鹿児島市内で見たバス２０１６（鹿児島交通編その１）

７月に記録したバス画像のよせ集め「鹿児島市内で見たバス２０１６」シリーズ。

いわさきグループでは今年の３月にバス事業の再編を行い、いわさきバスネットワークのバス事業は鹿児島交通に引き継がれました。いわさきグループのバス事業は十年の間に分離・合併を繰り返しており、意図がいまいちよく分かりません。借金するために結婚・離婚を繰り返している人をなぜか思い出したのは内緒。今回の鹿児島交通編その１は記録できた鹿児島交通生え抜き※の車両をまとめて並べていきます。

なお、型式・年式は「いわさきグループ・バス事業 所有車両一覧」『バスマガジン５３号』（２０１２），講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
※ここでの生え抜きの定義は、型式・年式を参照した『バスマガジン５３号』掲載の所有車両一覧の時点を基にしています。



鹿児島２２き６９４．Ｕ－ＬＶ７７１Ｒ（９４年車）。
まずは観光ボディの車両から、富士７ＨＤボディのいすゞＬＶ。いすゞ車ですが、ヘッドライト周りはＵＤ車と同じものを装着しています。塗装はいわさきグループの焼酎メーカー白露酒造のＰＲデザインとなっています。指宿いわさきホテルと霧島いわさきホテルを鹿児島空港・鹿児島中央駅を経由して結ぶ「メモリーライン」の運用に入っていました。



鹿児島２２き９３２．ＫＣ－ＵＡ４６０ＬＡＮ（９７年車）。
中扉４枚折戸で富士７ＥボディのＵＡツーステップ車。長らく行先表示は方向幕オンリーだったいわさきグループですが、数年前から行先表示のＬＥＤ化を開始。画像の車両のように、既存車両のＬＥＤ改造も行われています。



鹿児島２００か８３．ＫＣ－ＵＡ４６０ＬＡＮ（００年車）。
同じく富士７ＥボディのＵＡツーステップ車。カラフルな色のやしの木をちりばめた塗装デザインが、鹿児島交通の標準塗装です。



鹿児島２００か８９．ＫＣ－ＭＰ７１７Ｍ（００年車）。
三菱ふそうＭＰツーステップ車。こちらも行先表示のＬＥＤ改造が行われています。

鹿児島２００か５７８．Ｕ－ＵＡ４４０ＬＳＮ（９５年車）。
２０００年代に入ると一般乗合車は移籍車導入による代替となり、現在は古参の移籍車を移籍車で置き換えている状況。富士７ＥボディのＵＡツーステップ車は西武バスからの移籍車。



鹿児島２００か７５０．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９５年車）。



鹿児島２００か８００．Ｕ－ＬＶ３２４Ｋ改（９５年車）。
国際興業バスからは、かなりまとまった台数の移籍車を導入。Ｕ規制車のＫ尺ショートオ
ーバーハング仕様のキュービックはよく見かける存在です。 
 


鹿児島２００か９４４．ＫＣ－ＭＰ６３７Ｋ改（９６年車）。
東京都交通局から久々の国内移籍事例となった三菱ふそうＭＰのＭＢＥＣＳ車。当時の東京と交通局のバスは基本解体のみの売却でしたが、ＭＢＥＣＳがＮＯｘ・ＰＭ法適合車ということから国内移籍となった模様。
 


鹿児島２００か１０６９．ＫＣ－ＪＰ２５０ＮＴＮ（９６年車）。
富士ボディのＪＰワンステップ車は京王電鉄バスグループからの移籍車。正面方向幕は京王時代と変わらず、系統幕部が残っているものと、画像のように標準的なサイズに取り替えられた車両が在籍しています。 
 


鹿児島２００か１２４６．
ここからはバスマガジン特集後に登場した移籍車になります。いすゞ純正キュービックボディで中扉４枚折戸仕様のＬＶツーステップ車。 
 


鹿児島２００か１４７２．
こちらは富士ボディのＵＡツーステップ車で、西武バスからの移籍車。



鹿児島２００か１５９３．
後面からの画像のみで失礼しますが、特徴的な角型屋根上通風機器形状の配置から神奈川中央交通からの三菱ふそうＭＰ移籍車。



鹿児島２００か１７３５．
時代の流れというべきか、がいわさきグループにも大型ノンステップバスが移籍車で登場。西武バスからＵＡフルフラットノンステップバスをまとまった台数導入しましたが、よりによってこれを今さらという感じ。まずは富士新７ＥボディのＵＡ。



鹿児島２００か１７３６．
西工ボディのフルフラットも移籍しています。フルフラットノンステップバスはＡＴのトラブルが原因で移籍事例が極端に限られる状況。壊れたら早々に代替するというスタンスなのでしょうか。



鹿児島２００か１７３８．
またもリヤ側からの画像のみで失礼しますが、フルフラットではないいすゞＬＶノンステップバス。こちらは西武バスからの移籍車では無いようですが、この画像だけでは詳細分からず。