鹿児島市内で見たバス２０１６（南国交通編）

７月に記録したバス画像のよせ集め「鹿児島市内で見たバス２０１６」シリーズ。
今回は記録できた南国交通の車両をまとめて並べていきます。

なお、型式・年式は「南国交通 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル９４号』（２００６），ぽると出版 を参照しました。

 

鹿児島２２き７４０．Ｕ－ＨＵ３ＫＭＡＡ改（９４年車）。
南国交通の大型一般乗合車は、中扉４枚折戸＋全引違側面窓＋エアサスを標準仕様としています。まずは今回記録出来た南国交通の古参登録番号車両だったＵ規制車の日野ＨＵ。

 

鹿児島２２き８６２．ＫＣ－ＬＶ２８０Ｎ（９６年車）。
この頃の南国交通は、一般乗合車に日野・いすゞ車を導入していました。こちらはＫＣ規制車となったキュービックボディのいすゞＬＶ。いすゞＬＶは翌年から西工ボディで導入したため、Ｕ規制の古参車代替によりキュービックボディは着実に台数を減らしている感。

 

鹿児島２２き９６５．ＫＣ－ＬＶ２８０Ｎ（９７年車）。
その西工９６ＭＣボディで導入したいすゞＬＶがこちら。９７年はこのほか、一般乗合車に三菱ふそうＭＰも登場し、大きな変化となった年となりました。



鹿児島２２き１０２５．ＫＣ－ＨＵ３ＫＭＣＡ（９９年車）。
見たところ新しめの車両が系統番号付方向幕を取り付けている模様。どのあたりの車
両まで交換していくのか気になるところです。


 
鹿児島２００か１５３．ＫＬ－ＨＵ２ＰＭＥＡ（０１年車）。
南国交通に１台のみ在籍する日野ブルーリボンシティ。交通バリアフリー法施行前の導入のため、これまで同様のツーステップ車です。南国交通は翌年以降、ローカル部の古参車代替を進めるため一般乗合車の新車は中・小型車中心にシフト。大型車は移籍車による代替となりました。 



鹿児島２００か６７２．
南国交通の中型車はローカル部を中心に在籍していますが、少数ながら鹿児島市内路線の担当車両も在籍しています。リヤ側からの画像だけですが、いすゞＬＲワンステップ車。中型車も立派なハイバックシートを装備するあたりがさすが南国交通です。



鹿児島２００か７６８．



鹿児島２００か７６９．
しばらく新車導入が無かった大型乗合車ですが、２００７年以降継続的な導入を再開。中扉４枚折戸仕様にハイバックシートという内装は変わらぬワンステップ車を導入。日野ＫＶのワンステップ車で、上下で車両が異なり失礼します。側面の「Ｎ．Ｋ．Ｋ」ロゴは大型ワンステップ車導入時から「Ｎａｎｇｏｋｕ Ｋｏｔｓｕ」に変更となっています。



鹿児島２００か７７３．
日野車と並行していすゞ車を導入するのは、これまで同様。ＰＫＧ規制車のいすゞＬＶワンステップ車で、冷房は日野車と異なりメーカー標準のサーモキングを搭載しています。

 

鹿児島２００か１０９１．
手ごろな車両があれば、移籍車も導入するというスタンスな南国交通。画像の三菱ふそうＭＰワンステップ車は、高槻市営バスからの移籍車。移籍車は「Ｎ．Ｋ．Ｋ」ロゴを継続採用しています。



鹿児島２００か１２４８．
１０穴ホイールとなったＬＫＧ規制車のいすゞＬＶワンステップ車。運転席側の側面窓中央２枚がメーカー標準の固定窓となっています。冷房はデンソーに変更しています。



鹿児島２００か１６８９．
このあたりの導入車から、中扉が引戸仕様に変更となりました。いすゞＬＶワンステップ車。



鹿児島２００か１６９１．
同時期導入の日野ＫＶワンステップ車。



鹿児島２００か１７８６．
ワンステップ車製造中止により、南国交通に大型ノンステップ車が登場。画像の日野ＫＶのほか、いすゞＬＶ、さらに三菱ふそうＭＰのノンステップ車も登場しています。

＜鹿児島空港連絡バス＞


鹿児島２００か１３３４．
鹿児島市中心部から鹿児島空港への空港連絡バスは南国交通と鹿児島交通の２社による運行。両事業者とも空港連絡バスにはコンスタントに新車を導入しています。
まずは日野セレガの空港連絡バス専用車。新型セレガの特徴だったＪピラーは空港連絡バス専用車にもこのあたりの導入まで採用していました。また、屋根上冷房機器部の「ＡＩＲＰＯＲＴ ＳＨＵＴＴＬＥ Ｎ．Ｋ．Ｋ」表記は一時期のみの採用でした。



鹿児島２００か１５７１．
こちらはいすゞガーラの空港連絡バス専用車。

＜城山観光ホテル送迎シャトルバス＞



鹿児島２００か１２１．
南国交通は西郷終焉の地としても知られる城山にある城山観光ホテルの送迎シャトルバスを運行しています。送迎シャトルバスはもともと営業ナンバーによるホテル直営で運行していましたが、いつのまにか南国交通が車両ごと運行を引き継いだ模様。
記録出来た送迎シャトルバス専用車は画像の三菱ふそうＭＫのみ。後部に荷物用の扉を増設し、ホテル送迎に特化した造りとなっています。