熊本で見たバス（熊本バス編その１）

熊本で見たバス画像のよせ集め。今回の熊本へ行った目的は、熊本市交通局からの路
線移管に絡み、急増した移籍車を見たかったからという、マニアにしか理解できない理由
からでした。
『僕たちの大好きなあのバスたち』にもあるように、熊本では京浜急行バスからの移籍車が
ワンステップ車ということもあって一大勢力を築き、これに各社それぞれバラエティに富ん
だ移籍車が在籍しているという状況にあるといえます。今回はそんな熊本県内で活躍する
熊本バスの２００４年ごろまでに導入された移籍車を並べていきます。

熊本バスは旧社名を熊延鉄道といい、かつて南熊本から甲佐を経由して砥用までを結ぶ
鉄道を運行していました。鉄道廃止後現社名に改称し、旧鉄道線の沿線を中心に矢部・馬
見原といった山間部への路線を運行しています。近年では熊本市交通局からの路線移管
を受け、江津団地線などの運行を開始しています。車両は以前から移籍車の導入を行って
いますが、この移籍車がマニアックと言うかなんというか、非常に個性的なものが在籍して
います。











熊本２２か３２３８．
熊本バスでは少数派の前後扉車は長崎バスからの移籍車。長崎バスは移籍車供給側事
業者の老舗的存在。かつては遠く離れた箱根登山鉄道にも移籍事例が見られました。

熊本２００か２２９．
中扉４枚折戸に逆Ｔ窓な５８ＭＣは北九州市交通局からの移籍車。またマニアックな事業者
からという感。











熊本２００か２８９．





















熊本２００か３１１．
全引窓に中扉折戸のエアロスターＭは名鉄から。自動車ＮＯｘ・ＰＭ法の関係で名鉄からの
移籍車はグループ会社を中心に移籍事例を見かける機会も多くなりましたが、この頃の車
両は乗り潰していた気が・・・。





















熊本２００か３８２．
熊本バスにおける京急移籍車の第一陣、エアロスターＫワンステ。
エアロスターＫワンステと少数派を導入しているところが熊本バスらしさ。