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開催前はジカ熱や準備不足などで開催が危ぶまれるような報道もあったリオオリンピック。プールが緑色になったり、いろいろあったようですがマリオも出てきて無事終了。日本は史上最多のメダルを獲得し、感動したなどの報道一色になるんだから面白いものです。いよいよ4年後は東京での開催!競技場もまだ出来ていませんがね。というわけで、月末恒例のバス雑誌の感想という名の、突貫工事。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル157号』です。

今号のバスラマは特集と銘打ったものはなく、バラエティに富んだレポート・トピックス記事と事業者訪問がメインとなっています。そこで、小生的に気になった&手持ち画像を並べられそうないくつかの記事を紹介していきます。

まずは、「いすゞエルガミオ 各地で運行開始」。誌面では「新型エルガミオの市販第1陣 」となる一畑バスのほか、山交バスと立川バスに登場した中から3台を紹介しています。
   
H390 H390

社番:H390.SKG-LR290J2(16年車)。2016年8月に記録。
立川バスは2台導入し、上水と拝島の営業所にそれぞれに1台ずつ配置。
誌面では上水営業所の車両を掲載していますが、小生の手持ち画像は拝島営業所の車両。導入事例がまだまだ限られる新型エルガミオですが、小生居住エリアから比較的近く、運用路線が決まっていることもあり珍しく早い段階で画像を記録することが出来ました。

つづいては、「プリンセスラインのBYD電気バス、ただいま元気で稼働中」。プリンセスラインこと京都急行バスが2015年から運行している中国BYD製電気バスK9の約1年間の使用状況を紹介しています。電気バスはディーゼル車と比べると燃料コストに大幅な差があるようですが、「電気バスの稼働には走行距離と電池残量、充電のタイミングを考えた運用が必要 」とのこと。運行路線が短距離の3系統のみという京都急行バスだからこそ、電気バスを問題無く使いこなしているのかもしれません。

3006 

京都200か3006.K9(15年車)。2015年3月に記録したものを再掲。
手持ち画像を並べておきますが、誌面掲載写真から現在は側面窓ガラス部に「電気で運行」などのPRが貼られています。

レポート記事ではこのほか、西鉄バスが福岡市内で連接バスの試行運行を開始した話題や、東武バスウエストが川越市内で運行している「小江戸名所めぐりバス」にオリジナルスタイルの中型バスを導入した話題などを掲載しています。




事業者訪問は初登場となる「広島バス」。広島バスの沿革や現況をまとめるほか、利用者減を食い止めた近年の3施策、「値下げによる需要喚起 」・「バス接近情報システムの整備 」・「運転と接客サービスの向上 」について紹介しています。車両や整備に関しての項目もあり、これまで富士5Eが最近まで現役だったことくらいしか分からなかった広島バスについて、深く知ることが出来る事業者訪問記事となっています。惜しむらくはマツダの工場内輸送について全く記述がないことですが、デリケートな契約仕事ですから仕方ないのかもしれません。
 
ここからはいつも通り小生手持ちの広島バス画像を並べていきます。今回のエントリ作成にあわせて、今年8月に記録したものです。小生は広島へ、事業者訪問の感想めいたものを書くためだけに出かけている感。



社番:165.U-UA440LAN(95年車)。
広島バスは「伝統的に日産ディーゼル(現UDトラックス)と三菱ふそうが多く 」、富士重工ボディを愛用してきた事業者です。側面全引違窓に中扉4枚折戸と「多くの独自仕様が盛り込まれていた 」頃の主力的存在だったUAツーステップ車。「最近では車両の定期整備に合わせてワックスがけも行って、経年車でも綺麗で清潔な状態の維持に努めています 」とのこと。



社番:521.QKG-MP35FM(12年車)。
三菱ふそう車の一般乗合車は富士重工ボディの架装中止後、新車導入台数は減る一方。UDのバス販売事業撤退を契機に持ち直し、11年以降は毎年コンスタントに導入しています。画像は12年導入のワンステップ車。中扉は4枚折戸から引戸が標準となりました。



社番:536.QKG-MP35FM(14年車)。
ツーステップ車に比較した収容力の使い勝手から、2000年以降の新車は2015年までワンステップ車が選ばれている 」ため、フロントマスクをモデルチェンジしたMPも当初はワンステップ車で導入しています。

 

社番:180.QPG-LV234N3(14年車)。
近年の広島バスの車両で大きな動きといえるのが、「UDトラックスがバス事業から撤退後、2014年からいすゞの採用 」。画像の車両がいすゞ車導入の初号車で、社番はUD車の区分だったところの続番号となっています。

 

社番:187.QDG-LV290N1(16年車)。
いすゞ車の導入は続いており、現行モデルのエルガは16年から登場。中扉下部の小窓は三菱ふそう車ともども廃止となりました。



社番:747.KC-MP717M(00年車)。
2003年頃以降は新車に加え主に首都圏、一部は関西からの移籍車で近代化を加速している 」広島バス。画像の車両は阪急バスからの三菱ふそうMP移籍車。ワンステップ車ですが車椅子スロープを装備していないことから一般塗装となっている模様。長らく富士重工ボディを愛用してきたため、一般塗装の西工96MCボディはレアな存在です。



社番:603.KC-UA460LSN改(99年車)。
かつて在籍した都営バス移籍車に代わり、現在広島バスの移籍車でまとまった台数在籍しているのが新京成バスからのUAワンステップ車。



社番:618.KL-UA452KAN改(04年車)。
新車がノンステップ車の導入に変わったことも影響したのか、ノンステップ車の移籍車も登場しています。西工ボディのUAノンステップ車は西武バスからの移籍車。

1106.JPG









1106.2008年6月に記録したものを再掲。
掲載の在籍車両一覧から、広島バスの一般乗合車は大型車のみと判明。鈴商線用に在籍していた画像の中型乗合車は引退したようです。
 


社番:2011.PJ-MS86JP(06年車)。
広島市内と広島空港を結ぶリムジンバスは「広島バスなど県内事業者5社による共同運行。カラーリングも同じものを採用 」しています。画像の車両は直結冷房+3本トランクと、いかにもリムジンバスという仕様の三菱ふそうMS。モデルチェンジ前のエアロバスのリムジンバス専用車はこの車両のみとなっています。



社番:1565.QRG-MS96VP(12年車)。
貸切バスは10年以上新車導入のない状況でしたが、2010年以降は画像の三菱ふそうエアロクィーンをはじめ、いすゞガーラなどを導入しています。
貸切バス事業は「依然として厳しい状況 」ながら、新運賃制度の導入により「単価が上がった分、売上げが確保できる 」ようにはなっているとのこと。 

広島バスの画像は今回並べたものも含め、あらためて「広島市内で見たバス2016」シリーズで更新する予定です。 

連載は、「新 バスドライバーのひとりごと」と海外記事となっています。
 
次号予告ですが、特集は「いま日本の観光バスが面白い!」、バス事業者訪問が「東濃鉄道」、「バスの安全管理」、「西鉄の連接バス」、「最新バス機器・用品ガイド」、「各地のバスイベント」、ほかとのこと。広島に出かけたんだから東濃鉄道にも手持ち画像を確保しに行かないとなぁ・・・。
 
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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