「僕たちの大好きなバス」

バスラマ・バスマガと感想を書き散らしていますので、今回は洋泉社から発売中の『僕
たちの大好きなバス』について思ったことなどを。もはやアクセス数ゼロも珍しくない
辺境のブログだからこそ出来るエントリです。

さてこの本ですが、某巨大掲示板でも書かれている通り、表紙がバスマガです。
突っ込んでほしいのか、間違えてほしいのか意図が分かりません。しかも目次を見ると、

・「７３０車」に乗って島の歴史と暮らしに触れる！
・去りゆく愛しの「なまず」
・富士重工５Ｅ大研究
・バス基本用語集　　　・・・etc

と、バスマガで取り上げられたような内容が多く、一見すると三推社お得意のバスマガ
記事総集編の別冊ベストカー？と勘違いします。というか小生はそう思っていました。

が、主要筆者を見てびっくり。ＢＪエディターズオールスターズです。ある意味これは「バ
スジャパン」の復活号です。あとは突き放したコメント多数の読書投稿があれば完璧です。
あくまで個人的推察ですが、バスマガの誤記・誤字・脱字・勘違い等々あまりのひどさに
業を煮やした重鎮方々による「修正版」という位置づけなのかもしれません。だからこそ
あえてバスマガそっくりの表紙にしたのかもしれません。ただし表紙の岩手県交通Ｃ○
Ｍについての記事はあっさりしたものという所がバスマガチックです。

掲載内容は、サブタイトルに「まだまだ現役！全国の昭和のバスたち」とあるように、リベ
ット付のバスだけでなく初期のスケルトンボディの車両にスポットをあてています。バスマ
ガでも読んだよなと思いながらも、安心して読める内容となっているところはさすが。８０
年代の都バスを振り返る記事など、都バスは「バスジャパン」創刊号のメインだっただけ
に格の違いを感じずにはいられません。バスマガがバス趣味の入口という方にぜひ読
んでほしいと思う一冊です。

ただ掲載車両が富士重寄りという気もしますが、これは「平成初頭」編があることのフリ
でしょうか。エアロスターＫやエアロバスＫなど新呉羽ボディ特集や機械式ＡＴ車など期
待しております。











せっかくなので５Ｅ画像。広島バス社番：８２６。ふそうの８５年式だったとは驚き。

思い切った減便だと思う

幕張本郷駅と海浜幕張駅を結ぶバス路線といえば、京成バスであることは間違いありま
せん。朝のラッシュ対策に連接バスを導入するくらいですから、かなり利用客の多い路線
といえます。数年前に経由が異なりますが、平和交通がこの路線に参入しました。そして、
２００７年には千葉シーサイドバスも参入し、長らく京成１社のみだった幕張本郷駅前は行
き先の同じ路線が３社で運行される状況となりました。特に千葉シーサイドバスは、これま
での東洋バスカラーの中型バスではなく、独自カラーの大型バスを導入したのですから
この路線にかける並々ならぬものを感じました。
しかし（というかやはりというか）、マリンスタジアムに出かけたときくらいしか見ていないので
断定できませんが、けして利用者が多いとは思えませんでした。

さて、先日所用で千葉に出かける機会があり（なかなか記録できなかった千葉シーサイドの
ＭＰを・・・などと寄り道していたところ）、バス停にはダイヤ改正のお知らせが。














なかなか思い切った改定です。
平日昼間は中途半端な運行をやめ、夕方を若干増便し終バスを繰り上げ。
土休日も昼休み？をしっかりとったダイヤに変更しています。接続を考慮したのか、発車
時間が１分早まる箇所もあり、なかなか凝った変更です。ただ川島某ではありませんが、
もう少しパターンダイヤ・・・という気も。ただ接続しているＪＲ・京成を考慮すると杓子定規
にパターンダイヤにしてしまうと、逆に利用者にとって改悪になる時間も起こりうるので、
難しいところです。

今回の改訂は、おそらく利用実態にあわせたものと思いますが、減便ということだけに新
規参入路線の難しさを感じます。イトーヨーカドーを経由するとはいえ、距離的にはそれ
ほどない駅と駅を結ぶだけでは限界があるようです。イトーヨーカドーは巨大な駐車場も
完備している所も原因でしょうか。
もっとも幕張駅から海浜幕張駅間が順調に推移しているだけに、余計そう思うのかもしれ
ません。











ということでＭＰ。今年の野球シーズンはマリンスタジアム増便専用になる気が・・・。

無事出版

バス南の大型を更新せねばと思っておりますが、しばらく自粛させていただきます。

さて、バスヲタ記事満載となっている拙ブログですが、当初は野球・鉄道・バスの３本柱
の予定でした。一応カテゴリはありますが、記事数が。ということで、久々の野球カテゴリ。

小生はＢＢＭ社やフアン手帳を経て「日本スポーツ出版社」発行のプロ野球選手名鑑を
メインとしてきました。この名鑑はバッティングピッチャーなど裏方さんの背番号は勿論、
チーム退団者（コーチ含）が掲載されているなど、球場などで重宝します。
個人的には、審判員や各局解説者までコメントがあることがポイントです。倉さんなんか
もきちんとコメント入りで紹介ですから、他の選手名鑑にはもう変えられません。

そんな選手名鑑でしたが、「日本スポーツ出版社」の経営状況が思わしくなく、２００７年版
が最期になりそうな状況でした。ところが、２００８年版が内容そのままに出版社を変えて
発刊されました。これには驚き、廣済堂出版には心から「有難う」と言いたい所です。
ネットマネー３月号増刊となんだか分からない体裁ですが（このあたりの出版事情がよく
分かりません）、いやはや今年も出て助かりました。












せっかくなので手元にある２００１年からのものをバックに（２０世紀のものは実家）。表紙
までスタイルを変えないところがすごい・・・。

ところで、倉さんがチバテレビの解説者から外れていることが判明。

ユニフォームが変など糞チームな感があるロッテ。これで倉さん抜きになったらどうなるん
でしょう・・・。いよいよ本格的に猫ファン？

バスラマ１０６号

毎月恒例となっているバス雑誌感想。ほとんどアクセスが無い拙ブログだからこそ出来
るのかもしれません。偶数月はバスラマです。
斜字となっている部分は、「バスラマインターナショナル Ｎｏ．１０６」から引用です。

バス事業者訪問は「沖縄バス」。今号は１社のみと小生予想は外れましたが、１社でお
腹一杯な内容となっています。沖縄本島４事業者で唯一経営破綻せず「一貫して堅実
なバス事業を続けてきた沖縄バス」だからこそ語れる、沖縄のバスを取り巻く経営環境
の厳しさ、乗合事業の４社統合の頓挫について等は必見です。
車両ガイドも基本的にふそうのみですが、貸切車にサンシャインデッカーが健在とは驚
き。乗合車も自社発注あり、移籍車ありと様々。移籍車の元事業者は明らかにされてい
ないところも、マニア心をくすぐります。といっても「赤いモケットのシートが残っていたり」
とかで大体分かってしまうのが悲しいところ。











川中島だけでなく沖縄バスにも移籍していたとは、ＭＫ１１７Ｊ。
※画像の車両が移籍していたとは限りません。あくまでも同型車ということで。

また、東陽バスの７３０車ＲＥもいよいよ・・・といった状況であることも分かりました。
沖縄にも行っておかないとと思いました←今更・・・。

「よ」のＡＡ

ＡＡを見たら報告するシリーズ。











よ８２．横浜近辺のノンステはＭＰ時代から短尺で導入していましたので、ＡＡでも踏襲。
この画像からだと前扉後の側面窓の大きさから、多摩と比べて短い事が分かります。