2)3)の引用はすべて「バス事業者訪問 高槻市交通部」『バスラマインター
ナショナル』(2003),76号,ぽると出版、からとなります。

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男性
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野球や乗り物の思い出など
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現在はバスがメイン。

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