沖縄で見たバス２０１０（那覇バス編その３）

２月に沖縄本島へ出かけた際に見たバス画像よせ集め「沖縄で見たバス２０１０」。バス
マガジンの「バス顔今昔物語」には文句を言うものの、ブログの更新内容はほぼ同様と
いうところに説得力がありません。
ということで今回の更新は那覇バス市内線の乗合車両画像よせ集め、その１で取り上げ
た沖縄２００か５００より前に登録された車両を並べていきます。

なお、型式・年式は「那覇バス車両一覧」『バスラマインターナショナル８６号』（２００４），
ぽると出版を参照しました。

＜自社発注車＞










沖縄２２き１４４．Ｐ－ＬＶ３１４Ｌ改（８９年車）。





















沖縄２２き２３９．Ｐ－ＬＶ３１４Ｌ改（９０年車）。
まずは那覇交通時代に導入した自社発注車から。８８年から導入を開始したキュービック、
市内線には中扉４枚折戸仕様で登場。ボディ再生が進められており、那覇交通時代の帯
塗装を無理矢理隠した状態の車両も少なくなりつつあるようです。また、参考資料のリスト
からＮ尺も一部路線用に導入していたようですが、記録地点の関係もあり見ることは出来
ませんでした。











沖縄２２き２４３．Ｐ－ＬＶ３１４Ｌ改（９０年車）。
ちなみにボディ再生前の車両。リヤ窓周りのくぼんだ所が黒く塗られているのが、見分け
方でしょうか。サビも目に付き、だいぶお疲れな感じです。





















沖縄２２き４５１．Ｕ－ＬＶ３２４Ｌ改（９３年車）。
 那覇交通のキュービックといえば、乗合車では珍しい大型前面ガラス仕様を導入。市内
線でも活躍しています。ちなみに年式の関係かボディ再生はまだ行われていません。那
覇交通ロゴやストライプの上から白色のラッピング素材で貼っただけと、近くで見ると元の
ラインが分かる状態。リヤからの画像で右上がり３本ライン隠しとして上貼りされているこ
とがお分かりいただけるかと。

＜移籍車＞




















沖縄２００か２２１．Ｐ－ＬＶ３１４Ｋ改（８９年車）。
那覇交通も御多聞にもれず７３０車代替のため、移籍車導入を開始。
中扉が引戸のキュービック、リヤの幅広な行先表示機から川崎鶴見臨港バスからの移籍
車と分かります。





















沖縄２００か２４３．Ｐ－ＬＶ３１４Ｌ改（８７年車）。
移籍車で富士５Ｅボディも導入。画像は小田急バスからの富士５Ｅ移籍車で、まとまった
台数が市内線で活躍していました。懸案事項だった７３０車の代替が完了し、現在はこの
あたりの初期導入移籍車代替が進んでいます。２００８年ＧＷ時には国際通りを歩けば、
まだまだ富士５Ｅボディの活躍を見ることが出来ましたが、２０１０年は那覇空港のスカイ
マークランプバスを除けばこの１台のみでした。











沖縄２００か２７０．Ｕ－ＬＶ３１４Ｌ改（９０年車）。
那覇交通時代に導入した京浜急行からの移籍車。まさかこの後大量に導入することにな
ろうとは・・・。





















沖縄２００か３３４．
ここから那覇バスとなってから導入した移籍車。那覇バスでは残った７３０車を代替すべく、
まとまった台数の移籍車を導入。この頃導入した東武バスからＨＴ３扉。同時期には大阪
市営バスも導入したようですが、使用路線が違うのかタイミングなのか見られず。





















沖縄２００か３９８．
都営バスからは富士７ＥボディのＬＶ移籍車も導入。ライト周りがボディと同色です。





















沖縄２００か４０９．
ＨＴに続いて東武バスからは富士７ＥボディのＬＶも導入。市内線には前中扉車を中心に配
置しています。